鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(2/18)

2015-02-18 08:30:00 | 日記
 魚は死後硬直が解ける直前(完全硬直時)で旨みが最高に達します。硬直中の魚は解硬(硬直が解けること)が始まるまでに調理が出来れば、美味しく食べられます。鮮度の良い状態では、刺身は勿論、加熱されても美味しいものです。
 解硬直前の魚肉にはイノシン酸が沢山含まれます。しかし、時間の経過とともにイノシン酸は分解酵素によりアミノ酸へと分解されていきます。さらに分解が進むと、アミノ酸を構成する窒素成分からアンモニアが生成されます。この時点は分解ではなく、腐敗の段階です。
 自分で調理する魚は、一番おいしい時点の前段階で買い、イノシン酸が多い時点で食べます。この段階の魚を普通の鮮魚販売所で見つけるのは簡単ではありませんが、見つけたら、すぐ買い、慌てて家に帰ります。この時点の魚は、切れば断面から虹が立ちます。
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鮎釣人の日々(2/17)

2015-02-17 08:30:00 | 日記
 本や雑誌を次々捨てていきます。昔ならば、本は財産であったかも知れませんが、今は電子データ化してあれば、紙を手元に置く必要はありません。我家の大半の紙ごみは、家内が何の役にも立てないまま溜め込んだ料理や暮らしに関する本です。
 今の世の中、料理のレシピはネットを検索すればいくらでもあります。特定の人のレシピにとらわれず、多くの人のレシピを参考にできます。
 不要と思える本は処分することです。引っ越しの度に、読みもしない本をギッシリ詰めた重たいダンボールを持ち運べるのは、体力のある内です。老体になって本を詰めた段ボールを抱えたりすると、階段を踏み外したり、腰を痛めたり、ろくなことは起こりません。その内、物欲を持たない年齢になると、溜め込んだ不要品が快適な生活を妨げていたことに気が付きます。後の祭りです。
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鮎釣人の日々(2/16)

2015-02-16 08:30:00 | 日記
 高齢になって、自分のことだけを案じて済む人はまだ幸せです。年金暮らしでありながら、障害のある家族を背負った人がいます。フリーターの子供を抱えた人もいます。
 その人達は、自分が倒れた後のことをどう考えているのでしょう。その人達のことを思うと、気持ちが塞ぎます。きっと、出来るだけ考えないようしているのでしょう。慎ましくお暮らしのことでしょう。
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鮎釣人の日々(2/15)

2015-02-15 08:30:00 | 日記
 稼ぎが無いのに無駄遣いのし放題で、貯えの減り様が気になります。夫婦とも生涯元気であれば、サービス付高齢者住宅等への入居を意識する必要はありません。それにかかる経費を気にする必要はありません。今を楽しく快適に暮らせばいいのです。
 しかし、その健康がいつまで維持されるか予測が出来ません。介護が必要になる前にサドンデスになれば良いのですが、その保証もありません。
 そのため、住みにくい家を快適な住宅に建て替える決断がつきません。貯えを使い果たし、介護の必要が生じた時、その家が相応な金額で売れればいいのですが、売る時の家は二束三文の値段です。先を案じることによって、年寄りは楽しく快適な暮らしもせず、資産を貯えたまま亡くなるのです。
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鮎釣人の日々(2/14)

2015-02-14 08:30:00 | 日記
 無口な男は、その道一筋の能力があれば、その面では評価されますが、その道から外れると、ただの無口な男でしかありません。 男が齢を取って、楽しく生きていく手段は、どんな場所でも上手にこなせるお喋りか、世の中に必要とされる特殊技術です。言うは易しいですが、今更身に付けるのは難しい能力です。
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鮎釣人の日々(2/13)

2015-02-13 08:30:00 | 日記
 テレビの料理番組に料理研究家や料理人が出演します。見ていて楽しいのはにこやかな料理研究家です。出演者の人柄にもよるのでしょうが、その人の言葉には優しさがあります。笑顔があります。彼は料理研究家であり、料理プロデューサーです。
 一方、料理人であり、老舗料亭の店主も出演します。彼は料理人としての実績はあるのですが、タレント性がありません。厨房で鍛えられた半生が顔に滲み出ています。両者の違いは、それぞれが育った環境から来ている様に感じています。
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鮎釣人の日々(2/12)

2015-02-12 08:30:00 | 日記
 無職のシニアには、毎日暇を持て余す辛さがあります。まともな精神状態ならストレスを感じます。何かややこし事があってのストレスではありません。何もないことへのストレスです。
 このストレスを克服するのには、新しい世界に踏み入る勇気が要ります。自ら何かを始めないと、何も始まらないのです。生まれてこのかた味わったことのないストレスへの参加です。自ら楽しめるようになるまで、ストレスに挑む勇気が要ります。
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鮎釣人の日々(2/11)

2015-02-11 08:30:00 | 日記
 ゴロゴロしていて腰が痛くなります。必ず同じ場所が痛みます。物心がついてこのかた、体の使い方はどちらか一方向に偏っています。作業をする時、物を書くとき、車を運転する時、調理をする時、全て利き腕を中心に姿勢が決まります。何十年もの間、同じ姿勢です。
 背骨や腰骨はそれに対応して歪んできます。筋肉が弱まって、神経が痛みだすのは歪により負担の掛かったところです。今更、遅いかもしれませんが、利き手、利き脚の反対側を使うようにします。
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鮎釣人の日々(2/10)

2015-02-10 08:30:00 | 日記
 日常、何かを感じ取って文章を書く。これが私のブログです。日誌ではないので、文章の結(落ち)びには自分なりのまとめを入れます。結びを何にするかが決まっていれば、話をその方向に持って行きます。どんな落ちを使うか思いつかない時、何を書くべきか悩みます。
 何かを見て、何かを思う感性が衰えてきたのです。テレビの中、本の中、街の中、自然の中に身を置いてみると、少しは何かを思うことが出来ます。
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鮎釣人の日々(2/9)

2015-02-09 08:30:00 | 日記
 ガソリンや灯油の値段が安くなりました。灯油は昨年同時期の6割程度、ガソリンは8割程度の値段です。喜ぶ者、嘆く者、悲喜こもごもの様相です。生産経費の内、燃料費の占める割合が大きいハウス農家やハウス養鰻業者、イカ釣り漁業者、底びき網漁業者、遠洋・沖合漁業者等は、にんまりとほくそ笑みます。
 正直、この喜びを消費者には知られたくありません。たまには順風が吹いても良いじゃないかと思います。しかし、実態が分かって来るにつれ、何処彼処から逆風が吹き始めます。
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