HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Terra69 後編

2007年12月27日 | TOKYO DROP
今年を締めくくるのに最高のライブでした。
昨日のTokyo Dropのライブは。

真田さんが何度も「地球を揺らせ」と言ってましたが、このイベントのタイトルはまさに地球ロックですよね。

何から書いていいのかわかりませんが、久しぶりにクアトロで、着いてそうそうチケットを受け取るところでセカンドラインの今富さんを見て、いきなりの遭遇で結局挨拶もできず・・・・・でも、ちらっと見ただけでも素敵な方でした。

さて、ディズニーランドのような(笑)蛍光のワッカ(笑)を戴いて、その色がその日の私のカラーのブルーとマッチするブルーでうれしくなりました。

そんなのどうでもいいですよね。

会場に入ると「あ~これがクアトロだ~」って思いました。MUSEのライブの時を思い出しました。あのステージに白いグランドピアノを置いて、赤いバラの花びらを投げまくったあのステージだ~って。

そのステージで大好きなTOKYO DROPが見れるなんて、なんかすごくうれしくてワクワクしました。このステージでやると何か奇跡が起こるような気がして・・・・・


そして、彼らのステージが始まりました。

セットリストは

アイスクリーム
タイムマシン
ナナ
東京
彼女のショコラ
心臓のインベーダー
空に風、声は羽根

楽園

東京と彼女のショコラあたりはちょっと怪しいですが、順番が。
東京っていう曲もあっているか怪しいですが・・・何せ聴いたのが2度目なので。

忘れっぽい年齢に入っているので許してください。


とにかく今回泣きそうになったのは「雷」を聴けたことでしょう。これが聴けるなら弟子たちを無理にでも連れてきたのに~。後でいうと弟子Aはくやしがってました。行ったらよかったと・・・・・

すごくロックな曲でこの曲はきっと男性ファンをかなり引き付けると思います。特にミッシェルガン系バースディ系お好きな方。でも、それよりもっと広いファン層をつかめる曲です。

オープニングの「アイスクリーム」も思い出深い曲のひとつです。セカンドラインのクリスマスイベントでやってくれた2年前を思い出します。冬なのにアイスクリームです。その歌詞の深さ、冬が浸みる言葉とメロディの透明さ。冷たいはずなのに温かいその歌が、白く今年も心に降り注いできました。心はその歌で浄化されました。ありがとう

「タイムマシン」は何度聴いても私をハイにします。すごく高揚してきます。なぜだかわかりませんが、とにかく大好きです。

「ナナ」はもう欠かせない曲となりましたね。会場がひとつになる曲。人と人が繋がる曲です。

「東京」はいろんな思いがこもっている曲なんだろうな~って思います。

東京には2つの価値観が存在していると私は思っていて、それをある小説を最近読んで改めて再認識しました。

それは見えるものと見えないもの。形のあるものとないもの。それのどちらを選ぶかという価値観。

その小説の作家は「形のないもの」を選ぶと言い、私も東京での思い出は形のないものが残ってます。

その空気感、風、空、ビルの谷間の朝、夜のネオンの下を歩く不安な自分・・・・・

私が音楽を好きなのは・・・・・・目に見えないもの、形のないもの、つかめないものだからなのかもしれません。


TOKYO DROPの「東京」を聴きながら、そんなことを思いました。きっと真田さんも東京の空気感というか、そういうものを住むことで感じられてきて、その中でいろんな曲をまた生み出されているんでしょうね。


「彼女のショコラ」相変わらずおもしろい曲です。♪見えない明日をショコラショコラって食べちゃえ(ちょっと歌詞混乱してますが)♪というあたり、ほんと感動してしまいます。どうやったらこういう流れの言葉つなぎになるのか。「溶ける」っという言葉も印象的で、これがいろんな言葉に繋がって言葉を膨らませていくんですよね。すごいな~って思います。

なんかこれ辛いことがあったときにチョコレート食べながら口ずさみそうです。


「心臓のインベーダー」聴けば聴くほどいい曲ですね。これも聴いていて体が熱を帯びてきます。

「空に風、声は羽根」これは彼らのライブには欠かせない曲という感じです。でも、最近聴いてなかったので、聴けてすごくよかったです。

♪ベイビーここが君のいるべき場所です♪っていうときに正式加入した薮内さんにその言葉を送った真田さんになんかジ~ンときました。

そうです。ついに4人目のメンバーが決まりました。正式にギタリストの薮内さんが加入されました。

そういえばセカンドラインでのライブの時に帰り際に薮内さんに握手してもらったときにためらっていた彼を思い出しました。自分はメンバーじゃないのにいいんですか・・・って。今思えばなんか感じたんですね。私にはあなたが4人目になるってことが。だから握手してもらえてうれしかったです。ありがとう。ちょっとワイルドですが、そういうところがTOKYO DROPにいい意味でのエッセンスを加えてくれるんでしょうね。

