HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ホワイトアルバムと時計じかけのオレンジ

2007年02月26日 | 洋楽
雑誌『What's in?』(この雑誌名はどうしてついたのかは知らないけど、これは日本語では「流行りもの」っていう意味)のマイケミカルロマンスの連載第1回目にジェラルドの無人島の一枚っていうのがあって、そこにビートルズのホワイトアルバムをあげていた。実のところホワイトアルバムっていうのは通称で、タイトルは単に『ザ・ビートルズ』。どうしてそう呼ばれるかはただアルバムジャケットが真っ白だから。そして、これは2枚組。

ビートルズの中でどれかひとつアルバムを選べといわれたら、私もやっぱりこのアルバムだ。ただ、私の勝手な憶測だけれど、このアルバムを聞くきっかけはやっぱりクイーンじゃないかと・・・

だって、私も最初にこのアルバムを聞こうと思ったのは、クイーンのプロフィールの中でメンバーのほとんどが自分のベストアルバムにこのホワイトアルバムを選んでいたから。

ビートルズだったら、リボルバーだったり、アビーロードだったり、他にも名の知れたアルバムがいっぱいあるのに、この無味乾燥なタイトルとジャケットのアルバムが子ども心に「おそらく、すごくかっこいい何かが隠されているんじゃないか?」とか、なんとなく、このアルバムを聴くと他の子よりちょっと大人にみえるんじゃないかとか、そんな不思議な気持ちにさせてくれたんだ。実際はクイーンに教えてもらうまで知らなかった。

そして、実際買って聴くと、ほんとジェラルドも語っていたけれど、いろんな音楽の要素がいっぱいで、いいアルバムなんだよね。

あと、マイケミカルロマンスが映画『時計じかけのオレンジ』の主人公と同じような格好をして、メイクをしていた写真を見たことがあって、その時はクイーンのファンだって知らなかったんだけど、実は私がこの『時計じかけのオレンジ』を知ったのもクイーンのプロフィールから(笑)・・・子どもっていうのは勉強熱心なんだよね。

メンバーの誰だったかな~ロジャーかな?好きな映画にあげていた。それで、すごくそのタイトルが印象に残って、その映画の写真とかも見たりした。でも、ちょっと残酷な映画みたいなので、いまだに見ていない。

まあ、それとマイケミとの繋がりは想像だから、まったく関係ないかもしれないのであしらかず。


ただ、ファンっていうのはそんなもんだよね。好きな人からいろいろ影響を受けるものだ。特にティーンの頃は。

ブラックパレードに影響を与えたアルバムに『THE WALL』(ピンクフロイド)がある。これは映画にもなって、その主人公は私がまたまた子どもの頃惚れ込んでいた彼、ボブ・ゲルドフである。そうライブエイドを主催した彼。THE BOOMTOWN RATSというパンクをちょっと進化させて社会性をもたせた音楽をやっていたバンド。たまに、ジェラルドの歌い方にボブの歌い方も重なったりするから、多少は影響受けていたり、あるいは好きだったり?


そうそう話は変わるけど、マイキーがうまく洋楽を聴くファンについて解説してくれてたな~。

シガーロスっていうアイスランドのバンドをたとえにだして。私、シガーロスも実は好きなんだけど、彼らは彼らオリジナルの言葉を作って歌っているんだよね。だから、彼ら以外誰も意味不明なんだ。でも、フィーリングでわかるわけ。それをマイキーが自分がシガーロスの言葉がわからなくても音楽がわかるように日本のファンも自分たちの音楽を熱心に聴いてくれているんじゃないかと分析してた。

まさにそうだ。

また、ある別の雑誌で今回アルバムをコンセプトアルバムにした理由をレイは今の世の中ダウンロードで1曲だけでも買える。だから、アルバムとして全部を聴いてもらうためにはコンセプトアルバムがいいと思ったというように言っていた。

なかなかいろいろ考えているんだ・・・とかなり納得。

なんだか、またマイケミネタになってしまっているね。


まあ、武道館には行けなくて、悲しいけど・・・仕方が無い。だいたいこういうことはELLEGARDENで慣れている。行きたくても行けないってことがいっぱいあるってこと。

だからこそ、行けたライブは一生心に刻まれるんだ。



コメント
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