ほとんどすべての生物は核のある細胞で生命体を形成しているが、植物も動物もその
次元では同じレベルの存在だとも言えます。植物は動物などのような消化器官を持たない
から光を使い水を酸素と水素に分解し、不要な酸素は排出し、水素をエネルギーにして
空気中の二酸化炭素をいろいろな糖分に化学変化させて栄養にしています。形態は違い
ますが、究極の生命活動は動物や虫などと同じということですね。
分かりやすく表現すると、どうやらその光の必要量(自動車の燃費のようなもの)が
植物によって異なるということです。人間でも男女差や年齢差、体格差により食べる量
と運動量、能力に差が生じますが、それと同じようだと言えるでしょう。
太陽光は弱い時季で一日当たり30,000~50,000ルクス、強い時季には100,000ルクス位に
なり、沖縄では120,000ルクスにもなります。日本は季節変化と地形から北海道と九州で
は相当な違いが出ますね。ただ、温暖化による気温の上昇は光量とは切り離して考え
ないと間違えます。光量が多いと温度が上がるのは当然ですが、逆が必ずしも当てはまる
わけではないからです。
参考までに野菜にも強光作物と弱光作物があり中間もあります。
強光作物は夏物野菜全般(スイカ、サトイモ、トウモロコシ、ナス、大根、人参、
サツマイモ、カボチャ、タマネギなど)、中間がキュウリ、トマト、ネギ、ピーマン、
セロリ、カリフラワーなど多くのもの、弱光作物がキャベツ、レタス、インゲン、
白菜、みつばなどがあります。ネギ、レタス、サトイモ、アスパラガスなどのように
日照不足にある程度耐えられる作物もありますが、真夏をはずして育ちたがるものは
遮光などの配慮が必要なのはそのせいですね。
例えばスイカや里芋は80,000ルクス位が限界上限でそれ以上光が射しても光合成は
しないばかりか身を守るため光呼吸という別処理で二酸化炭素の処理を始めてしまい
エネルギーをロスするだけになるそうです。またアントシアニンが合成され赤っぽく
なったり青みがかったりする場合も過剰な太陽光から光合成機能を持つ組織を守るため
日焼けしていると考えられますので何で太陽光過多な状態になっているのかを分析して
対処する必要が出てきます。こうなるともうパズルですがね。^^ 単純には根の障害
で光合成促進物質のサイトカイニンが作られていない、水のやり過ぎで窒素成分が余計
に供給されている、単純に太陽光が強すぎるなどから追及していくのが良さそうです。
写真と記事は直接的にはリンクしていません。悪しからず。
Yahooはベネチアン家庭菜園? です。
次元では同じレベルの存在だとも言えます。植物は動物などのような消化器官を持たない
から光を使い水を酸素と水素に分解し、不要な酸素は排出し、水素をエネルギーにして
空気中の二酸化炭素をいろいろな糖分に化学変化させて栄養にしています。形態は違い
ますが、究極の生命活動は動物や虫などと同じということですね。
分かりやすく表現すると、どうやらその光の必要量(自動車の燃費のようなもの)が
植物によって異なるということです。人間でも男女差や年齢差、体格差により食べる量
と運動量、能力に差が生じますが、それと同じようだと言えるでしょう。
太陽光は弱い時季で一日当たり30,000~50,000ルクス、強い時季には100,000ルクス位に
なり、沖縄では120,000ルクスにもなります。日本は季節変化と地形から北海道と九州で
は相当な違いが出ますね。ただ、温暖化による気温の上昇は光量とは切り離して考え
ないと間違えます。光量が多いと温度が上がるのは当然ですが、逆が必ずしも当てはまる
わけではないからです。
参考までに野菜にも強光作物と弱光作物があり中間もあります。
強光作物は夏物野菜全般(スイカ、サトイモ、トウモロコシ、ナス、大根、人参、
サツマイモ、カボチャ、タマネギなど)、中間がキュウリ、トマト、ネギ、ピーマン、
セロリ、カリフラワーなど多くのもの、弱光作物がキャベツ、レタス、インゲン、