「楽園」で締めくくられたライブ。
この曲はきっと私にとってはJET KELLYそしてTOKYO DROPとしっかり出会うための重要な曲でした。この曲の歌詞の「手を伸ばし36度探した」というフレーズ。これでノックダウンでしたから。こんな人いるんだろうか?こんなすごい言葉を歌にしていける人が・・・・・って。「カーテンで白い朝隠した」っていうところもすごくリアルでそのとおりで、でも言葉にはなかなかできないんです。その描写力に完敗でした。

この曲はライブで4人のギタリストで聴くことができました。やっぱり初代の葉山さんは最高でしたが、それぞれの味があって、そんないろんな味の「楽園」が聴けたことを幸せに思います。

でも、これからは薮内さんの「楽園」のギターを大事にそして、どんどん曲に溶けあっていくギターを弾いていってほしいと願います。どうか、TOKYO DROPになくてはならないギタリストさんになってくださいね。


そして、この日のライブの勢いそのまま、それ以上に来年は多くの人の心を揺らしてください。

We are TOKYO DROP!って


終わりの終わりに

演奏の音量を静めて

会場と「ららら」で

「楽園」を歌ったひととき



あの心に触れる思いが伝わるひととき



生涯忘れないでしょう。



あなたたちは最高です。


ありがとうTOKYO DROP。

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Terra69 前編

2007年12月27日 | TOKYO DROP
昨日は有休をとり(といってもこれは実は職場の関係でこのあたりにまとめて取るように指示されるわけです、実際のところ)、今年最後の大阪でのTOKYO DROPのライブがあるということで心斎橋クラブクアトロへ行ってきました。

Hippogriffが主催するイベント『Terra69』というイベントで、オープニングアクトのchaqq、FREENOTE、TOKYODROP、そしてHippogriffというラインナップでした。

まず、こんなこと言っていいのかわかりませんが

イベントになぜにオープニングアクトがいるの?

っていうのがあります。


それがなかったら、もっと早く終われるのに~って


私は大阪からかなり離れた場所に住んでいるために終電との戦いが毎回イベントライブのたびに起こります。せめて10時にはすべて終わってほしい。

昨日も10時の時点で最後のイベントのトリのHippoの前半が終わったところ。でまだ後半おそらく30分ぐらいあったでしょう。しかし、それを見ることなく、後ろ髪を引かれる思いで会場を出た私です。

これって悲しくありません?


同じチケット代で見たいバンドが見れなくて、見たくないバンドを無理に見せられる・・・・・ってこれはちょっときつい言い方ですね。すいません。


まあ、オープニングアクトのchaqqは初めて聴いたし、曲調はとても聴きやすいバンドだと思います。FM802のイベントにも参加されるそうですし、それなりの評価があるバンドさんなんでしょうね。


でも、昨日のライブに関して言わせてもらえば、ギターボーカルさんとリズム隊が溶け合ってない!バラバラ。

すいません。私は確かに昨日は体調がいいとは決して言えませんでした。それゆえに余計そう感じたのかもしれません。

ベースさんのずれ具合がすごく気になるし、ドラムさんのシンバルの叩き方がすごく気になりました。まるで火事のときの「カンカンカン」という音のように聞こえてくる音に悩まされました・・・・・・倒れそうになりました。とにかく、ドラムもベースもギターもボーカルも全部別々の場所に存在しているかのように単独で耳に入ってくるんです。


溶け合ってないんです。少なくても私の中では。

久しぶりでした。溶け合ってないバンドサウンドを聴いたのは。

あと、激しいバンドなのかと思ったら、ふつうなところが「どっちかにしてくれい~」って感じもありました。私は激しいパンク系も好きだし、歌もの系のバンドも好きですが、そのどっちつかずは困ります・・・・・乗りそこなうというのか。



