尾張、三河地方の一部に伝承されている警固祭りが今年は、当地区で行われました。
馬の背に御幣や表具(ダシ)を乗せ、その後から100名ほどの火縄銃を持った人々と棒隊が続き、町内を練り歩きながら所々で発砲するという勇壮な祭りです。
当市内では地区ごとに3年毎に行われ今年は当地区で行われたものです。
昨年、他地区で大きな事故があり今年は保存会の人々は準備に大変だったことと思います。
氏子総代としても神社内の清掃や本殿、神楽殿なのど準備などで前日から抜かりがないよう進めてきましたが、当日は朝から好天に恵まれ祭り日和。
早朝から各地で火縄銃の発砲の音が聞こえます。キナコ(我が家のミニチュアダックス)は大きな音が聞こえるたびに部屋の中を怯えてウロウロしていたそうな。
隊列の発砲のタイミングで妻がコンデジで撮ってくれましたが、20mmでは遠すぎました。
神社への入場ですが、これまでに地区内の2つの神社を廻り、火縄銃を担いで凡そ15km以上歩いてきたのでさすがに足取り重し。
境内では棒の手や巫女さんの奉納が終れば祭りもお終い。
長い一日でしたが何事もなく終えることができ、本当に良かったです。