HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

この胸のときめきを

2007年02月16日 | ストレイテナー
このタイトル聞いたことあります?そうドーナッツ食べ過ぎて太り過ぎて、結構若くして天国に召されたエルビス・プレスリーの曲のタイトルです。私からしても化石級のエンターテイナーですから、ティーンの方なんておじいさんかひいおじいさんからの伝承のように聞いたことがあるアーティストでしょうね。よく鑞人形館なんかにマリリン・モンローとペアで置かれている彼こそがエルビスです。

でも、この曲はいろんなアーティストがカバーしているのできっとどこかで聞いたことがあると思いますよ。BGMとかでもよく流れるし・・・

さてさて、ちっともエルビスとは関係ありません。これは今の私を語っているわけです。

そうなんです。本日Mステに我が愛しのストレイテナーが初出演します。もう今からドキドキします。

愛し・・・ってエルレは?マイケミは?って突っ込まないで下さいね(笑)

彼らはもう御堂入りなんです。私の中では。存在すべてが私の中に住みついているんです。一方、ストレイテナーはまだ見守っている段階で、遠めで見てドキドキしている感じというのか(笑)

音源はほとんど持っているのですが、彼らの情報はついついエルレ、マイケミの後になってしまって、ライブスケジュールもチェックし忘れます。それじゃあファンじゃないやん。っていう人・・・それは違います。私は年間通して、あまりライブに行けない身なので、だいたいの年間予想計画を勝手に立てる訳です。その中でもサマーソニックはいつも中心にあって、それを軸としていろいろ考えるわけです。

今年はいろんな洋楽の好きなアーティストが新譜を出すので、きっと日本に来るだろうと予測し、それにかぶってはいけないと国内アーティストは控えめにするわけです。それでもエルレだけは別だったんですが、ぜんぜんチケットとれないし、すっかりあきらめて洋楽アーティストに本腰を入れています。

そんな中、ナイン・インチ・ネイルズが来日することがわかり、我が弟子Aはすごく行きたいと申しましたが、もちろん私も余裕があれば行きたいんですが、ふと勘が働きまして、グッドシャーロットが来そうだと予測いたしました。するとどうでしょう。まさにゴールデンウイーク明けの5月に来日決定ではありませんか!弟子Aはギタリストのビリーが大好きで、ビリーマーティンモデルの限定盤のPRSの黒のSEを持って、毎日弾いているわけですから、行かないわけありません。ただし、チケットがとれるかどうかは定かではありませんが・・・

ゆえにナイン・インチ・ネイルズは今回断念し、グッドシャーロットへGO!であります。もちろん私も・・・

それで、5月にあるストレイテナーの京都ライブは見送られることに・・・愛が儚いのではなく、七夕のようにしか出会える可能性の少ない海外からのバンドを優先するのは仕方がないことなんです。決して愛が冷めたわけでもなく・・・

まあ、予定的にはまだ決まってませんが、6、7月あたりはマイケミのために空けておくつもりです。それで8月はサマーソニックだし・・・これは決まっている!


話を戻しますが、今日登場するストレイテナー・・・超主観的にホリエさんは私の好きなタイプの人かもしれません。他をあげるなら、グレイプバインの田中さんとか・・・

そんなどうでもいいことは置いておき、そのストレイテナーは1月にカサビアンのオープニングアクトをつとめたんですが、どんな感じだったのでしょう?そのライブの感想を聞きたいな~なんてふと思ったりして・・・

というのもですよ。このイギリスからやってきたカサビアン。実はCD(前作の)は持っていて、ドキュメンタリーとかも結構印象良かったんですが、一昨年のサマソニでステージ見て以来、なんかすっかり印象が下降してしまっていて、さらに最近は新作の売れ行きがいいためか、かなり「オレ様最高!」ってな感じになられまして、オアシスのリアムと対談したせいか、さらにリアムの悪いところを取り入れてしまって、口も態度も横柄になってまいりました。まあ、メンバー全員ではないでしょうが・・・

しかもですよ!マイケミがイギリスで一位をとったのが相当気に入らなかったようで、かなり驚くような暴言を吐かれて、またその言い方が品性を欠くというか・・・ゆえにますますイメージダウンであります。一方で、ジェラルドはそれに対してクールに大人な交わし方をして、ますます株をあげたというんでしょうか・・・

