アワノメイガの食害を防ぐため収穫を秋に遅らせたとうもろこし、糖度が高く生食ができる品種を作った後、雑草が生えているので「はねくり備中」をつかって天地返しを行った。
はねくり備中とは大正から昭和の中頃、トラクターや耕運機等の機械が登場するまで田畑を耕起する為に使われた道具。
これは、友人宅の倉庫の片隅にあったものを貰ってきたもの。
フォーク状の刃を後ろの下駄状のものに足を入れテコの原理で土を起す道具で30cm位刺さって起こせるので天地返しするのには具合が良い。
途中で下駄の部分が外れてしまったがこうゆうローテクの道具は自分で簡単に直せるのがよろしい。
3m×10mを耕起してみた。
この後寒気にさらして春の種まきまで待とう。