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HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

「天井裏のフェト」 atLIVE SQUARE 2nd Line on Sep.15th, 2008

2008年09月16日 | JET LILY STAR
マフラータオル忘れた!
まず、最初に思った。
こんなことJet Lily Starのライブでは初めて思った。
私がふだん行くことの多い洋楽のライブでは欠かせないアイテム。
それがマフラータオル。
もちろんELLEGARDENやSIAM SHADEの時も欠かせなかったけど。

Jet Kelly, TOKYO DROP, そしてJet Lily Starの今までの間でワンマンライブを見たことがなかったせいもあるだろうけれど、彼らのライブで汗は多少かいたとしてもマフラータオルにお世話になるぐらいの汗をかいたことはなかった。

実際ステージでいつもは多少の汗でもタオルをもたない真田さんが汗が滝のように流れてこれはタオルが必要だろうってほどの状態だったし、見ている側の私も「わぁ~この感覚日本のバンドでは久しぶりだ~」っていう感じで、もう最初の2,3曲から「マフラータオルなんで持ってこなかったんだ~」って思った。

始まるまで、ドキドキした。
なんか10代の子か・・・っていうほどのワクワク感。
どんな曲が聞けるのか、何曲聞けるのか。
私は20曲はやってくれると家で言ってたのに、家族のものは「そんなの14曲ぐらいだろう、ふつう」って言われてた。でも、実際はアンコール含めて21曲。最高。

大阪福島セカンドラインのステージは始まるまでスクリーンが下りている。3年前のクリスマスの時はそこに「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」の映像がずっと流れてた。昨日はなにも映されてなく、まさにホワイト。これから何が始まるのかわかんない。そう今から絵は描かれるんだ。そう感じた。だからこそ、ライブが終わるとき、どんな絵がそこに完成するのか、すごく楽しみだった。

BGMはJimmy Eat World。
そしていよいよスクリーンがあがるとT-REXの曲が流れ、メンバーが登場。

「何から始まるの・・・」ってドキドキ。


心臓の鼓動が早くなる。

セットリスト

『最たるもの』
タイムマシン
星のリンダ
願い
シンクロナイズドスイミング
センチメンタルディスコ
青葉
日々の向こうに僕は笑う
明日が近い
心臓のインベーダー
彼女のショコラ
Yes
17才
空に風、声は羽根
parade
beautiful noise
ナナ
bt fly high

<EC1>
僕らを繋ぐ音
千一夜
<EC2>



それぞれに書きたいことはあるけれど、そうすれば果てしなく時間を使いそうだ。また、時間ができたら、書くかもしれないけれど、感情の輪郭だけをピックアップして書きたいと思う。

1曲目が「最たるもの」っていうのは予想外であり、でも始まりにふさわしい曲のような気がした。これは彼らの前身、Jet Kellyの最初のミニアルバムのタイトルであり、表題曲である。いわゆる今ある原点のような曲。実はこのアルバムを私はタワーレコードのネットで絶対に欲しいと思ってファンになった当初すぐに買った。
最初に聴いたとき、これが最初のミニアルバム?っていうほどの渋いアルバムで、どこかミッシェルガンエレファントやブランキーの香りのするアルバムだった。重厚なベースやブルージーなギターがかき鳴らされる、モノトーンの似合うアルバムで「すごく好き」以外感じられないアルバムだった。正直、今でも新鮮で世にしっかり出してあげたいアルバムだ。
このアルバムにはのちにメジャーデビューアルバムにも納められた「雷」という曲も入っていて、なんとその「雷」が昨日のワンマンのラストを締めくくった。もう最高じゃん!って自分の身体と魂が何倍にもなってセカンドラインをかけめぐるような感じになった。

なんか、私の勝手な思いだけど、彼らの音楽の核は「雷」であり、この「最たるもの」というアルバムで、ほんとうにやりたいロックのカプセルはここに埋められていて、またいつかそれを掘り起こしてほしいなと思うんだ。

当たり前なんだけど、Jet Lily Star名義の曲が半数以上だ。これでやってくんだ!っていうのをすごく感じた。これが「今」なんだって・・・「これについてこれないなら、知らねぇからな」っていう選曲のような気もした。