もしchaqqのファンの方やメンバーさんが見られたら、ごめんなさい。


それは私の体調不良のためにそう聞こえたのかもしれません。

今回だけでchaqqさんをこうだと決めつけることだけはしませんので、また次回に期待したいと思ってます。


さて、オープニングアクトの後に登場したのがFREENOTE。
確か、ロッキンオンジャパンで目にしたことがある気がする名前だったのでどんな感じなのかな~って興味がありました。名前からジャズの香りがするのかな~って思ったり。

ボーカルさんが女性ですごくキュートで雰囲気のある素敵な方でした。グリーンのTシャツというラフなスタイルで、歌の感じもある意味、初めて感はありませんでした。でも、歌はうまいし、とにかくボーカルさんに引き込まれます。キーボードも弾かれるし、いろいろ才能のある方なんだな~って思いました。

「あおいくま」が印象に残ってます。

実際のところ、私の中では彼女が素敵だっただけにこのジャンルにいるのはもったいないな~って思いました。この感じのバンドは結構今の日本にはたくさんいると思うからです。その一つ上というか超えた何かがないとメジャーで旋風を巻き起こすことはできないだろうな~って。

でも、惜しいな。申し訳ないけれど、私は心のスクリーンで勝手に彼女を映して彼女を別人に仕立ててました。そう、髪の毛は真っ黒。化粧はエヴァネッセンス風。服装はシド・ヴィシャス風。ってな具合で。彼女をハードロック系のバンドのボーカルにしたら、すごいだろうな~って。めちゃくちゃかっこいい女性ボーカルが日本にも誕生するのにな~って。

まあ、妄想はここまで(笑)

この次に登場はTOKYO DROP。

彼らについては後編で書きますので、

先に主催者のHippogriffについて書きます。

最初彼らの曲は初めて聴くと思ってたら、ずっと前に買ったセカンドラインのオムニバスアルバム『HELLO!!』の1曲目が彼らの曲だったのを思い出した。あの彼らか・・・・・・

でも、すっかり記憶から抜けていたので改めて真っ白な気持ちで聞く体制に。

そして始まる。



・・・・・・・・確かにかっこいい。
・・・・・・・・だが、どこかアジカン
・・・・・・・・・ときどき、ゴーイングアンダーグラウンド

その印象は真っ白な気持ちにふんわり出てきた素直なものなので怒らないでくださいね。私はアジカンもゴーイングも好きですから。最近ぜんぜん聴いてなかったから久しぶりに思い出したかんじでした。


アジカンと思ったのはちょっとアジカン独特の名詞で言葉を閉じるというのか、韻を踏むというのかが似ていたからかもしれません。ゴーイングと思ったのはちょっと切ない感じというかキュンとする感じというのが似ていたからかもしれません。

でも、演奏力とかボーカル力は素晴らしかったです。特に私はギターさんばかり観ておりました。なんかこの人の音運び、私の大げさにいえばDNAに記憶がある・・・・ってそんなことありませんが、好きでした。ゆえに家に帰ってからもらったリーフレット見て名前を確認。へえ~竹内さんっていうのか~って思いながら、なぜか久々に『HELLO!!』を聴こうかな~って聴きながら、メンバーの名前見るとその時のギタリストと名前が違う!

そうかメンバーチェンジしたんだ・・・・・

言い換えれば、今のギターの方がいいんだ。私としては。だってこのときはあまり印象に残らなかったのに昨日はすごく印象に残ったもの。

Hippoを聴くついでにこのアルバムで気に入っていたバンドをいくつかピックアップして聴いてみました。


そして、the storefrontというバンドの曲を聴きながら、作詞作曲のところを見てびっくり!この名前、昨日のHippoのギタリストさんといっしょだ!

偶然の一致なのか。
同一人物なのか。

確かめないとわかりませんが、確かにこのバンドの曲に出てくるギターインストと昨日聴いたギターインストと共通なものがあるんですよ。


私の好きなタイプのギターフレーズだから印象に残っていて。ループやカッティングもあって、アークティックモンキーズっぽいというか、素人の私がいうのでまあ、適当に聞き流してもらって結構ですが、いい感じなんです。

なんかファンになりましたね~。

なんかまた聴きたいですね~。あのギター。



もっと聴きたかったな~。
あと半分。どんな曲やったのかな~。



ゆえに昨日は帰宅したとき、ちょっと荒れてました私(笑)

ただ、TOKYO DROPのライブは素晴らしくて。ある意味そこだけで抜き出して、永久保存版としたいぐらいのライブでした。後編へ続く・・・・・








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