団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

”やっとかめ”の朝帰り

2017-08-21 | 天体写真

名古屋弁では久し振りのことを「やっとかめ」という。

6月19日に茶臼山面の木に行って以来遠征ができなく腐っていましたが、やっとかめに新月期に入ってきた先週19日の土曜日、予報はあまり良くなかったのですが

ダメ元で面の木へ行ってきました。土曜日ということもあり、そして何より皆さん星欲に飢えていたのでしょう。いつもの駐車場着いてみると多くの車で賑わって

います。久し振りに会うYさんも所属してる天文愛好会のお仲間と観望会とのこと。

遠くの稲光が光って雲もある空の中、ゲリラ豪雨を心配しながらの準備開始でした。廻りが薄暗くなり北極星を雲間に確認しながら慎重に極軸合わせ。とにかく暫

く振りなので一つ一つ確認しながら時間が掛かります、更にポタ赤も持って行ったので同時にセッティング。準備が終る頃にはすっかり辺りは暗くなっていまし

た。準備は終えてたものの雲が拡がってきてしまいなかなかスタートできません。暫くして天頂の雲が切れたので白鳥座サドル付近に鏡筒を向けてスタートしたの

ですが直ぐに雲が流れてきてしまいます。今度は南に南斗六星も見えてきたのでポタ赤にIR改造済みのKISSx3を15mmの広角で向けてみます。Sky memo Sに使

っている専用微動雲台が極軸を合わせた後グッと締めようとすると微妙に動いてしまいキッチリ合わせるのが大変。

3脚は今まで使っていたSLIKカーボンに代えてverbonの大型アルミ三脚にしたのが正解だったようで安定性は十分。しかし次から次へと雲が流れてきてしまってい

コンポジット用の多数画像は撮れなかったので1ショットのいて座方向の天の川。

スカイメモS、Canon kissX3、iso1600 60秒 Tamron SP15-30mm 

21時頃まではそこそこ良かった天気も予報通り段々雲も増えてきてしまい、22時頃にはもう諦めて帰ろうと思っていたのですが気象衛星ひまわりの赤外画像をみる

と西から雲も流れてきているが雲も無くなるような感じもあったので雲間を探しながら鏡筒の方向を変えたりしてそのまま撮影継続。

晴てくれ!祈りが通じたのか深夜1時を過ぎた頃から雲は流れてくるもののカシオペアがはっきりと見え天の川も白いベールがかかったように薄く美しく見えてきま

した。その後は雲も切れて薄明開始まで星降る面の木でした。

もう3時近くになると東の空からオリオンの特徴的な3ツ星が昇ってくる季節になっており暑いといっても空はもう秋の空ですね。

いくつかの対象を撮ったのですがどれだけのショットが使えるか不安ですが画像処理を終え次第アップしてみようと思っています。

こうゆう空を待っていたんだよなあ。

 

コメント (4)
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