そう時は確実に流れてる。

でも、昨日のお客さんの半数以上はJet Lily Starとしての曲をたくさんライブでやっている時からのファンだと思うから、今の曲の方がテンションがあがるんだと思う。

ふと思う。過去の曲を知っているのと知ってないのとでは、たとえばparadeとかの印象は違うんだろうか?とか

Jet Kelly時代を知らない自分が聴いたらどんな印象なのか、ちょっと興味がある。

私にとって、何よりも確実で、生涯かけて離さないと誓える曲は「シンクロナイズドスイミング」

これはJet Kelly, TOKYO DROP, そしてJet Lily Starと時代を泳ぎ続けてきた曲だから。生まれる時代をずっと待ち続けて、やっとJet Lily Starの時代にCDとなって抱き上げることができた曲だから。

「シンクロナイズドスイミング」をたぶん初めて聴いたのはその日ではなかったのかもしれないけれど、あのクリスマスの日の印象が強い。あの時も汗をかいていた真田さんと昨日の真田さんを見て感じたこと。クリスマスのあの日は新人戦のスイマーで、昨日は大会新記録を打ち立てようとするスイマーのような力強さがあった。きっと大新記録が出たと思うよ。昨日の五線譜での泳ぎっぷりでは。

「yes」という曲を初めて聴いた。
ど真ん中だった。
新しくて、そして身体を貫いた。
これだ。これだ。って体が震えた。
ファーストインプレッションでまだたった一度しか聴いたことがないけれど
待っていた曲だと心が記した。

Jet Lily Starがこれから進み続けるとき

yes! yes! yes!

って言い続けたい。

歌いながらパントマイマーのように手を動かす真田さんを見てたら、本当にドラゴンボールを会場に放っているかのように、そう炎の音球を放っているようにみえた。

だから、しっかり受け止めた。
熱すぎてやけどしそうだったけどね。

ヤブさんがなんか自信が出てきたかんじで、それがすごく頼もしかった。ヘアスタイルを変えてサングラスしてきて出てきたとき、「いいかんじ!」ってほんと思った。似合ってたよ。そして50万もするらしいギターもかっこよかった。途中壊れたなんて言っていて、少しあせっている感じだったけど、私は「あせらなくていいから、落着いてね」って心で言ってた。結局壊れてなかったんだけどね。

長尾さんも最近の雰囲気がすごくいい。どんどん前に出てきて、ドラムにもそれが出ていて。超えたんだね。彼の何かを。

ソウさんのステージアクションもなんか激しくなっていて、それがうれしかった。何がうれしいって・・・そりゃぁ、ロックバンドのベースがいかれてなくてどうなん?って感じでしょ?レッチリのフリーとか、マキシマム・ザ・ホルモンの上ちゃんみてたらわかるでしょ?

もっと変になってください・・・って、あるいはポール・シムノンやレベル42のマーク・キングのようにかっこいいベーシストになってくださいね。


正直、何を書いていいのかわかんない。
Jet Lily Starの初ワンマンライブ「天井裏のフェト」

いろんな思いや願いが混ぜ合わされて
これからも何度もこんなライブが見れるよね?って何度も心で叫んでた。

もう悲しい思いは嫌だから
絶対に絶対に何度もやってね。


あなたたちの歌が化学方程式のようにいろんな人を繋げていく。私がもらったその音をまた仕事場や家で繋げていく。それをもらった人がまた繋げていく。それがどんなことが起きても生きていける力を作る原子になれるといいな。


ワンマンだから当たり前だけど、みんなJet Lily Starのファン。そして、それぞれが皆「私がナンバーワンのファン」だと思っている。それでいいんだよね。そう思っていいんだ。だからこそ、あの人より私の方がファンみたいな比べっこはしなくていいんだ。はっきり言ってどのファン熱も比べられないんだもの。

昨日でっかいプレゼントが渡された。きっと、「え?」って知らないって思った人もいただろう。なんかちょっと寂しい思いをした人もいただろう。でも、プレゼント渡す渡さないで伝わる思いは変わらない。

でも、昨日のあのでかいフラッグというか垂れ幕というか、あれは素晴らしかったなぁ~。一生懸命考えられて、それぞれが費用を持ち寄ってかなり時間をかけて用意されたものだと思った。愛ゆえの大作だ。もしかして、後ろにメッセージを書かせてもらうチャンスはあったのかもしれない。でも、妙なロック魂が湧き出てしまって・・・

