HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

悪魔なメリル

2006年11月23日 | 音楽・映画・本
今日は弟子Aが『プラダを着た悪魔』を見たいというのでいっしょに見に行った。もちろん、弟子Aはブランドには興味がなく、私もプラダはひとつも持っていない。別にプラダが悪いとかいうのではなくて、そういうものにお金をかけられないだけだ。プラダ買うよりライブやCDなんだから仕方が無い。価値観の問題なんだよね。

さて、ではなぜそんな彼女が見たいと言ったのか、それはプラダというより主人公扮するアン・ハサウエイが可愛いからだったよう。別にブランドものではなくても、似たような着こなしはできるものね。私はもちろんアンも可愛いと思うけど、メリル・ストリープが昔から好きだった。最近は奇妙な役柄が多いけど、以前は心を打つ役が多かった。彼女の演技力はすごいものだ。

さて、この映画は久しぶりに見る、素直に楽しめる肩の凝らないアメリカンな映画だった。いわゆるアメリカンドリームの・・・


でも、この映画は案外いろんな事を教えてくれる。


どんな仕事でも、それが自分の夢見た仕事ではなくても、そこではベストを尽くすということ。それは今の仕事場でも感じることだけど、たとえば清掃の仕事をしている人や塗装の仕事をしている人でも、「すごい」って思う人は必ずいる。「プロだ」って感激することも多々ある。

あ~これなんだ・・・ってそういう人たちから日々学ぶことが多い。

自分の夢の仕事とは違うから・・・って手を抜く。それは間違いだ。


自分の夢があるからこそ、それとは違う仕事であってもそこでとにかくプロを目指す。そうすれば、それがいつか自分の本当の夢に道を作ってくれるんだ。


そんなことをこの映画は教えてくれたし、私も最近、職場でそう感じている。


そして、どんなに人がうらやむ仕事であっても心だけは売ってはいけない。

それもこの映画は教えてくれる。


大事なことは何か。


今ある場所でベストをつくし、そして自分の夢は絶対に失わない。

そして愛する人や友達を裏切ってまで這い上がることの意味は何か?そんなものは実は何の意味もない。大事な人に心をつくしてこそ、夢は本当の夢になる。


心があたたまる映画だった。プラダとかブランド自体は結局この映画では脇役で、でも、ファッション業界での過酷さや大変さがわかったし、そういう世界で第一線で働く人には敬意を払いたいって思った。


どんな仕事でも一流になることは大変なんだね。


まだまだこんな年になっても夢を追っている私もがんばろう!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (詩人メモリーズ)
2006-11-25 02:14:40
是非私のブログにも遊びに来て下さい。
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Unknown (FB17)
2006-11-26 00:32:18
初めまして。またというかすぐに見に行かせてもらいますね☆
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