堆造サイロを新設しました。前回まではパーティクルボードの廃材で囲いを作っていましたが、やはりあれは腐りが早い。今回は田んぼの水止め、畦用のプラスティックボードを使いました。鉄管で支柱にしようかと思いましたが、腐り止め処置をした杭棒を買ってきてビスで畦板を固定しました。畦板は一枚高さ40cm、幅は120cmです。それを3枚縦に重ねました。つまり120cmX120cmX120cm、約1.7立法メートルのサイロとなりました。
材料はまず稲藁。落ち葉は放射能汚染が凝縮されているようなので使用自粛。検査で基準値以下が証明された稲藁をおコメを契約している農家から無料で譲ってもらいました。稲藁は刈り取った長いままでそのまま乾燥させているものとコンバインで収穫時に粉砕したものの両方をもらいました。粉砕藁を堆造サイロに入れます、稲藁は来年の夏野菜栽培時に使います。買うと結構高いんです。今回は一抱えほどの束で13束ほどもらってきましたが、HCだと5,000円くらいします。粉砕藁は売ってはいませんが、販売されている稲藁を短く刻んだとすると100キロくらいですから10,000円分くらいですかねぇ。しかも回収する田んぼは団地の直ぐ下。爺様が犬の散歩の時に親しくなった農家からおコメを年間契約したんです。もう14年買い続けています。あっちの方で束ねてあるのがもらった藁です。えっ、見えない?
ズームでアップします。^^ 頂戴って言ってあったので粉砕しないで長いまま残しておいてくれました。勝手に持ていけというわけですが、こんなには要りません。全部束ねると50束以上です。そんなに使いませんから。^^
筑波山の麓で酪農を営む農家の牛糞置き場です。いくらでも持っていけということなんですがこんなにあるんです。しかも下の写真に写っているようにこれの倍ある。大型ダンプでも30台分くらいはある。
反対側にもたくさん。こちらはまだ熟成前で牛のお尻の穴から落ちたものを集めた状態。したがって尿と混ざっているのでアンモニア臭がすごい。これはいただけません。ところでこちらの農家の奥様がまだ35歳くらいでびっくりするような美人。まだ小さいお嬢様がいるのでもらいに行くたびにうちの可愛い系文具をお土産に持っていってあげるので、もらいに来てくれるのを楽しみにしてくれているほど。今回も一番良く出来て完熟になっている堆肥の場所を教えてくれてそこから持っていくように案内してくれました。前回は旦那様がわざわざ同じように教えてくれました。おかげでフカフカの堆肥を30袋、約300キロほどいただいてきました。買ったら大変。HCで10,000円くらい分です。ガマのウィッシュがウンチまみれです。^^
ビニールハウスの中に一時保管。左奥粉砕稲藁10袋、白い袋は美人奥様の牛糞30袋、手前いろいろな袋は同じく乗馬クラブで今朝いただいてきた馬糞約30袋200キロ、とりあえずこれらを堆造サイロに混ぜ込みます。漁カスを混ぜると発酵が進むというので買ってくる予定。これだけあれば1.7立方メートルを満たしてくれますかねぇ。
堆肥はそもそも土壌の(ドジョウではない。^^)の中にたくさんのバクテリアを漉き込む効果を求めて使うもの。肥料成分も様々なミネラルが含まれるので効果はあるが、本質的には肥料ではない。バクテリアによって作り出される様々な酵素成分が重要なのと、土壌がバクテリアの働きによって団粒化される効果が大きい。団粒化された土壌は水分と空気を適度に含み、いわゆるフカフカの土になる。当然野菜は元気になる。つまり野菜が美味しくなる。ガマめは化成肥料や液体肥料を有る程度使うが、基本的には肥料より植物にいい環境を与える効果を高める栽培を心がけている。収量よりも安全で美味しい野菜を求めてこそ家庭菜園。 美味しい野菜のために大汗かきました。
なんと気温は・・・・これ一応日陰で測定しました。気象庁の発表って控えめに過ぎると思いませんか?
Yahooは今朝の朝焼けです。