この前音楽チャンネルでロケットマン(ふかわりょう)がロックだなと思うランキングやってたんだけど、たとえば「アイスのピノを食べるのに爪楊枝を使わず食べる」とか「パピコは2つ引っ付いているのをわけずに片方をつけたままもう一方をチュチュする」とかまあ、ロックだなっていうのはこんなもんかもしれない。要するにちょっと人から見て「なんだ、この人。変」って思われることなのかも。ゆえにメッセージを書かなかったのはおバカなロック魂ゆえで。悪気はありません。って「書いてください」って果たして言われたのかどうかも・・・

実は私には渡したいものがあったんだけど、それは時間がなくて、まったくできなかった。適当にやることは可能だけれど、やっぱりやる限りはちゃんとやりたくて、ゆえにまだまだ先のことになりそうだ。それが完成したアカツキにはここを見てくれている方たちにもお知らせすると思うけど、老後になるかもしれない(笑)

って喜ばれるものとは限らないし、結局できないかもしれない。

なら、ここに書くなって話。でも、ちょっと気合を自分にいれるために。

私は結局、物は何も渡せなかった。心だけは渡したつもりだ。

で、そんな私は別のファンの方からプレゼントを頂いた。それが思いもかけないサプライズだったので、すごくうれしかった。そしてもう半年以上も前に言ってたことをずっと覚えてくださっていたみたいで、それを昨日渡してくださったことに感動しました。そんなファンがいるのがJet Lily Star。

情に厚いファンばかりというのか。

ゆえに心の垣根を取り除きたいもんですね。

というか、団体でなく、個々の連結でいようっていう。
自分のペースで自由な繋がりという。

だから、私はここにライブの感想は書いて、誰もが自由に読んでもらえるようにしています。


そうあなたと君と彼女や彼といい音楽を分かち合いたいから。

これからいっぱいライブがあるよね。
それがうれしい。っていつもいつも行けるわけではないんだけど、それでもうれしい。
そして、その中のひとつにUESAとしてだけど、真田さんが元SIAM SHADEの遠藤一馬さんと共演するのを知って驚いた!

やっぱり好きな音楽と人は繋がっていく。

一馬さんも栄喜さんと同様自分達がどんだけ売れていようともファンを大事にしてた人。たった一度だけ、彼の作った曲にすごく感動して手紙書いたことがあった。するとちゃんと封書で返事をくれた、そんな人だ。で、字が達筆だった。

まあ、いろいろあったから、今はどんな感じなのかわかんないけど、いい人のままだといいな。

ほんと長くなってしまった。ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
こんな自分の日記を自分の思う以上に見に来てくださる方がいるのは本当にうれしいし、ある意味、申し訳ないぐらいです。


「天井裏のフェト」という絵は昨日、描かれました。
記念すべき、第一作目です。
これはこれから連作になっていくことと思います。
どんな作品になっていくのか、ほんと楽しみであり、Jet Lily Starという音楽描き人の展覧会は今後も日本各地のライブハウスで展開されていきますので、是非見に行ってくださいね。

入場料と音楽愛をもっていけば、それで完璧ですから。
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かかって来いっていう音魂

2008年09月15日 | JET LILY STAR
ワンマンライブおめでとうございます。よかったですねっていう気持ちはもちろんある。

でも、それ以上にステージからのロック魂をドラゴンボールのように受け取ることができるのかっていう期待の方がどんどん溢れてくる。

真田さんがよくメンバーとの温度差みたいなことで葛藤しているのを感じたし、なんとなくというかステージパフォーマンスから本当はそれを感じてはいた。でも、人の性格っていうのもあるし、そう簡単に変わるっていうことも難しいって知っている。自分もどちらかというと自分をさらけ出すのがへたな人間だから。

でも、たとえばパンクロックを始めるロッカーたちは最初はそんな感じなんだけど、ある瞬間から一線を越えて変わりだす。ミクスチャーの連中だってそうだ。そんなロッカーたちに今まで出会ってきたからこそ、私もいつか越えられるって希望をもってきたし、少しは超えられたのかなとも思う。じゃないと今の仕事できないもの。

