HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

サドンデスゲーム

2010年08月13日 | NICO TouchestheWalls
NICO Touches the Wallsについてぜんぜん書いてなかったのには理由がある。

武道館ライブが大成功に終わったあたりぐらいかな?

なんか自分の思う感じじゃなくなってきたって感じてしまった。
もちろん、嫌いになったんじゃないけれど、
どこか流されていってしまうような不安があった。

ライブ自体もミチナキミチで地元が入ってなかったのも
あって、行くチャンスもなかったせいかもしれない。

なんか遠く感じてきていた。

あの彼らと出会った頃の感情の感覚が
どうも薄れて来ていて。

発表する曲がどうも音楽会社や多くのファン獲得に
向けてのどこかゆるい感覚がぬぐえなくて
自分の中でなんか「くやしかった。」

どうしちゃったんだろう?
彼らってこんなバンドだったっけ?

いろいろいつも考えて悩んでたんじゃなかったっけ?

ギターも本当はもっともっとロックになってもいいのに
それを控えてしまってて、ドラミングも優しくなって

もちろんそれは曲調に合わせてなんだろうけれど
それが続きすぎて。

ヒリヒリ感がなくなって

野外ライブのDVDもあれは私が持っている
洋楽邦楽合わせたライブDVDの中で
もっとも残念な編集だった。

ご本人たちも納得してないのに
出さざるをえないメジャーバンドの辛さも
感じたDVDだった。


で、少し距離を置かせてもらってた。

そして届いた「サドンデスゲーム」

これを聞いたときに

「あ~やっと戻ってきてくれた。」

そう感じた。


これだ。


この感情の感覚。


これが私のNICOなんだ。

ギターの音
ドラムの音
ベースの音

これだよ。

安心できるロック。


PVも「夜の果て」の時のように
メンバー全員がずっと演奏していて
それを映している。


彼らはまずは演奏者なんだ。
ヴィジュアルから入るなんてナンセンスだ。

彼らの指や手を見るとわかるんだ。
すごい人たちだってこと。

ボーカルも圧倒的な強さをもって
その演奏と対決してる。

今回はそれぞれのインストも入っていて
それがまたうれしかった。

「泣くのはやめて」

これもとても素敵な曲だ。
でも、こういう曲はライブで聞く曲であって
シングルとかには絶対にしてほしくない曲。

この曲で一番好きなのは間奏のギターの部分
これのギターのメロディは素晴らしい。

このCDでうれしいのは誰かのパートを抜いた
インストが入っていること。

ひとつのパートが抜けるとこんな感じになるんだと。
それがすごく新鮮でもあり、それぞれの
大事なところが見えてくる。

こういうインストを聞くと
NICOというバンドがすごく信頼のできる
しっかり音楽と向き合って、演奏も歌も大事に
考えているバンドであるのがわかって

今回なんだかうれし涙が出そうになった。

最近、HPとかも見てなかったから
逆にその音をまっすぐに聞けてよかった。

忙しくてなかなかタワレコに行けなかったから
ネットで予約してたんだけど、
特典でギターのピックが入ってた。
ピンク地に黄色い文字の。

まあ、彼らが使ってるのではないけれど
毎回ライブのたびに身体にピックを当てられ
結局それを他の人に取られていた私だから
形だけでもNICOのピックがもらえてよかったかなと。

またライブに行こうっと。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第4回議長とむぅと・・・追記 | トップ | 今夜はMAGIC BOX »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

NICO TouchestheWalls」カテゴリの最新記事