HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Heart of Music

2007年02月19日 | TOKYO DROP
昨日は久しぶりに江坂まで行ってきました。すなわち大阪はマイケミの時以来約1ヶ月ぶりです。ゆえについつい江坂に行く前に梅田のキディランドに久しぶりに行ってみたくなりました。で行ってみると、なんかスペースがちょっと縮小されていたような気がしました。かわいいものは相変わらずいっぱいあって、どれもこれも見ていると欲しくなってしまうのですが、ライブに行く前に荷物が増えても・・・って事で自粛しました。

ところが、見つけちゃったんです。

あの『WONKA』チョコを・・・

そうです。映画『チャーリーとチョコレート工場』の。

ゆえにそれを弟子達へのおみやげについつい買ってしまいました。ついでながら、江坂MUSEにUESAというユニットでライブをされる真田さんへもおみやげとして買いました。が・・・です。良く考えたら、彼はお酒派の人・・・チョコレートって苦手かも・・・って思ったら、どうやらそのようでした。でも、いいんですよ。雰囲気ですから。映画の・・・ね。それにうっかりしてました。ファンの方はちょっと遅れたバレンタインのプレゼントをされていて、そういうつもりではなかったのですが、チョコレートを渡してしまったわけです。私は単にファンタジーを贈っただけですけどね(笑)

そう、「ゴールドカードが入っていたら、チョコレート工場へ御招待!」って感じで。

それはともかく、江坂MUSEも久しぶりで、道忘れてないかな~って思ったら、すぐ行けました(笑)

この日に出たバンドは

AZULY
スマイルレンジャー
UESA(真田暎人from:TOKYO DROPと植田健一from ZILcoNIA)
High-G

です。

こんな事言っていいのかわかりませんが、捨てバンドはなく、どれもすごくいいバンドやユニットでした。

真田さんとHigh-Gは初めてではなかったわけですが、他は本当に初で、まったくどういうバンドか知らなかったので、真っ白な心で聴けました。

まず、AZULY

どういうところからこの名がついたのかうっかり聞くのを忘れてしまいました。どこかイタリア的な響きではありますが・・・

で、音楽は歌ものロックといえばいいのかな。以前ライブを見たことがある流星ワゴンと通じるところがありますね。あとは2、3年ぐらい前に名古屋からメジャーデビューした「sacra」っていうバンドをふとサウンド的に思い出しました。

ここで一番私を釘付けにしたのはベースさんが5弦ベースを弾いていたこと。もう、そこばっかり見てた感じです。わ~どうやって弾くんだろう。どうやって勉強したんだろう。なんで5弦を選んだんだろう。とかいっぱいハテナが沸いてきました。

初めて聞いても、1曲目から「あ~いい曲だ」って感じた私なんですが、こういう風にまさに聞き手の生まれて最初のそのバンドの1曲目から「いい曲だ」って思わせるっていうのはすごいことなんだろうな~って改めて感じました。

一瞬の音の配列で、感動を巻き起こすわけですよ。

ノリのいい曲もたくさんあって、私は後ろの方で見ていたんですが、前にいる方たちはほとんど棒立ちで、それが残念だな~って。

でも、ふと私の目の前に違う光景が浮かんだんです。嘘じゃありませんよ。
ギュウギュウにファンがいて、みんな拳やら手やらを挙げて、めちゃくちゃのっているライブ光景です。もしかしたら、未来が見えたのかな?その光景と曲がすごくマッチしてましたもの。

だから、ちょっと目を閉じてそういうライブ会場に今自分がいるような感じで聞いてました。

別に言わなくてもいいのかもしれませんが、メンバーの皆さん男前です。


次はスマイルレンジャー

姫路からのバンドで、初めてでした。かなり個性的なメンバーでどの方もインパクトがあって、忘れられそうにありません(笑)ボーカルさんは男前ですが、おもしろい。でも華があって(ってシャツが花柄だったからではありませんよ)観客をのせるのが上手いんです。笑顔が素敵な方であり、ボーカル力もかなりのものでした。このバンドでギターさんがすごくユニーク。なんか吉本にもいそうな(笑)・・・なぜかギターが小さく見えました。でも、すごく熱い方でしたね。そして、ベースさんももくもくと男前オーラを発して弾かれてましたね。さらに一番気になったのはドラムのお方。丸いオーラを放ちながら、過去のマイケミのジェラルド風な感じで・・・