だから思うんだ、メンバーが一線を越えるそんな瞬間が明日見れたらいいなって。


「過去は過ぎ去りもう無い 未来は未だ来たらずまだ無い」っていう言葉がロックインジャパンフェスに出てた筋肉少女帯の大槻ケンヂ氏の特攻服の背中に書かれてあったんだけど、そう結局「今」しか存在しないんだって感じた。

だから「今」を全開にしなくてどうするって話。


ポップスターのようにおめでとうって花束を投げないかわりに、ロックなステージには拳をあげて感情を投げるよ。


そうステージ対会場の真剣勝負だ。ロック魂の。


ピアノの発表会やクラシックの演奏会じゃない。


王子様を見つける場所でもない。


「生きてる」今をその空間全ての人で感じるのがロックだって


そう思ってる。



だから、その生き様を音と身体で投げあおうって思うのはいけないかな?


どんだけ揺らしてくれるのか



そんな祭りの神輿をいっしょに担がせてください。









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流れる川の上で

2008年09月08日 | JET LILY STAR
「流れる川の上で」


以前にも触れたかもしれない。

これは私の生まれて初めて書いた脚本のタイトル。でも、せっかく書いたその原本というか自筆の原稿は東映の中で紛失されてしまった・・・ゴミとして捨てられちゃったのかな~。

でも、それはちゃんとした冊子としては残っているんだ。そのシナリオ集に載せるのに原本預けてたから、とりあえず印刷では残ってる。

って随分昔の話だ。


ストーリーは言うに及ばず。

ただ、当時のライターの先生には褒めてもらった。でも、それだけ。


どうってことのない話なんだけど、この言葉を最後に書きたいがために長々と作り上げたストーリーだといえる。




「時は常に流れていき、今にも立ち止まることのできない自分を見た」


これを言いたかったんだ。



今日これを思い出した。



昨日の夜はELLEGARDENに放出した感情もあっという間に流れて、また新たな感情が私のところに流れてきている。

じっとしてなんかいられないんだ。


もちろん、忘れるんじゃない。


流れを止めることはだれにもできないんだ。



時は当たり前に感情を流していく。



Jet Lily Starの真田さんの日記を読んだ。

「ワ、まで長い!」

というこのタイトルで

驚くほど完璧に「あ」で始まるフレーズから言葉が順番に「ワ」に向かって繋がれていく。

そこに私の好きな歌の好きな歌詞が織り込まれていく。


今日はとにかく朝から通勤の電車の中で聞けるだけJET KELLYの時代からの曲をずっと聴いていた。


なんて名曲ぞろいなんだ。


最初から良質なハイレベルな作品ぞろいで。


バラエティ豊かで。


どうしてこんなすごい曲たちがもっと世に認知されないんだよ!


って怒りもこみ上げてくる。



こんなにも極上の言葉の料理ができる人がここにいて

世界中の音楽にもひけをとらないメロディを奏でられる人たちがいて



気づけよ!


Japaneseってほんと思う。



とくに男性諸君に言いたい。



むさ苦しい風貌の人だけがへビィなガレージな曲をやると思ったら大間違いさ。


さわやかな風貌とのそのギャップを味わう新鮮さを知ってくれ!


「愛してる」っていう言葉が甘いキャンディーに聴こえない「愛してる」って知ってる?ジム・ジャームッシュの映画のトーンのような「愛してる」やヴェンダースの映画のような「愛してる」が溢れてるんだ。真田さんの「愛してる」には。


見た目はカラーな感じでも彼の心の風景はきっといつも最初はモノクロで、そこに少しずつ色彩をほんのりつけていく感じだ。彼はモノトーンがカラフルな服を着ているような人だ。


もうすぐワンマンライブが大阪である。


大好きな場所

福島セカンドライン。


かつてサンタクロースが降り立った場所。



きっと会いにいくよ。きっと・・・


モノクロが色を付け始めるその瞬間を

この目で見るために。





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サタデナイトですから

2008年08月19日 | JET LILY STAR
Jet Lily Starの日記に「サナダヒデトですから」と書いてあった。なぜか私は一瞬「サタデナイトですから」に見えた。きっと「サナダヒデトサタデナイト」を3回早口で言うことは私は無理だろうな・・・って私は何を言いたいのでしょう?

でも、日本語って不思議だ。ひらがな、カタカナ、漢字によってイメージが変わる。だいたいロボットが話す言葉は「ワレワレハ、ユウコウテキロボットデス」って感じでカタカナ表記が多い。なぜ?

