HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

From ロードストーン

2010年12月02日 | FoZZtone
FoZZtoneのオーダーメイドアルバムの1000枚限定は一日で完売。
そして急遽、追加販売決定。

1000枚っていう数はふつうのCDの売り上げでいうなら
少ないだろうけれど、この1枚1枚がどれだけの重みと
価値をもっているかっていうのは、フォズのファンなら
ずっしり感じていると思う。

おそらく、注文したひとりひとりにとっての
一生の宝物になるのは確かだ。

この1000枚に詰まった音楽への愛は
今どきの流行のちゃらちゃらした音楽の何十万枚セールスとか
ミリオンとかよりずっと深く、そして決して裏切らない。

この1枚分がそのちゃらちゃらした音楽の何十万枚にも対抗できると
私は思っているし、むしろ勝っていると思っている。

「ロードストーン」を最初に聞いたのはおそらくロードストーンツアーが
始まったときに行った京都でだったかもしれない。


渡曾さんは以前ブログを書いていたんだけれど
それを突然終了した。それはとっても残念だったけれど
彼が音楽だけとしっかり向き合いたいと思ったのは
その後の彼らのライブから伝わってきた。

この「ロードストーン」を作ったときはかなり苦しい時期だったと
彼は言っていた。

彼らのこれからの進む道。
彼らが大海に放り込まれた船のように私はそのとき感じてた。

とても小さな船なんだけれど
装備はそろっている。
かなりの腕前の舵取りもいて
でも、どこへたどり着くかまだわかんない。

ただ、どこかに必ず自分たちの求めている島が
あるはずだと、信じて果てしない荒海を
航海していくんだと

そんな決意を当時感じていた。


私はそんな状況下でドラムのコッシーが抜けて
さらなる苦難に満ちた航海になってきたように
感じた。

しかしながら、このオーダーメイドアルバムの
発表がされたときに、彼らは今ではその航海を
その冒険をむしろ楽しんでいて、自分たちの手で
新しい世界をつかみとってやるという
生命力を感じたし、先日のライブや
オーダーメイド用のレコーディング風景や
ライブ映像を見て、さらにそれを
確信した。


NEW WORLDは確かにある。

彼らの進む道は決して平らな世界ではなくて
アップダウンの激しい世界だろうけれど

彼らなら絶対に負けないだろう。
どんな苦境にも。

そしてFoZZtone号がよりよい方向へ進んで行くように
その帆に風を送るのが、私たちファンの役目であり
その風こそライブを体験したとき、あるいは
音源を聞いたときに自然と出てしまう笑顔なんだと
思う。

笑顔ってsmileって英語で書くけれど

実はsmileには運や機会が開けるっていう意味もあるし
そのスペルの中にはmileという海里を表す語もある。

だから、本当に帆を動かす風になるかもしれない。



コメント
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