年末まで仮住まいしていた瀬戸市に行く用事があり、そのついでに「窯垣の小径」を歩いてきました。前に行った時は時間もなくゆっくりと見学できなかったのですが今回は時間もたっぷり。平日だったこともあり静かな散歩ができました。
かつては瀬戸物生産の中心地として栄えた洞町の歴史は古く平安時代までさかのぼることができるとのこと。鎌倉・室町時代には中国の影響を強く受けた「古瀬戸」、安土桃山時代から江戸前期にかけては「志野」「織部」に代表される茶陶、江戸後期からは実用的な生活食器が作られたとあります。
街道に沿った形に細い小径が通っておりギャラリーや資料館などがあります。
3RAWからphotomatixでHDR化するとカラーともモノクロともつかない変な色合いになってしまったけれどこれはこれでと。
ニレの大木。
この木の枝は粘りがあるので昔天秤棒に活用したらしい。職人さんがこの天秤を担いで陶器を乗せて職人さんが往来したのが「窯垣の小径」