「ふわふわ」「フワフワ」でもなんかイメージがちょっと変わる。

Jet lily Starのミニアルバムに収められている曲のひとつ「心臓のインベーダー」にも

♪ムゲンダイのカタマリ

っていうフレーズが出てくる。なんかここをカタカナにしてるのがいいな~って思ったりした。


だいぶ前・・・まだJET KELLYの時代。真田さんが全然日記を書かなくなった時があった。毎回楽しみにしていた日記だったので、とっても心が乾くのを感じた。

だって、この世の中、ものすごい数の日記がネットにアップされているのに、その中で読んで、なんだかよかったな~って思う日記ってどれくらいある?

私はあんまりなくて、そんな中で数少ない「読んでよかった」と毎回思う日記の一つが真田さんの日記だった。(今のJet Lily Starの場合、メンバー全員「よかった」って思える日記ですよ)

だから、たまらなくなって、聞いたんだ。

「どうして書かないんですか」

彼は答えてくれた。

「言葉を休ませているんだ。」


なんか「そうか」って思った。


きっと言葉がお休み中は、風の音とか雨の地面を濡らす音なんかが言葉の養分となって言葉をまた成長させるんだろうな・・・って彼を見てて感じたことを思い出した。


あれから2年は経ってると思う。

先月ついに手に入れたミニアルバム。

これについてはもっといつかじっくり書きたいと思っていたんだけど、今日少しだけ書きます。

「bt fly high」に出てくる

♪たとえば雨の音が ジョンレノンの歌声なら♪

っていうところがあるんだけど、この部分はその言葉のお休み中に蓄えた養分によるものなのかなぁ~って思った。

今も忘れられない写真がある。もうその日記は消えてしまって二度と見ることはないんだけど、忘れられない。真田さんが目を閉じて雨音(だったかな)を聴いているという写真。その写真とこのフレーズが呼応するんだ。

あと、ここの歌詞カードに「両の羽根」というのがあるんだけど、これって昔の歌詞だと「蝋の羽根」じゃなかったっけ・・・って絶対にそうだよね。じゃないとイカロスじゃなくなるもの。

また「千一夜」っていう曲を聴くと、畳み掛ける思いが津波のように押し寄せてくるそんな感じで、バーストっていう感じに泣きたくなる。こらえてたものを一気に吐き出すように。

夢物語を飛び越えて、それをまさに真物語にしなくちゃだめだ。もうwillじゃなくてhave toでいこうよ。君のいろんな思いの重みを踏ん張って床に落とさないように受け止めるぐらい今は多くの人たちがいるんだから。ダイブしたって、受け止めてくれるぐらい。

信じて



今日はこのへんで、また他の曲についてはいつか・・・
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君の鼓動が聞こえるようだ

2008年07月27日 | JET LILY STAR
この間のJet Lily Starのライブの時にTシャツを買うとライブ映像のDVDがもらえた。

DVDについて言う前にTシャツについて少し。
Tシャツは2色でピンクとブルー。私はブルーを買った。というのも弟子たちがピンクはねぇ~って・・・私にはダメらしいので、ブルーにした。実際、私はスカイブルーは好きだから、自分でも選ぶだろうけどね。

でも、デザインがシンプルだから仕事場にも着ていける。それがうれしい。エルレとかマイケミとか、極めつけはマキシマム・ザ・ホルモンはふつうでも着て出られない・・・というか出ようとして、家族からストップがかかった。何せ、メンバーのお顔入りなんだもの。パンクスプリングだったかな?で買ったTシャツなんだけど、エジプトっぽいデザインが気に入って買った。もし、いつかエジプト行くなんてことがあったら、その時は着ていく。そういえば、細美くんもエジプト行きたいって言ってたな~。いっしょに連れていってください・・・マキシマムメンバーも引き連れて・・・そんなツアーがあればいいのに。


そんなブルーのTシャツ買っていただいたDVDには3曲入っていて、どれも音源のない曲だったので、それがうれしかった。出たばかりのCDに6曲、そしてこのDVDに3曲で計9曲の音源を手に入れられたことになるわけ。


このDVDはDiana∽Dianaのも3曲入っている。どちらも新作発売の2マンライブの時の映像だ。


この映像を撮ったのは誰か?