なんか、マイケミへのカサビアンからの暴言は、かつてクイーンが誰かから吐かれた暴言と似ているのも(クイーンの本による)おもしろいですが。

こうしてちょっと普通では解釈できないバンドはいろいろ言われるものです。

さて、そんな横柄なカサビアンだけにストレイテナーにはどういう風に接したのか知りたくなるわけですが、テナーの日記には確か触れてなかったような・・・

それはオフィシャルHPだからかもしれませんね。あまり悪く言えませんものね。


でも、カサビアンに言いたい。

オレ達最高~!って思うのは結構です。なら、サマーソニックの時のあのギターのチューニングもっとちゃんとしろよ!って言わさせてもらいます。マイケミはちゃんと音合わせをするバンドですから・・・(もしかして、あのギター狂ってた人がバンド脱退したのかな?)


まあ、いつの間にか話がテナーからカサビアンになってしまいましたが、今晩本当に楽しみです。

ホリエ君が言ってましたから、地上波の音楽番組でこそ、本当はロックバンドのその真価が問われるんじゃないかって・・・

ミッシェルも出たMステでその真価を探ってきてください。


ドキドキどきどきドキドキ・・・・・・・・・・・・・
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ダイスケはんってご存知?

2007年02月14日 | 洋楽
ダイスケはんはマキシマム・ザ・ホルモンという超豪快なバンドのボーカルギターさんでございます。

実はまだ、マキシマムが今ほど知名度が無い時からこのバンドは妙に目について、一度見たら忘れられないバンドでありました。

何?オウガバトル?食人鬼?なまハゲ?

ってな具合で、もう妖怪バンドかのようなイメージで「こわ~」でありました。

ところがです。ライブ映像とかを見る機会が増え(別に見ようと見ていたわけではないのですが)あるいはELLEGARDENとの共演が多いため、エルレのDVDなんかにも頻繁に登場し、だんだん知らず知らずのうちに親しみをおぼえてしまい、今じゃあ、もうなんか仲間(笑)のようなそんな気すらしてしまうわけです。もちろん会ったことないですが・・・

女性でドラマーのナオちゃんは見るたびにかわいくなっていって・・・ダイスケはんが「うちのアンジェリーナ・ジョリジョリ・・・」っていうのがなんかわかるというか・・・


でも、今でもおそらく、娘さんが「マキシマムのファンやねん」って言ったら、親は泣くかもしれません・・・彼らはやっぱりすごいもん(笑)


そんなダイスケはんが、この間、マイケミカルロマンスのライブに行き、ジェラルドとボブとのインタビューをしてきたのをスペースシャワーTVの『WORLD RIDE』で見ました。

なんか、今まで見たマイケミのインタビューで一番よかった。なんかファンが緊張してインタビューしているみたいで(笑)

いつもは怪物のようなダイスケはんが、しおらしくインタビューをされているわけですよ。しかもダイスケはんが「ライブの2曲めで泣いてしまいました」と言った時にジェラルドが「オ~ハグしてあげるよ」(もちろん英語・笑)ってダイスケはんをハグしました。すると彼は「わあ~また泣いてしまう」って・・・なんとも微笑ましい。


ジェラルドたちは今回のライブはすごくいいライブができたって満足してました。フランクのことを話した時にその代役をダイスケはんにしてくれ~みたいな事も話して、リハーサルは ニュージャージーだというと、飛行機代出してくれます?ってダイスケはんが言うとジェラルドも笑って「もちろん出すよ」って・・・ずっとこんな調子でした。

そして、いいことを聞きましたよ。今年中にあと2回は来日するそうです。

マイケミのアメリカのオフィシャルHPのツアー日程を見ていたら、どうやら2度目のアメリカツアーの後に日本に来るとあったので、だいたい6月の終わりごろか7月か、まあ夏に来るみたいですね。確かではありませんが・・・

またサマーソニックに来てほしいな。でも、やっぱりワンマンライブがいいな。


それにしても、ダイスケはんが妙に真面目にインタビューしていたのが不思議でした。ふだん恐い彼がジェラルドたちを「最初恐い人かと思った」って言っているのがおかしかったです。でも、ダイスケはんが言うにはあったかい人たちだったようです。背が高くて、でっかい人たちだったとも言ってました。


