HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

岩崎慧ソロワンマンライブat Kyoto Sole Cafe

2012年07月01日 | セカイイチ
6月30日(土)晴のち雨

でも岩崎慧さんは雨をかわして忍者のように
歩いたのかこれっぽっちも雨に濡れなかったとご報告有り

私は珍しく車で送ってもらったので
それほど濡れることなく無事Sole Cafeへ。

実のところチケットはキャンセル待ちな人でした。
日々忙し過ぎて気がついた時にはチケットが......
でも、キャンセル待ちしてたら
「キャンセルが出ました。」とご連絡いただき
無事飛び込めました!
最後の一人に。


このところ「私もう終わっちゃうかも」っていうぐらい
頭ぐらぐら体ボロボロな毎日でした。
夜ご飯も食べずにシャワーだけ浴びて寝るような
忙しい日々でした。
仕事しながらなんか「泣きそう」になることも。


それで昨日も仕事で遅くて頭がずっと痛かったんだけれど
今日も朝起きたらまだ痛くてどうしようって思いつつも
「岩崎さんのライブだ。」と思うと少しずつ気持ちが上がって来たのです。

でも、Sole Cafeについた時はまだ頭痛がするので
いつものように大好きなSole Cafeのカフェオーレを飲むと
少しましになったような気もしました。

が、岩崎さんが登場し一曲目を歌い始めたとたんに
まるで魔法がかかったように
ベールかなんかをふわっとかけられたように
その頭痛も体のしんどさも一気にす~っと
どこかへ行ってしまったのです。

なくなりかけたエネルギーが
ぐうっとまたフルになっていくような
感覚を覚えました。

セットリストはインディーズの頃の曲もあるし
あとで思い出しているので順番もあやふやです。
どなたかもし「違うよ」っていう場合は教えて下さいね!

Touch My Head
Daylight
エイリアン
石コロブ
ウクライナ
アンテナ
美しき遠吠え
(ミイラ...少し)
ベンチ
空に星がきれい(斎藤和義カバー)
そして僕は途方に暮れる(大澤誉志幸カバー)
快楽主義者
RAIN/THAT/ SOMETHING
最初のうた
バンドマン

EN1) フォーク
EN2) ハローグッバイ


私とセカイイチの最初の出会いの曲が「石コロブ」
この曲と出会った時の気持ちはこのブログの
カテゴリーの「セカイイチ」の最初のところを見てもらったら
わかると思います。

が、本格的にセカイイチと出会うには結構時間がかかりました。
でも、今こうして歌が深くなった岩崎さんと
出会えたのがよかったのかもしれません。

まあ、私もその頃だとまだずっと若かったのですけれど(笑)

そんな出会いの曲をやってもらえて
どんなに幸せだったことか。

そして出会いの曲はいつでもナンバーワンなのです。
私にとっては。

ローリングストーンって勝手に頭の中で変換する曲です。

「エイリアン」と「最初のうた」は今日買ったCDの中に
入っている曲で、また折りをみてこのCDについても
書きたいなと思っています。


4曲を演奏されたあとにリクエストをなんでも
受け付けるということで4人の方が手をあげて
リクエストされました。

それが
「ウクライナ」から「ベンチ」までの4曲です。

ほんとうは「ミイラ」だったのですが、それは
かなりの年数やっていないとうことで少しだけ
歌われるだけということになり、そのかわりに
「ベンチ」が歌われました。

「ミイラ」ってもちろん初めて聴くのですが
少しだけ聴いても胸に響きました。

ふとアメージングストーリーを思い出したのは
私だけかもしれませんが。

「アンテナ」とか「美しき遠吠え」とか
生で聞けるなんて思ってなかったので
ほんとうにうれしかったです。

斎藤和義氏のカバーは
慧さんが16歳ぐらいの頃に
家の近くか裏手にあるトンネルの中で
ナチュラルエコーを響かせて思いっきり
歌った思い出の曲ということでした。

警察官に何度か注意されたそうです。
「君の声大きい。」って

そうそう最初の方のMCでは
コバエを飼ったという話。
そのコバエの名前がプーちゃん。
笑えました(笑)


会場に「変わったもの飼った人いますか?」っていう
質問に答える人はいませんでしたが、

変わっているかどうかはわかりませんが
蛍をインスタントコーヒーの瓶にいれて
飼ってたことがあります。
春樹風に(笑)

緑色の光はほんとうに夜中まばゆく光りました。


話がそれたので戻しますが
あと京都のタクシーの運転手さんの話も
おもしろかったです。

「~です~~~。」って最後をのばす
甲高い声の運転手さんの。

「僕声変わりなかったんです~~~。」っていうオチの。

カバー曲を歌うといわれた時
私はなぜか洋楽かと思ってしまいましたが
今回は日本の歌でした。

斎藤和義さんの曲はあとで「あ~あれだったのか」と
わかったものの彼の曲をすべて知るほどのファンでも
ないので、最初はわからなかったのですが
次にされた大沢誉志幸さんの「そして僕は途方にくれる」
を歌い始められた時、私はどれほど驚き、そして
感動したことか。


この世界にそして今まで生まれて来た楽曲はどれほど
たくさんあるかわかりません。もちろん私が生まれる前からの
曲もすべて含めて。

その中で。
その中でですよ!

