残り少ない人生のライフワークとして1年半ほど 前から始めた天体写真撮影。始める前のポタ赤時代からみても3年余り、満足できる写真は数えるほどしか撮れていない。
赤道儀を使っての直焦点撮影はなかなかハードルが高く奥が深い趣味と言える。ほぼ月に一度の新月期でしかも天気も良くないと駄目ということでおのずから経験値も上がってこな
い。
腕が悪く上手く撮れないのを機材のせいにし次から次へと色んなものを買い込んで行ってしまう沼に入り込んでしまうと大変。
といいながら買ってしまった天体写真専用カメラ「Nikon D810A」だ。カメラ遍歴の最終機種だろう。
Nikon H.Pより画像拝借しました
このカメラが出たことによりそれまで天体写真のカテゴリーではcanonの独壇場だったけれどNikonの起死回生になる商品になるのではないか。ちょっと値段が高すぎるのがネック
か。
去年出た時、欲しいなあ、高くて買えないなあと諦め,エントリークラスのNikonとCanonの改造モデル(いや腕から行けばそれでも充分だけれど)を引き続き使っていたけれどHα線を
それまでの4倍取り込みながら普通の撮影もOKらしいということで諦めず、時々価格comなんかを眺めていた。この所だいぶ値もこなれてきたけれど、もうあと一歩という所でヤフオク
に出ているのを発見。清水の舞台から飛び降りる気持ちでポチッとしてしまった。
天体用なんて今買っておかないとかなりニッチなマーケットだろうから、いつ発売中止となるかもしれないし、と自分に言い訳しながら。
世の中のベテランは冷却CCDカメラを使っておられるけれどそれは又別世界の話←もう10年若かったら挑戦していたかも?
持っている機材をドナドナしながら欠けた懐を補充中。
本当は鏡筒をまず最初に買い替えるべきで順序が逆だったかもしれない。使っている鏡筒は接眼部が弱く天頂に向けた時重いカメラを使うと緩んでしまう恐れがある。
で、届いたので早速撮ってみた。
作例
D300s
D810A
作例2
D300s
D810A
改造カメラ特有の赤カブリもなくこれなら全く普段使いもできる。
画角がフルサイズとAPS-Cで違うけれど810Aの方はやはり赤みが強い。水仙の白も少しピンクが混じるが良い色だ。
ホワイトバランスはオート。いずれも撮って出し画像。