そういえば、私は実際に側で歩く彼らを見たんだった・・・確かに背は高かったな~。でも、イメージ的にはマキシマムのメンバーの方がいかつく思えるんですけど・・・


くわえて、私が最近よく聞いているAvenged Sevenfoldのツアーにまだ今ほど売れる前にマイケミカルロマンスが同行していたなんて!・・・なんか好きなバンドってやっぱり繋がっていくんですね。
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砂の城を何度も作り上げよう

2007年02月12日 | Weblog
砂の城って作っても作ってもすぐ波にさらわれて崩れてしまう。
それでも、どうしても完成した城を見たくて、また一から作っていく。

そんな事していて何が残る?

って言う人もいるだろう。

でもその人に言いたい。

「何も残らないってどうして思うの?」

毎回、毎回自分の理想の城を描いて作っていく。
でも、同じ城は絶対に作れない。
同じ砂で作ることも無い。
まったく同じ場所でそれがそびえ建つこともない。

いつも、違っている。
同じじゃないって、悪いことじゃないって思うんだけど・・・

毎回、毎回いろいろ考える。波の来る時間だとか、砂の種類とか。
あるいは作り上げる場所だとか。

こうして、知らず知らずに何かを考えて、より良いものを作り出そうとする。


それに意味はないって?
私はそうは思わないな。
それがあってこそ前に少しづつ進めるんだと思う。


何度も流されれば、何度も作り上げる。

結局、砂の城が完成する日なんて来ないんだ。

でも、それが人間の生きているってことなんだと思う。

完成しようとして、何度も何度も壊れたものを再生させていく。


君も私も懲りずに「砂の城」をまた作り上げていこうね。

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来日すると・・・

2007年02月10日 | 洋楽
人気のあるバンドなんかが来日するとラジオやらテレビやら雑誌やらに露出度がかなり高くなる。ゆえにマイケミカルロマンスが来日した後の今、いろんな雑誌には載るし、ラジオではインタビューが流れるし、テレビにはライブ映像とかが映るし・・・ってそれをすべて追うとなると大変です。

しかも仕事をしている身なので、ラジオは誰かが教えてくれない限り、チェックできないわけで、いくつかのインタビューを聴きそびれてしまいました。でも、どうせ聞いている質問なんて同じのが多いから、たいして困らないんですけどね(笑)

でも、ライブ映像となるとちょっと違います。昨日の朝、いつものように5時起きで、お弁当作りながら、出かける用意をしていた私ですが、スカパーのあるチャンネルで『ザ・洋楽』っていうのを発見。そこでなんと部分的ではありましたが、東京の一日目だと思うのですが、ライブの『Welcome to the Black Parade』のところが流れました。

その映像で動き回るジェラルドのある後ろ姿を見た時・・・

「フレディ・・・」って思わず、どきりとしました。

そうあのクイーンのフレディの後ろ姿とかぶったのです。

フレディには子どもがいません(公式には・・・ですが。一応そうです)ゆえに、音楽を通してその遺伝子を受け継いだ子がここにいるような気がしてしまいました。

まあ、それはともかく。歌の感じは申し訳ないけど、大阪でのライブの方が数倍よかったです。大阪での彼は声がすごくよく出ていて、びっくりするくらい上手かったんです。ライブを何本か終えた後だったので、声のノリもよくなっていたのかもしれませんね。


あと、WOWOWの洋楽番組で、ジェラルドとボブがゲストで出て、インタビューを受けてました。そこで他と違う質問だな~って思ったのは「もし、明日死ぬとしたら、最後の晩餐は何がいい?」っていうもの。

日本ではよく交わされる会話ですよね。


ところがです。アメリカ人の感覚ではそういうのがあまりないのか

「え~そんな明日死ぬとわかったら食欲なんてないよ。なんにも食べたくないよ。」って言って、しばらくして「グラス一杯のアイスティーとシリアルかな」って・・・ジェラルドが答えました。最後の晩餐がコンフレーク?ってなんともかわいいというのか、なんというのか・・・

一方ボブときたら「レッドブル」を飲みたいと・・・明日死ぬのに精力剤を飲むんですか?というインタビューアの質問に「だっておいしいんだもん」って・・・まだまだ若い(笑)


