HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

FAT PROP

2007年07月20日 | インディーズ
なんていうことだ!

久しぶりの大後悔。

そこにあなたたちはいたのに。同じ空間にいたのに。


そう、私はFat Propというバンドのライブを見損ねた。

京都VOXHALLにStart From Scratchが来たとき、彼らもいっしょだったんだ。彼らは確かトリだったんだけど、どうしても急いで帰らないと行けなくて、どんなバンドか知らなかったもんだから聞かずに帰ってしまったんだ。


そしてその数ヵ月後。

私は大後悔をすることに。


たまたま、今タワーレコードが大プッシュしているGLORY HILLというバンドを視聴したときのことだ。彼らはポストELLEGARDENと呼ばれているらしい。実際聴くと、確かに似ている部分もあるけれど、曲によってイメージはバラバラでふとラクリマ・クリスティ(ってご存知?)を思い出させる曲もあったり、あるいはRIDDLEっぽかったりして、まあメロディとか聴きやすいし、聴いていて悪くはないけれど、ELLEGARDENを超えることはないだろうな~って思う。

だから、ポストなのかもしれない。

だってポストなんてつけてほしくないよね。ふつう・・・

二番煎じってことだもの。

たとえば、ポストLED ZEPPELNとかポストQUEENとか言われたら、それはそれで素敵な褒め言葉であり、期待してしまうけれど、今現役で、ますます加速していくパワーのELLEGARDENのポストとなると辛いものがあるよね。


あと英語の発音が、ちょっと平べったく聴こえて、あの細美くんのような立体的な英語が好きな私にはやや気持ちをいれにくい部分もある。もちろん、外国人にもいろいろ発音の癖とかあるから、GLORY HILLの発音は決して悪くはないし、むしろそういう発音の外国人もいるから、彼らのために言うけれど、英語詩でああいう風に歌えるのはすごいと思う。

一度聴いてみる価値はあると思うよ。


でも、ポストって言われないようにがんばってほしいな。


で、そんな彼らを好きな人にお奨めってところにFat Propの名があった。

それを見て「あ、あの時見なかったバンドだ」って思ったわけ。

それでなんとなく聴いてみようってことで視聴したら・・・・・・


す、すごい!


あ~なんて私はバカだったんだ。


と。



彼らも英語詩なんだけど、細美くんと同じ立体的英語で歌う。声も結構似た系統だけれど、彼らがポストと言われない理由は彼らの曲を聴けばわかる。


そう、4人組なんだけど、ボーカルはキーボード担当で、そのキーボードが彼ら独特の世界を作り出しているんだ。そして微妙にELLEGARDENの音楽スタイルとずれている。近いけれど、違うんだ。そのオリジナリティが心地よい。

鹿児島出身の4人組。


鹿児島に縁があるのかな~私・・・・・MILIRUN(AUDIO RULEZ)のメンバー二人もSOUTH BLOWのメンバーも確か鹿児島出身だ。

イギリスに留学中に知り合って今だに年賀状の行き来がある人生の先輩も鹿児島の方だ。


START FROM SCRATCHのメンバーと結構親交があるみたいで、SFSのアーロンが「SUNNY DAY」という曲ができたのは鹿児島の青空を見たからってライブの時に話していた。


実はまだFat Propのメンバーの名前も顔もいろんなことをほとんど知らない。

京都のタワーレコードで彼らのCDを探したら、たった一枚だけインディーズのコーナーにあった。

つくづく思うけど、私はこういうのが多いな~って。

ELLEGARDENと出会った時もRADWIMPSと出会った時もJET KELLYと出会った時もそういう感じだったから。そして、あるときから急にCDショップの顔になる。それで、最初苦労してCD集めた私の時間は・・・・・って思うけれど、そんな風にこつこつ名曲を発掘するって結構楽しい。


それでそのアルバム「Looking for new joy」のジャケットではメンバーはかぶりもの(笑)をしているのでまったく顔がわからない。わざとそうしているのかな?

だから誰が歌っているのかもわからない。

そもそもこのFat Propってどうしてついたんだろう?プロップってラグビー用語でもあるよね?

もしかして、メンバーの誰かがラガーなの?

なら、ますます私と縁があるわけだ(笑)

何せ、高校大学そして社会人になっても実はラグビーファンだった私だから。


あるいは支柱っていう意味があるから、大黒柱っていう意味なのかな~?


とにかく、聴いてみてほしいな。チャンスがある人は。


すごく気持ちがいいから。

キーボードがあれほどうまく溶け込む日本のロックと出会ったことないから。そう元気系のロックでね。

歌詞も前向きで、それこそ等身大な感じでいい。


あ~それにしも大後悔だ。


なぜにあ~。


次回こそは


「おじゃったもんせ!」って感じで京都あるいは滋賀で彼らを見たいな~。
コメント (2)
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