11日の夜は朝まで雲も来ない予報だったので新月期のラストチャンスとばかり茶臼山面の木ビジターセンター駐車場へ。平日にもかかわらず車が10台くらい集結。
この日はここが初めてというTさんや師匠のNさんも来られた。とにかく風も強く寒さは真冬並みで辛かったけれど雲も流れず朝まで晴れ。
最近どうもアライメントが上手くいかなかったが今日はあらかじめ家で動かしてみて確認しておいた。途中、一度鏡筒があらぬ方向へ動いたことがあったがホームポジションへ戻してス
イッチoffで再度onして動かしてみると大丈夫。8cm鏡筒もレデューサーを付けて336mm相当なので導入もスムースに行うことができ撮影開始。
狙う主目的はアンタレスだが昇って来るのは26時過ぎなのでそれまで別の天体を狙ってみた。
最初は去りゆく冬の空に輝くバラ星雲を撮った後、初めて狙うふたご座にあるクラゲ星雲。
近くのモンキー星雲は前に撮っているがこちらのクラゲは超新星爆発の残骸ということだがかなり淡い天体らしい。ということは長時間かけて撮る必要があったのだが・・・
撮ってみるとどうみてもクラゲには見えない。他の方の画像を拝見するとちゃんとクラゲがいる。
この差は何だ。これは結局、撮影機材の差ではなく撮影テクニックと画像処理,特に画像処理の技量の違いなんだな。
5分10枚をコンポジットしステライメージとフォトショップを使いNさんから送ってもらった処理方法を参考にやってみたのだがやればやるほどドツボに嵌まってしまい変な色合いになって
しまった。失敗例 クラゲの足の部分が出ていないし星も青い。結局元画像のクオリティが低ければ処理ではごまかせないようだ
精進しなければ。