HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Start From Scratch

2007年04月18日 | START FROM SCRATCH
不思議なんだけど、このバンドの曲を聴いているとSIAM SHADEを思い出す。ジャンルはおそらくぜんぜん違うと思うんだけど、なぜかギターのリフとか弾き方を聴いているとDAITA氏を思い出してしまうんだ。

ボーカルのアーロンの声はどこか懐かしくて、どうしても彼がアメリカのハワイ出身に思えないんだ。どこかスコットランドの香りがするというのか・・・声がAZTIC CAMERAのロディ・フレイムをふと彷佛させるからかもしれない。

私がまだ多感な時期に大好きだったアズティックカメラ・・・彼らの曲にはギターロックの祖たるエッセンスがいっぱい詰まっていて、それが今のバンドにもかなり影響を与えている。おそらくそういう影響を受けたバンドの曲を聴いて育った世代がまたそれを受け継いでいるんだと思う。

スコットランド出身でありながら、それこそいろんな国のいろんなジャンルの音楽を取り入れているロディのようにこのStart From Scratchもレゲエだったり、パンクロックだったり、エモ系サウンドだったりをほどよく自分たちの中に取り込んで、オリジナルなメロディを作りあげている。


あまりにもアーロンの声が私にはまり過ぎていて、すごく身体が暖まる。それは彼らと実際に会って話したとかそういうのとは関係がない。もちろん、実際も素敵な人たちではあったけど。音楽として歌として、私の中に刻まれた音楽の歴史の中で、自分が若くて、まだ将来が不安で、でもそんな時に自然体な歌声と言葉とメロディで力をくれたその頃の音楽を再び彼らが思い出させてくれたというか、また出会えたっていう気がした。そして、とっても新鮮なんだ。Start From Scratchが生み出す音楽世界観が・・・

こうして今日だけではなかなか説明がつかないんだけど、私の中では鼓動のようなサウンドが彼らのサウンドなんだ。


懐かしくて、懐かしくて・・・・

聴けば聴くほど心が揺れる。


彼らがどのバンドに似てるとかそういうのはあまり思いつかないけど、ELLEGARDENとか好きな人なら好きになるかもしれない。


でも、どうしてなんだろう?

ハワイも湘南も超えて、私にはスコットランドの夏を彼らの曲を聴いていると思い出してしまう。


彼らに会えてほんとうによかった。そう聴けば聴くほど思う。

コメント
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