雑誌にもいろいろ載っていて、すべてをチェックするのは大変であります。そういえば、もうすぐバンドスコアもやっと出るので、それが楽しみです。


それにしても、やや体型が丸くなってきたジェラルド・・・それはそれで素敵です☆
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骨まで音楽

2007年02月08日 | ストレイテナー
「イメージとか固定観念をぶっ壊す覚悟で、音楽そのものを突きつけるんだ。」

これはホリエくんの言葉だ。彼らしくて、それでいてすごく骨太な言葉だ。

今度ストレイテナーは地上波のテレビ・・・すなわち、ミュージックステーションとポップジャムに出る。それに対して賛否両論あったようだけど、大事なのはいかに多くの人に自分たちの音楽を届けるかだと彼らは感じたようだ。

だからこそ、仲間ばかりで音楽環境バリバリのまるで私立学校のようなCSとかの音楽チャンネルではない、いわゆる雑多な公立学校のような地上波で勝負してこそ成長できるとそういう場所へも出ることを決意したんだね。

ミュージックステーションにそういえば解散する前のミッシェルガンエレファントが出た時、このバンドも出るんだってちょっと驚いたけど、彼らにもそういう気持ちがあったのかもしれない。しかも、あの日はロシアからのタトゥーが本番中にいなくなったものだから、出演時間に穴が開いた。そこでそれを埋めたのがミッシェル。あれはすごく得した気分だったな~。本当は1曲だけしか聴けないはずなのに2曲も聴けちゃったわけだ。

あれはミッシェルだからこそ、できたライブでもあるよね。何せリハ無しの突然のハプニングに彼らの好意で実現したものだから・・・日頃からのライブの積み重ねが、いざという時に力を発揮するんだね。

ホントにチバさんはすごいし、素敵なロッカーだ。一度でいいから、会ってみたい人だな~。

って話が飛んで、ストレイテナーからミッシェルに飛んでしまった。


とにかく、ストレイテナーも勝負をかけてきたってことだよね。第二弾シングルももうすぐ出るし、アルバムもすごく楽しみだ。


あの3人組はほんとに骨まで音符が詰まってそうな人たちだ。

心底音楽を好きでやっている人って本当に芯があって力強い。

だから、私もそんな人たちの音楽には心底から一生付き合っていこうと思うんだ。


追伸☆DEAR ホリエ様。洋楽ファンは別に日本のロックを小馬鹿になんてしてませんよ。洋楽、邦楽関係なく、いいものはいいんです。骨太なのは骨太なんです。だから、マイケミもストレイテナーもエルレもブロックパーティーも皆、大好きなんです。差なんて無いんです。
そういう私は音楽バカです。
それが何か?
              とある契約社員より
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ブロッコリー大好き

2007年02月07日 | 洋楽
私はブロッコリーとかカリフラワーとかが好きです。というか野菜と果物は基本的にどれも好きです。にんじん、ピーマン、トマト・・・すべて愛してます(笑)一方で、食べるけれど、お肉はちょっとためらうことがあります。特に鳥肉。基本的に動物を食べることに抵抗があるのですが、生きていくためには食べなければなりません。ゆえにお肉の中ではビーフが一番いいです。なぜなら、牛の外見からあの肉を想像できないからです。ブタはトンカツは好きだけれど、ちょっと外見から想像してしまうので、食べる時はその画像(笑)を思い出さないようにしています。とり肉は果てしなく原形を思い出してしまうので、ケンタッキーとかカラ揚げとか食べたりするのですが、あえてチキンカレーとかチキンシチューとかを外で食べることはありません。でも、基本的に好き嫌いせずに食べます。

・・・って急になんでこんな話を。


実はBLOC PARTYのアルバムを聴いていて、急にブロッコリーを思い出したからです。

そんなブロッコリーとはまったく関係のない今回のアルバム。


すごくいいです。
昨日書いたAvenged sevenfoldとはまったく違うじゃない。っていう人いるでしょう。

そう、ぜんぜん違います。でも、両方ともすご~く好きです。


私はアメリカには行ったことは無いので、その空気感は想像するしかありません。でも、イギリスには実際に行って、住んだ事もあるので、その空気感がわかります。

そんなイギリスの空気感をそのままパックしたようなこのブロックパーティのアルバムに、私はまるでどこでもドアを持ったような気分です。これを聴きながら歩くとあたりは一瞬にしてイングランドに変わるのです。

