HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

空の色

2007年07月18日 | Weblog
最近空をちゃんと見てなかった。
周りの風景もちゃんと見てなかった。

自分の内なるところにこもって
いっぱいいっぱいの毎日で
疲れといらだちと反発が渦巻いて

まったく余裕がなかった。
ただ呼吸しているだけだった。

今回の新潟と長野の地震を知って
我に返った。


あれほど空の変化にこだわった私が
今回はここ数日もっとかな空の記憶なんてまったくない。

風景もだ。

毎日何を見ていたんだろう。


あれほど地震前には空が変化するって自分で以前言っていた癖に

空を見てないとそんなことわかるわけない。


かといって、わかったからってどうすることもできないのだけれど。


ただ、届くパーセンテージは低くても「気をつけて」というメッセージは発信できたかもしれない。


ただ、何気なく地震の前日家族に発した自分の言葉が怖い。

「お金をある程度いつももってないと、あるいはカードを一枚でも持ち歩いてないと、地震とか起きたときにバラバラな場所に家族がいるときに動けない」って

それで家族でその日用意したんだ。


で、次の日に地震が・・・・・

私のところはその余波で震度2ほどだったけれど、地震は来た。


今本当に辛いときを過ごされている地震や台風の災害に巻き込まれた皆さん。

私はただこうして言葉を連ねるしかできません。

お年寄りの中には救出されたときにはちゃんと意識があったのに後に病院でなくなられた方もいらっしゃって、そういうのを聞くと本当はもっと長生きできたんじゃないかって思うのです。彼女たちは「絶望」に生きる力を奪われたんじゃないかと。

だからこそ、今生きているあなたには「希望」の力を信じてほしいと願います。

崩れた家屋やいなくなった家族を目の前にして、すぐに元気を出せなんて無理なことです。そういう目にあってないやつにはわからん!って怒られてしまうかもしれません。

でも、心から思います。

あなたが生きていることが今一番の希望なんです。

災害の中にいても、そこでまた出会いがあって、思いやりがあふれて、協力があって、あなたの存在を昨日まで知らなかった人があなたを知るわけで、またそこから新しい人生が始まっていくのです。

もしかしたら、都会にいて、殺伐とした中で精神的に疲れ果てている人より、あなたの側には愛がいっぱいかもしれません。


この災害でなくなられた方のご冥福をお祈りするとともに被災された方たちが「希望」を持ち続けて前向きに生きていかれることを心より願っています。



コメント (2)
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