白菜、みつばなどがあります。ネギ、レタス、サトイモ、アスパラガスなどのように
日照不足にある程度耐えられる作物もありますが、真夏をはずして育ちたがるものは
遮光などの配慮が必要なのはそのせいですね。
例えばスイカや里芋は80,000ルクス位が限界上限でそれ以上光が射しても光合成は
しないばかりか身を守るため光呼吸という別処理で二酸化炭素の処理を始めてしまい
エネルギーをロスするだけになるそうです。またアントシアニンが合成され赤っぽく
なったり青みがかったりする場合も過剰な太陽光から光合成機能を持つ組織を守るため
日焼けしていると考えられますので何で太陽光過多な状態になっているのかを分析して
対処する必要が出てきます。こうなるともうパズルですがね。^^ 単純には根の障害
で光合成促進物質のサイトカイニンが作られていない、水のやり過ぎで窒素成分が余計
に供給されている、単純に太陽光が強すぎるなどから追及していくのが良さそうです。
写真と記事は直接的にはリンクしていません。悪しからず。
Yahooはベネチアン家庭菜園? です。
作物の光飽和点を知ることはとても参考になります。
しかもその作物が以外にも光を必要としていなかったり、
ほんとにほんとかな~って思ってしまうものもありますよね。
なかなか、思ったように、コントロールできないのが
自然かもしれませんが、そこは、長年の
勘でカバーされるのでしょうね
分かっているものだけで比べてもなんでだろうと
思いますね。例えば同じウリ科でスイカが80,000
ルクスというのにキュウリは55,000ルクスだとか。
まだまだ勉強不足ですし、感覚的に80,000ルクス
と55,000ルクスの差を圃場で管理できるかと
問われると無理かも・・・です。^^
いるのですが、最初は経験値の集積でできてきている
のだと思います、あとから光量解析とかできるようになっ
てなるほど・・・となったんじゃないでしょうかね。
農家のベテランさんはもちろん勘が働くのでしょうが
素人や若い人は数値がないと無理かもです。^^
強光作物と弱光作物 興味深く読ませていただきました
昨年度の区民農園は日あたりが非常に悪くて
弱光状態の時間が長かったです
トウモロコシ 春のダイコン はほとんど育たなくて
全滅でした
野菜もデジタルカメラのようにISO感度を簡単に
上げることが出来ればうまく育つことになりますね
デジタル野菜の開発が望まれますね
光りにはいつもスタジオで悩まされています
興味深く拝読させていただきましたが、これは難しい!!
路地ではその年の気象条件も影響してくるから実証は難しいなぁ。
最後は経験則が頼りかな・・・
地球上で植物が隆盛だった頃はゴミとして酸素が大量に放出され、そのゴミを必要とする動物が出てきたと読んだことかあります。
人間が隆盛している現在は二酸化炭素がゴミになってますと。
うん、わかった(^^)・・・・ホントカ?
難しい言葉は頭に残ってないけど、ガマさんが言いたいことはざっくりと(^^;)
野菜にも人と同じようにそれぞれ個性があって光の量の好みもあるってことだよね。
これまた人間社会と同じで、集団ではそれぞれが好き勝手なことできない。ある程度合わせてもらわないとね。
個々に光量の調整なんてできないですから~
ですね。でも、アントシアニンを使って遮光できる
のだから逆もあるかもですね。
そのうち光量計を片手に畑を歩き回る百姓が増える
かもですね。
酸素はそもそも劇物扱いなんですよね。
太陽光となると例の黒点の増減が直接植物の
成長に影響するのがわかりますね。それで農事
気象予測でも太陽黒点の動向は非常に大切
な要素になっているんです。
植物の作型はそこから決められるということなんですね。
こちらからは遮光くらいしか対応ができないけど、作型
を守っていればうまく育つというのはそこから来ているん
ですね。昔はまるで無視でひどい育て方をしていたもの
です。^^