そして、聴きながら歩く街の雑踏の澱んだ空気をその音楽が浄化して澄んだものにしてくれる気すらします。

彼らのアルバムは一作目ももっていますが、今回はよりイギリス的になって、なんか心にすごく滲みます。少しスノウパトロールと共通する部分もあります。ただ、ダンサブルな要素も残しているので、乗りやすいんですが、そこに深みが増して、うっとり身をまかせることができるんですよ。


最近、いいアルバムがいっぱい出て、もう困ってしまいます。
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君が最初

2007年02月06日 | TOKYO DROP
この世界にはすごい数のバンドやアーティストが生まれては消えていく。そんな中で音楽史に名を残すバンドやアーティストがいる。彼らはいつも「最初」なんだ。ビートルズにしてもクイーンにしても、ジミヘンにしても、THE CLASHにしても、ピストルズにしても、レッチリにしても、ニルヴァーナにしても、オアシス、レディオヘッドにしてもだ。そう、彼らしかあり得ない音楽を作り上げている。最近ではマイケミカルロマンスがその偉業を成し遂げた。

日本においても、たとえばミスターチルドレン、GLAY、ジュディ&マリー、イエローモンキー、スピッツ、くるりなんかがそうだ。最近ではRADWIMPSが彼らしかできない音楽を作り出したし、私のこよやく愛するバンド、ELLEGARDENも『ELEVEN FIRE CRACKERS』でそれをやり遂げた。もちろん、彼らには初めて聴いた時から「最初」を感じたけれど・・・SIAM SHADEもそうだし、ミッシェルガンエレファントや最近のストレイテナーそして、The pillowsも「最初」だ。

だから、そんな「最初」を作り出すバンドやアーティストじゃないと歴史に刻まれない。

「あ~こんな感じの曲よくあるタイプ」とか思ってしまった曲は私は横にどけてしまう。それでもうストップなんだ。「こういうバンドよくいる感じ」って思ってしまったバンドは、私にはその未来は見えない。


そういういっぱいいるバンドの中で、やっぱり今一番頑張ってほしいのは

TOKYO DROP

すなわちJET KELLYの進化形のバンドだ。


何度聴いてもその「オリジナル」に感動する。
そして、個性的なメンバーが作り出すバンドのどこにもない独特のカラーが新鮮さを常に保っている。


私は不思議に思う。彼らはいつも鮮度が高く、ぜんぜん古びない。昔の音源を聴いてもすごく新しい。


ありふれた音楽が最近いっぱい出て来る日本のロック界で、彼らこそ「最初」のグループに属すると思う。


今はメンバーの怪我でバンドとしては活動を休止しているけれど、このバンドが活動再開した時はその「新鮮さ」を多くの人に感じてほしいな~って思う。


つい最近、ベースの山口さんからメルマガが届いた。彼も実は骨折していたんだね。入院こそしてなかったけど・・・だから、こうして彼からメルマガが届いてすごくうれしい。


彼らはたとえるなら、冬の間雪の下でじっとしている球根で、その期間があってこそ、すごく素敵な花を咲かせるんだと私は信じている。


「君が最初」になってと願う今、花が咲く春は少しづつ歩いてきている・・・





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Avenged Sevenfold

2007年02月06日 | 洋楽
あ~またまた好きになってしまった。

まさかSalyuを聴いている人がこのバンドの音楽を聴いているなんて誰も想像できないだろう。

音楽ジャンルでいうなら、ハードコアというのかヘビィメタルというのに入るんだろうね。サマーソニック06で来日して、彼らの生のライブは見て無いけれど、スカパーのサマソニのライブ映像を見た時にこのバンドを初めて見た。

まるで皆さんポパイか!っていうほどのマッチョ体型。そこにぎっしりとタトゥー。サングラスをして、ゼブラヘッドかオフスプリングか・・・をレインボーやジューダス・プリースト(知ってるかな~?)で割ったような感じというのだろうか。自分の彼女や娘がこのバンドにぞっこんだと知ったら、きっとその彼や父親は慌てるんじゃないか・・・って感じ。