こんなこと言って怒らないでくださいね(って誰に言っているのでしょう・笑)スマイルレンジャーのドラマーさんに赤いアイシャドウと黒を使って、ゴス系パンクメイクをほどこし昔のマイケミ風に、AZULYのドラマーさんにも同様に黒のアイラインをふと~くぬって、Avenged Sevenfold風にしたら似合うだろうな~って・・・妄想してしまいました。許してください。


かなりノリノリのスマイルレンジャー。素敵なバンドでした。


そして、いよいよ真田さんと植田さんのユニットUESA

ふたりがアコースティックギターを持ち、まるでゆずのようにやるわけですが、ゆずは私は好きではないので、ずうっと何百倍もUESAの方が素敵でした。

曲はJET KELLYというかTOKYO DROPの曲3曲に新曲が5曲という全8曲のセットでした。とにかく、植田さんのギターの音刻みが細かい。ちょっとスパニッシュギター風で、南欧の香りすら漂うわけで。そして、真田さんの歌は相変わらず魂が深く入っていて、なんかあっという間に歌の中に入り込んでしまっている自分がいるわけで。すごい吸引力です。遠く離れていても引寄せられそうな・・・

間にあったお二人のMCがおもしろく、笑えました。真田さんはめちゃくちゃ植田さんから突っ込みを入れられて、その返し方があたふたで(笑)

植田さんは初めてお会いしたのですが、ほんとに明るくておもしろい方でした。でも、わかるんです。こういう方は本当に心が繊細で、優しくて、気配りの方だって・・・だからこそ真田さんと合うんでしょうね。2人がお互いに見つめあいながら、あるいは片方が片方が気づいてないときに呼吸を合わせようとしているのかじっと見つめているんです。相手がやりやすいように、相手のテンポに合わせて・・・っていう気持ちが見ていて伝わってきました。だからこそ、息は本当にぴったりでした。

いつもの真田さんとはまた違う面を見れてほんとうに楽しめました。また、植田さんに会えてよかったです。

最後はHigh-G

彼らのライブは以前にも見たことがあり、曲もよかったのでCDもその時買わせてもらいました。今度ワンマンするそうですが、今回見て、前よりぐっとグレイドアップしているな~って感じました。すごく力強くなって、ますますエモーショナルになっているんですよ。メロディがきれいだし、ちょっとボーカルさんが何考えているかわからない感じなんですが、そこがまた魅力なんですよね。i-Podにも曲入れているので改めて聞き直して、やっぱりいいって・・・


彼らが最後だったので、アンコールも1曲やってくれました。

このバンドにもいつかいっぱい人が集まって、拳をあげたりするんだろうな~ってやっぱりそういう絵が浮かんできました。


おそらく、私自身がすごく暴れたかったんでしょう(年甲斐も無く)

気づいたんです。スタンディングライブで棒立ちではすごく疲れるということに。そうなんです。イスがあればじっくり聞くのもいいんですが、立ったまま聞くのは重力の関係か、すごくしんどいんです。それよりも身体をシェイクさせたり、ジャンプしたり、拳をあげまくったりしているほうが血のめぐりがよくなるのか、疲れが少ないのではないか、と昨日気づきました。

なぜかというと、マイケミであれほど「死にそう」ってぐらいにギュウギュウでも拳あげまくりで身体動かしまくりの後はそれほど疲れなかったんです。それよりずっと立っているほうが疲れますね。ゆえに、私はもう昨日はひとりででもいいと多少他の人よりは動かすことにしてました。ほんとはもっと暴れたかったんです。前に突っ込んで(笑)・・・別におとなしく聞くバンドじゃないんですから、皆さん。

まだまだ身体の中のエネルギーはあるもんです。こんな年になっても・・・

でも、いい音楽をいっぱい浴びた日っていうのは幸せですね。


そして、そしてさらにうれしいのはいよいよ4月25日にTOKYO DROPの復活ライブが決まりました。どれだけ待っていたことか・・・いい春になりそうです☆
コメント (2)
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