HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

リアリズム

2007年07月12日 | ELLEGARDEN
もう数えられないぐらい聴いている。ELLEGARDENの曲は・・・
きっと私には空気と同じぐらい大事なものになってしまっている。

いまさらこういうことを書くのもなんだけど、細美くんはリアリストだと思う。足が地につかないようなことはないのではないのかな?

たとえば「サンタクロース」・・・ストーリーはファンタジーだけれど、私にはリアルに感じられる。

「Missing」のソーダの中の宝石や羽のついた髪飾りもまるで写実主義の絵画を見ているかのように感じる。

なぜだ?

彼は自分の内側からリアルを引っ張り出している。いつも・・・・・
きっと彼の中のリアルをどうにかして外に吐き出したいんじゃないのかな?

だから、時としてそれは痛々しい。でも、それゆえに嘘じゃないって感じられる。そこに等身大の一人の人間がリアルにいて、たとえば聴いている私と向かい合ってくれる。リアルに・・・・・

彼の言葉もメロディも彼の中から放たれたものだから、深く重い。

それゆえ一度聴けば心にどんと沈んでくる。だから彼を自分の中に皆知らず知らずのうちに住まわしてしまっているんだ。だから、彼の心の痛みだとか反対に喜びだとか、自分の中で感じることができるんだ。

実は音楽はそういうものかもしれない。

だから皆自分の中にいろんなアーティストの魂を住まわせている。

大好きな音楽やアーティストがすごく大事に思えるのはリアルとリアルが心で溶け合うからなんだ。きっと・・・・・・
コメント
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