HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

おかん

2006年11月19日 | 音楽・映画・本
男の人はお母さんのことをどう呼ぶのかな~。「おかん」「母さん」「かあちゃん」「おふくろ」・・・私は母のことを「ママ」と呼んでいた。今は主語無しで呼ぶ(笑)。別に私が好きで「ママ」と呼んでいたのではなく、私の母が私にそう呼ばせるように物心ついた時にそう教えていたから。だから中学ぐらいの時に困った。友達とスーパーとかで母といる時に出会った時に「ママ」っていうのが恥ずかしくて・・・

最近の子は平気で「私のママが~」って言うけど、私はかっこわるいな~って思ってしまってた。ゆえに自分の子には絶対に「お母さん」って呼ばせようと決めていた。とりあえずどんな時にもオーケーってことで。

でも、結局どう呼ぼうが自分の親は親であって、なにものにも変えられない大切なものなんだよね。呼び名なんてどうでもいい。いつも「いなくなったらどうしよう」って思うんだ。

まだ幼稚園に行く前に昼寝から目が覚めると母がいない。いつもはいるはずの母がいなくて、泣きながら三輪車に乗って外に探しに出た記憶がある。その時の夕焼けやら景色やらがいまだに忘れられない。すると母の姿が見えて、泣きながら「どこいってたん」ってしがみついた。母は私が寝ている間にちょっと買い忘れたものを近くのスーパーに買いにいってただけだったのに。

それほど母親っていうのは絶対的な存在なんだね。


今もいつも心配ばかりかけている。しかも、ぜんぜん親孝行はできていない。

テレビでやっていた『東京タワー』を見ながら、そんなことを思い出した。リリー・フランキーの作品の映像化。映画もオダギリジョーで上映される。

テレビは本の後半部を主に描いていた。母役の田中裕子はさすがだな~って思った。そうそう、ここ1週間の間に二回も遭遇した名前の佐藤隆太も出ていた。彼の存在は私に何かのメッセージを送っているのかな?

テレビ見ててもやっぱり泣けて来た。親との別れ。これは誰もがいつかは体験することだ。できたらそんなことしたくない。だからこそ、誰もが心を共有できる気持ちなんだよね。あるいは親になって子を思う気持ち・・・これも今親の人なら共感することができるんだと思う。


今、たとえば東京で一人暮らししている人や親から離れて暮している人はこの番組見てて、きっと自分のお母さんのことを思い浮かべただろうな。


あなたも・・・君も・・・


でも、子どもの夢が叶って、その子が幸せになることがお母さんに対する親孝行なんだと私は思うんだけど。

夢がある人・・・がんばってください。

そういえば、マイケミカルロマンスの新譜の中に「ママ」っていう曲があったな。それにあのTHE CLASHのミックがかつて言っていた・・・「どんなことがあっても切り離せないのが母親だ」って。まだロックを知りたてだった私は「パンクなお兄さんもお母さんは大事にするんだ」ってなぜか強烈にその言葉が心に残っている。


とにかく、お母さんは大事な存在だ。

でも、センチメンタルになる夜こそ、大きな野望を夢見よう。



「夢がまことになるまで夢みよう」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Staying true to yourself | トップ | 迷子 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽・映画・本」カテゴリの最新記事