団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

夜空に咲くバラの花

2015-02-22 | 天体写真

新月期に入り一日中天気も良かった先日、旭高原に行ってきました。この日、少し前までスタッドレスが必要だった道も雪も消えて大丈夫。

明るいうちに着いて赤道儀を組立、暗くなる前に配線などをしておき車内で夕食を食べ終わる頃には北の空に輝く北極星が見えてきました。

そうこうしているうちに車も2、3台と駐車場に入ってきます。皆さん「星の狩人」です。

極軸をしっかり合わせ赤道儀のスイッチを入れアライメント開始。東の空高く一際明るいシリウスを入れようとハンドコントローラーのボタンを押すと望遠鏡はあらぬ方向を向いて

いきます。おっとまたやってしまった。経度、緯度を逆に入れてしまったようだ、改めて入れ直してボタンを押すと今度はシリウスに向けて動いていきます。カメラのライブビューで見

ると画面の隅の方に入っているのでコントローラーで中心に入れた後、2つ目のアライメントをアルデバランで指定すると天頂近くにある星に動いていくので同じ要領で中心に入

れた後、最後にポーラーアライメントを行えばほぼ極軸は合ったことになります。ここまでの手順は師匠Nさんに教えて貰いようやく一人で出来るようになりました。やってみればそ

んなに難しくはないけれど知識ゼロからのスタートだと一人ではとても難しい作業です。オートガイダーさえ使えば自動的に導入もでき、誰にでも簡単に星の直焦点撮影ができる

ようにメーカーのホームページにはあるのですそんな簡単なものでもありません。機器の取扱い説明書ひとつつとっても初心者には判らないことだらけです。中には取説さえないも

のもある。自分の場合は親切に教えてくれる人がいたのでここまで辿りつくことが出来たのですが(それでもまだ道半ば)何度か放り投げたくなる時がありました・・・・・ホント。

そして買わなければならならないものがいっぱいある。いまでも毎日のように部品が届いてくるし、もう新しい鏡筒が欲しくなってきています。完全に沼に足を突っ込んでしまった。

トホホ。どこまで入り込んでいくのか今は先が見えない。趣味の道具というのは、夢中になればなるほど、好きになればなるほど、より良いモノを追い求めてしまいます。

PHDでキャリブレーションを終えた後は撮影開始。 

もう少し季節が進むと見えなくなるオリオン座方面に望遠鏡を向けオートガイドのテスト。ついこの間テストした時は大丈夫だったガイドが思わしくない。色々パラメータを変

えたりしたけれど改善しない。何でだろう?バランスが悪いのかな??

それでもバラ星雲を撮ってみようと5分の露出で撮影開始。まあこれ位なら自分的にはOKかな。

ベテルギウスの近くにあるNGC2237~のバラ星雲。目では見えないけれど改造カメラで写すとはっきりと判る。

 

EQ6pro赤道儀、CAPRI-80ED×0.6レデューサー 336mm LPR-Nフィルター使用 Nikon D5000(改) ISO800 300秒×6枚コンポジット ダークフラットなし

ステライメージ→Photoshop ccで画像処理 トリミング

コメント
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