私が人生の中でも95年ぐらいからしか日本の音楽を
ほとんど聞かなかった人がですよ。
サザンぐらいしか知らなかった人がですよ。
片手の手で数えるほどしかいなかった
好きなシンガーの一曲をですよ。

この日
岩崎慧さんがカバーして下さったのです!

実はこの曲のタイトルがあまりに気に入り過ぎて
作文の題名に使っちゃったぐらいの思い出曲なのです。

もちろん歌も最高だし、
イントロからもうこの曲ってわかっちゃうほど
イントロも好きなのです。

ですから、このイントロを慧さんが弾き始めた時に
「え!まさか?え!まさか?」って
内心「きゃ~!」の世界でした(笑)

彼の思い出深い「空に星が奇麗」のあとに
私の思い出深い「そして僕は途方にくれる」がくるなんて


もしかして岩崎さんにも何か思い出があるのでしょうか?

ラストの曲の時に慧さんは
メンバーの色々な活動の事に触れ
そんな中でも自分はソロのライブでも
いつもバンドへの敬意を払って
ラストにはバンドの曲をやります!と
「バンドマン」を歌ってくれました。

この曲ほんとうに素晴らしい曲ですし
慧さんがどれほど「セカイイチ」を大事に
思っているかもわかります。

アンコールはまず
ヘヴィメタをやるとかいいつつ
「フォーク」をやってくれました。
そして、間でディープパープルの有名なあの曲をチラ程度に
弾いてくれて、この分野は中内さんが得意ということで
慧さんはこちらが専門という風にある曲を弾いてくれましたが
私もどの曲かと頭の中の音楽ライブラリーが見つけるまもなく
わからずじまいでしたが、誰の曲だったのでしょう?

でも、フォークが聞けてうれしかった。

2回目のアンコールでは
「ハローグッバイ」が聞けました。
タイトルだけ見るとビートルズ思い出しますが。


あと、アコースティックライブって座って歌うものって
思ってたら、彼はずっと立って2本のマイクを立てて
歌われました。BOSSのエフェクターだったかで
リバーブして歌ってくれた時はすごいな~って思いました。
最初に歌うときにテンポとかリズムが一定じゃないと
あとで歌を重ねるときに狂ってくるもの。


チューナーはBOSSのTU-3というクロマチック・チューナーだったような...
(不確かな記憶なので)


ライブ終了後CD販売がありました。

そのCDのタイトルが「Quartier Latin」(カルチェラタン)

私が興味をもったのがそのCDの入っていた油紙。
いわゆるパラフィン紙です。

フランスではサカナとかをパラフィン紙で包んで
市場とかでは渡されるようです。
それをイメージして、おそらくフレッシュなCDという
「これ録りたてだよお~!」的な感じかなと。

カルチェラタンはソルボンヌ大学のあるところで
いわゆるアカデミックな地域。

おしゃれな学生たちがカフェで勉強してたりします。
私が留学してた時に仲良くなったフランス人の子が
ソルボンヌ大学の子で大学内に連れて行ってもらったことがあります。

すっかり忘れていたのですが、このCDを見たときに
ふわっとその光景が蘇って来ました。

そんな感じでサインも握手もしていただいて
私はなんかすごい時間をかけて
時間を泳いで、一瞬だったけれど
あの「石コロブ」の歌うたいさんと
こうして繋がれたことを本当に幸せに思いました。

この世界でこんなに人がたくさんいるのに
その中でこうして握手をしてその存在を確認できるなんて
奇跡のような気がします。

そんなチャンスはもう来ないかもしれないけれど
これからも音楽はずっと聞いていくわけで
この日のことは忘れないと思います。

そしてフランスのことを思い出すときに
この日から岩崎さんのことを思い出すでしょう。


なんだかまたフランスに行きたくなってきました。

別にブランドものを買うとかには興味はなくて
あのフランスの田園やカフェや海が見たくなりました。

と岩崎さんはいろいろなものを置いていってくださいました。

私の眠っていた思い出を引き出す魔法とか。

ありがとうございました☆







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本中のあちこちから打ち上... | トップ | FoZZtone REC OK! TOUR at 大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

セカイイチ」カテゴリの最新記事