HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

UESA in store at 2011.5.22

2011年05月22日 | 真田暎人/UESA
朝は大雨だった。

でも、自分で言うのもなんだけれど
結構私は晴れ女。

とりあえず自分が行く時は
雨も止む事が多い。

で、やっぱり傘を使わずに
南彦根くんだりへ無事にいくことができた。

それにしても
まさか自分がこのような場所に
やってくるとはつい最近まで
想像もしてなかった。

彦根は滋賀県では有名な場所のひとつで
あのゆるキャラ「ひこにゃん」もここ出身である。
あるいはラルクのメンバーのお二人も
彦根出身である。

そんなメインな彦根よりちょっと南にある
南彦根にあるローカルな大型モールの
VIVA CITY 彦根で

そよかぜとUESAの
インストアライブがあった。


正直行くことはかなりためらったけれど
UESAの2人が「インストア」に対する思いを
綴ったブログを読んでいたので
やっぱり自分の目で見て耳で聞かないと
わかんないなと行くことにした。

ついた時はすでにそよかぜのライブの
第一部は終了していて、植田さんが
ステージでギターのチェックをしていた。

そしてUESAの第一部が始まった。

セットリストは

ダイヤモンド
Life goes on
ハローハロー
いつか世界樹の下で
真っ赤な糸

ちょっと意外なセットリストに
思えたけれどLife goes onが
聞けたのはうれしかった。

第二部の方のセットリストも書いて置くと

キャラバン
マーチ
真っ赤な糸
パパリーナ
summer movie
where is love


キャラバンが聞けたのはよかったし
where is loveもやっぱり
私には真っ赤な糸よりキーソングのように
思えるんだ。なぜか。

観客は年齢層バラバラで
かなり高年齢の人もいれば
赤ちゃんもいる。

それが大型モールでの
インストアってもんだ。

このモールは
滋賀県では有名な平和堂っていう
スーパーの大型版なんだけれど
その大型版の構造は結構どこも
似ていて、シースルーのエレベーターが
5階ぐらいまで上がって行く場所の前が
広場になっていて天井までかなり高い
吹き抜けになっている。

その広場で歌うと
声が天井の方にあがっていく
そんな感じがするんだ。

UESAの2人はとても自然体で
いつものライブのような感じで
やっていた。

印象的だったのはそよかぜが
終わってからUESAのライブが
始まるまで20分ぐらいの
空き時間があるんだけれど
もう15分前ぐらいには
植田さんはステージにあがって
ギターチェックをし始める。
というかずっと弾いている。

そんなことするミュージシャンって
そういないと思うけれど、
彼はずっと弾いていた。

真田さんはそれより後に
登場する。そしてなかなかステージには
あがらない。

そんな対照的な2人を見て
そこがいいんだろうなって
思った。

2人とも同じ行動すると
しんどいものね。

植田さんがMCで
真田さんに「おまえゆるきゃらみたいだな。
さなにゃん」ってなことを言ってたけれど
それなら「ひでにゃん」の方が言いやすい
って心でつぶやいていた自分がおかしい。

2人のMCからおそらく見た人が
私の近くで

「これって漫才の人?」って
話しているのを見て笑えそうになった。


音楽漫談ではありませんよって。

小さな子も真剣に見ていた。

中に「ギターほしい」と言っている
6、7歳の男の子もいた。


そよかぜは何度か滋賀でやっているみたいなので
やっぱりそういう積み重ねは大事だなと思ったのが
あるカップルが通って、男の子の方が
「あ、そよかぜ来てるんだ。」ってつぶやいたこと。

こんな
って言ったら怒られそうだけれど
(ちなみに私の住んでいるところも
さほど変わらない環境です。)
すでに「そよかぜ」は知名度を持ちつつあるんだから。

そういう努力っていうのも大切なんだね。


そよかぜ自体の音楽は新曲って言っていた
最後の曲はいい曲だなと思ったけれど
正直、全体的に印象は残っていない。
申し訳ないけれど、私の聞くジャンルでは
ないだけで、好きなひとは好きなんだと思う。

UESAの2人はステージだけ見ていたら
インストアとかライブハウスとか
関係なく、いつもの
いやいつも以上のロックなUESAだった。

ただ、そんなに回数インストアでする必要も
ないのかなって思った。

いろんな方法があると思うし
インストアもそんな方法のひとつだと思う。


でも、来年の今頃にまたVIVA CITYで会いたいとは
思わない。というか来ちゃだめだと思っている。


やっぱりインストアはCDショップでしてほしい。
スーパーで多くの人に聞いてほしいという気持ちもあるだろうけれど
彼らは万人に聞いて欲しい音楽を最初から作っているのではなく
自分たちが伝えたい音楽を放っていると思っている。
もちろん多くの人に聞いてもらわないといけないんだけれど
そこのところをうまく言葉で言えないんだけれど
友達100人より親友2人の方が大事っていうのと
似ている感じ。わかってもらえるかなぁ~。


ファストフードのような音楽もこの世にはいっぱいあって
そういう音楽の方が蔓延している。

そういう音楽ならインストアなんてぴったりだろう。
でもUESAのような音楽なら
年齢とかそういうのは関係ないにしても
聞いて欲しい人たちっていうイメージは
あるんじゃないかな?

なら、そういう場所でやるべきかと。


観客を選んじゃだめだってわかっている。
でも、お金を払ってでも聞きたいと思って
集まってくれる人のいる場所で歌うのが
大事だと私は思うんだ。

もちろん、インストアはそのきっかけになる。
でも、確率的にはかなり低いと思う。

あと16時の部のUESAのライブの時間は
スーパーにいる人たちはそろそろ帰って
夕食の準備に入るから、ほんとうに
聞いてもらうのは大変だと思った。

やっぱり音楽は音楽を聞く場所で聞きたいな。
アウトドアでも構わない。
そこに音楽を聴こうと思って集まった人しか
いない場所で聞きたい。

そんなことをインストアライブの
ステージではなくて
その周辺を見て思った。

UESAは果敢に自分たちらしさを見せるステージに
全力投球していて
それは本当に素晴らしかった。

2人の雰囲気はどこか
フランス映画の登場人物のようで

なんだか映画ができそうだった。

ステージで歌っている2人の向こうに
果てしなくいろいろなイメージが
広がって、短い時間だったかもしれないけれど
そこには深い何かが私には見えた気がした。

見えているものだけじゃない何か。
笑顔とリズムをとる足の下には
彼らの今へ続く道が続いていて
それがまたどこかへ繋がって行く感じがした。

この1年を勝負の年にしてほしいと
本当に思った。

でも、今日の2人を見ていたら
勝負に勝てるって思った。

なんの勝負かって

そりゃあ日本制覇さ(笑)


もちろんそれを望むけれど
その前に自分制覇と相方制覇をしてほしい。

植田さんは今日は今まで私が見たステージの中で
一番自然な笑顔でいた気がした。

なんとか楽しさを伝えなきゃではなくて
なんて楽しいんだろうって感じ。

真田さんもくつろいだ雰囲気が
ジュテームって感じでよかったのかもしれない。


でも、あの広い場所でインストアでやるなら
私の地元のミニゼップでライブやってほしいな。

あの忌野清志郎さんも
ELLEGARDENもライブをやったところ。

歩いてでも行けちゃうんだ。

いつか絶対に来てくださいね!







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