HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

NEVE

2005年02月12日 | 洋楽
一度フジロックに出た事のあるアメリカのバンドNEVE。私はこのバンドが好きだった。しかし、あっという間に解散してしまった。彼らはアメリカのバンドではあるが、UKのブリットロックがかなり好きだったみたいで、その影響が色濃く曲に表れている。ニュー・オーダーやスミスなんかに影響受けたようだ。一方でメンバーの中にはキッス・エアロスミス・AC/DCなんかに影響を受けたメンバーもいて、その妙な融合がNEVEサウンドを生み出したようだ。心地よい、さわやかな、それで厚みのあるロック、それが彼らのロック。デジタルも取り入れているが、暖かみがある。もう彼らの新しい曲が聴けないと思うと悲しい。『IDENTIFY YOURSELF』というアルバムの中で「It's over now」というのと「ABSENT」「3YEARS」という曲が特に好きだ。体の力が抜けて、ふわ~っと包み込んでくれるような曲だ。そうそう、前に書いたインディーズバンドのフォギーの曲にはNEVEの遺伝子が受け継がれている。日本のバンドだけど、初めて聴いた時、ほんと驚いた。あとでメンバーに聴くとNEVEが好きだというではないか。なんかうれしかった。遠いアメリカのバンドの遺伝子がこうして日本にまで届いて生きているなんて・・・
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Flange

2005年02月12日 | インディーズ
洋服でひらひらついているその部分をフランジといいます。そう昔ヴィジュアル系の方々がそんな感じのブラウス着ていらしゃいました。一方で車輪の輪の縁もフランジ。わが社の製品の部品に使うフランジ。まあ、どこからその名をとってこられたのか知りませんが、京都にその名のインディーズバンドがあります。つい去年の10月に結成されたところです。11月に一度ライブ見させてもらいました。5人編成でドラムにベースそしてツインギターにボーカルという形です。このボーカルが元PACESのボーカルギターの牟田口君であります。驚いたことにギター無しでボーカルに専念していらっしゃいました。打ち込みも取り入れたロックな楽曲のバンドでありました。一度しか聴いていないので無闇に独断と偏見に満ちた感想を書くとへんな先入観をここを観てくれている方に与えてしまってもいけないので書きませんが、それとは関係のない私の勝手な思いを書かせてもらいます。牟田口君は実はギターが上手い。そしてギターを弾きながら歌うのが私としては好きでした。ある意味彼の武装用具なのかもしれません。ギターは・・・。だからこの間は丸腰に見えて危なっかしい・・・そんな気がして。それに根本的には彼は「スネオヘアー」とかそういう世界観と音楽が似合うような人のように思えるんです。日常を丁寧にとりあげる・・・。でも、この間ライブを観て、そんなに激しくする必要があるのかな~と。もちろん私は激しいロックも好きだし、こぶしあげたりするモッシュやダイブの飛び交うライブにも行くけど、やはり人にはそれぞれ持ち味というのがあって、それを最大限に活かしてほしいし、その方が長続きするような気がするのです。もちろん前のバンドのエモーショナルな曲は彼の持ち味を出していたし、この流れは多少はFlangeにも受け継がれているし、これからもっといいものが出てくるのかもしれませんが。私は彼に期待しすぎたのかもしれないけど、それでももしかしてびっくりするような曲を生み出してくれるんじゃないかと希望を抱いています。ただ、まだ次のライブに行く決意はできていません。なんか恐い・・・遠くなっていきそうな彼の音楽を聴くのが・・・。
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