しかし、その体型と反して、顔だちは皆さん端整で、グラスをとった顔に「びっくり」って感じだ。

まあ、ヴィジュアルはともかく、彼らのサウンド。これが身体の血を熱くさせる。ステージ見ているだけで、「す、すごい」って思ってしまう。何せ超早弾き・・・指が動くは動くは・・・。ツインギターなんだけど、両方上手い。とにかく演奏レベルが高い。見た目は貫禄あるけれど、おそらくまだ20代だと思う。

とにかくすごくギターの音がいい。ベースもドクドク心臓を揺らす。

でも、曲はハードロックなのにメロディアスで、コーラスというかハモリがすごくきれいで気持ちいい。メリハリがあるというのか。

アメリカではすごい人気みたいだけど、日本ではまだそれほど浸透していないよう。でも、私は彼らはいいポジションにいくと思う。

彼らはカリフォルニアのオレンジカウンティ出身なので、ところどころやっぱりオフスプとかの影響もあるけれど、そこに80年代のハードロックを混ぜて、今の時代のものにしたそんな感じだ。


あ~聴いているだけで、酔ってしまう。

へたすると涙すら出てきてしまう。


マイケミがアメリカ東海岸のカラーを持つロックバンドなら、こちらはアメリカ西海岸のカラーを持つロックバンドだ。

アメリカに大好きなバンドが2つも最近できてしまった。

『CITY OF EVIL』というアルバムしかまだ持っていないんだけど、朝からこれを聴いてハイになる。

私の心は相変わらず、ミラーボールのようにいろんな音楽を毎日回している。


生きていることは、すなわち音楽を聴けるということなんだ。

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home sweet home

2007年02月04日 | 洋楽
子どもの頃ってあまり回りの変化っていうのが気にならなかったというか、変化に気づかなかったのか、大人になって特に最近はいろんな変化がこんなにもたくさん起きるのか・・・って寂しく感じる。

きっと子どもの頃って毎日が新しいことだらけで、変化なんて感じる間もなく、日々驚きと感動の連続だったんだろうな。

昔あった建物が壊され、新しいものが建ち、街の姿もどんどん変わり、以前よく行っていた店がしばらく行ってない間に閉店し、昔はずっとあるものだと思っていたものがどんどん消えていく。これが現実なんだと自分に言い聞かせるけれど、子どもの頃に「ここにある」と思っていた思い込みはなかなか消し去ることはできない。


たまに子どもの頃よく行っていたお店とかがそのままの形で残っているのを見つけると、なんだかすごくうれしくて、自分の生きてきた証がまだそこに存在しているかのような気すらしてくる。

たとえば、京都のとある場所にある書店。私がもしかしてイギリスという国と出会えた場所かもしれない。母が絵本の読み聞かせをお昼寝の時、いつもしてくれていたので本というものはすごく小さい頃から好きで、病気になると本を買ってもらえるという変な喜びがあった。一番最初にあこがれた外国はスイスだった。それは「アルプスの少女ハイジ」をカゼで寝ていた私に母が買ってきてくれたからだ。それを何度も読み返して、自分がアルプスに行くのを想像していた。その後も母はよく本を買ってはくれるのだけれど、なぜかドイツ文学か日本文学のものだった。彼女はドイツが好きだったんだよね。映画はディズニー映画と決まっていて、たまに近所のおばさんが子どもたちを団体で連れていってくれる東映マンガまつりっていうアニメ5本立てくらいの映画があったんだけど、なぜか母はこういうのには自分からは進んで連れていこうとはしなかった。

さて、本が好きになったのは母のお陰だけれど、だんだん成長するにつれ、自分で本屋さんで本を選ぶようになる。そういえば、小学5年ぐらいかな?「マリー・アントワネット悲劇の王妃」というタイトルの本に妙に惹かれて、もちろんアントワネットって誰?っていう段階だったけれど、これを読んでかなり衝撃を受けた。ゆえにそれ以来マリーのことはずっと忘れられず、今にいたる。今映画で「マリー・アントワネット」やっているよね。見たいな~。ソフィア・コッポラ監督の映画だし、スパイダーマンの彼女をやっている(笑)キルスティン・ダンストが主役だし・・・

そんなある日、京都の千本今出川っていう場所近くにある書店で『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ)というタイトルの本を見つける。作者からして初めて聞く名前だし、タイトルがすごく奇妙ででも魅惑的に感じた。ゆえにどんなストーリーなのか知らずにとにかく買って読んだ。これがすごい話で、まさに情念と復讐と愛と亡霊の話なんだけど、イギリス文学ではかなり有名な本だった。でも、その荒涼としたイギリスのヒースの丘っていうのにすごく惹かれた。そこから私のイギリスへの思いが始まった。


そして、私はイギリスのロックにも出会えたのだ。


なんだか話が飛躍してしまったけど、その出会えた本屋さんは最近もまだあった。ずっと一生あってほしいな・・・

いろんな新しい建物の間にまるで「小さなおうち」のようにひっそりと残っている昔からのお店。私にとってはすごく大事に思える。


私は子どもの頃からよく引っ越しをしているので(父の仕事の関係とかで)なんども自分の住んでいた家や街や友達にさようならを告げてきた。でも、いつかそのそれぞれの場所をもう一度訪れて自分の生きてきた道を確認していきたいと思っている。もちろん、その家があるのかはわからないし、別の人が住んでいるので、外から見ることになるだろうけど、それでも構わない。最近それを強く感じる。

兵庫、大阪、東京、京都・・・ってかなり範囲は広いけど(さすがにイギリスまでは行けないけど・・・)

ときどき、古くからの友達の家に遊びにいく。すると古い京都の町家で、なんかそのままあるからすごくほっとする。そして、高校生の頃なんかを思い出すし、大学生の時もよく泊まりにいったから、胸の奥がきゅんとなる。

反対に引っ越しをしてしまった友達の家を見ると寂しくなる。結構、自分の家以外でもよく遊びに行った友達の家も思い出の中にしっかりと焼き付いているんだな~って最近思う。


ふとモトリークルーの『HOME SWEET HOME』が聴きたくなった。ゆえに今流している。ピアノの音から始まるこのせつないバラードソング。ハードロックファンじゃない人にも是非ともお薦めのこの曲。

houseというのは建物としての家で、引っ越しをしたらもう戻れることはないけれど、homeというのは目には見えない心の家だと私は思うわけで、それはどこへ引っ越そうが建物が無くなろうが、永遠に自分の中に存在し続けると思う。だから、私の中にはいろんな思い出とともにsweet homeはいつもあって、そこにときどき戻ることで自分の忘れかけていたものを思い出せる。


最近、とある方がお引っ越しされたということ。その方がどこに住まれていたかははっきりは知らないけれど、随分前にその方が話してくれたことを一昨日の雪の日に思い出した。ある歌を作ったのは雪の降った朝に家から出た時の景色を見て・・・みたいなことを言われていた。その家で生まれた曲は山盛りあるわけで、それを思うと自分の事ではないのに、胸の奥が熱くなった。


でも、その音楽が生まれた場所は永遠に心に残るsweet homeなんだよね。


私の住む場所は田舎なので、雪がまだ道ばたには残っていて、昨日なんかも車道以外はざくざく感のある道で(笑)「早く雪解けしてほしいな~」って思った。

今日も残り雪に太陽の光が反射して、きらきら。ものすごく眩しい!!!



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デスメタルって・・・

2007年02月02日 | 洋楽
音楽の分類で妙なジャンルは次から次へと生まれる。そういうジャンルを命名する人ってどんな人なんだろう?

もしもデスメタルぞっこんな人が会話するなら・・・

「明日、デスすげえ、雪降るらしい」
「それはデス困る~」
「デスどうする?」
「デス休む~」

ってなんか言いそう。

そう、明日大雪らしい。すでに雪降ってきてる。

The songs for DEATH NOTEっていうアルバムが出た。

そう映画の『DEATH NOTE』からインスパイアされてできたトリビュートアルバムらしい。

買ってはいないけど、その中にDAITAさんの名を見つけて欲しくなった。私の心のギターの師、伊藤大太さんだ。

あと、マッドカプセルのKYONOとスリップノットのシドのコラボとかRIZEとかドーピングパンダも・・・それ以外のアーティストはどうでもよかったりするんだけど。
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