それはなんにも書いてないので不明である。

Jet Lily StarのスタッフなのかDianaのスタッフなのかわからない。

が、きっとドキドキしたんだろうね。撮影するのに。

ただ、最初からDVDにすると決めて撮っていたのか、いつものように撮っていて、あとでDVDにしようって決めたのか・・・それによってはドキドキ指数は違うだろうけど。


ライブって生ものだから、やり直しってきかない。
ゆえにNICOのライブの時のように数台カメラが入っていたら、あとでどうにかなる。でも、一人で一台のカメラで撮影するときは、どうしようもない。

だから結構プレッシャーがかかる。


私の場合はそういう風に世に出ますよっていう規制なく、撮らせてもらったことはあるけれど、それでも撮り終わった後は腕がガチンゴチンに固まって、しばらく腕が曲がったままって感じになる。

最初に映像というものを撮ったのはかなり昔で、今よりでかい機材の時だった。ゆえに重たくてブレる。また、慌ててパン(ズーム)したりして、カメラが混乱するのかピンとが合わなくなったりと、オーマイゴッドだった。

あと、これもあれもと欲張るといけないんだよね。

そんな数々の失敗から・・・といってもいまだに失敗は数知れず・・・ではあるが、自分の中で決めたことがあった。


ライブを撮る場合は、そのバンドなりアーティストの曲をよく聴いておく。そして、イメージする。ここでズーム、ここで全体。

実際にはステージを見ないとわかんないんだけど、自分の中で「何を撮りたいのか」「何を映像で伝えたいのか」決めておく。

写真なんかでもそう。私の撮る写真はたまにすごく困りもの。

「あのメロディを弾くときの指先が撮りたい」とアーティストの手の部分だけ撮ったりする。ゆえにそのアーティストを知らない人だと誰の手かわからない。

ただ、写真は何枚か撮っておいてあとで選べるけれど、一発勝負の映像はそれができない。演奏中に何かトラブルがカメラにあれば、それでその曲の映像はボツになる。

今回いただいた映像は私なんかのカメラに比べて解像度というのかが、すごくきれいで、透明な空気感が流れる。撮るポジションもやはりいい場所で、スタッフならではの特権だよね。うらやましい。

でも、ほんと一人で一台のカメラで撮るのは大変だ。
だって、シーンの切り替えなんてできないんだもの。
ずうっとカメラは回りっぱなしなんだ。
ボーカルからハイ、ギターへってなスカパーみたいな映像は一人撮影では無理。

ゆえに慌てるとズームがグワァ~って暴走するんだ。

「あっ、今はギターソロだ」とか「ベースの聞かせ場所だ」とかで

昔、それで早すぎる展開で、画像がガタガタしたこともあるし、今でもときどきする。

これを少しでもましにするのは、やはり曲をよく聴いておくことだろうね。なら、次はギターソロとかわかるから、まずはゆっくりカメラを引いて全体に戻してから、お目当てのメンバーのところにズームしていけば、なめらかに映像は移行していくから。

私自身はこの練習を以前あるバンドのライブ映像を撮らしてもらう前に家でかなり練習した。息止めてやるかんじ。ゆえに撮影の時はプールの中にいるような・・・


でも、たまにカメラはへそ曲がり。わざとピントをはずしてくれる。

「なんなんだよ~。なんで合ってくれないんだよ~。お願いだから合ってくれよ~。」

ってことになる。


そんな時の孤独な撮影者の気持ちをわかってください。


今回のJet Lily Starの映像で好きだったところは、まず、ギターのやぶさんを撮るところ。なんか彼ってこんな人だったんだという人間性が垣間見れるような表情をきれいに撮られていて、いいな~って思った。

操さんの表情もしっかり映っていて、あ~こんな感じだよね。彼は・・・ってまるでそこで見ているように感じた。ベースを弾いている指もアップで見れた。なんかそういうのうれしい。

長尾さんのはっきりしたドラミングの表情も見れて、あ~ドラミングしている時はこんな表情なんだって初めてちゃんと見れた気がした。いつもライブだと後ろの奥だから見えないんだもの。すごくかっこいいって思った。この映像見て。


真田さんはボーカルだから、映る時間が長い。その中で汗が光るまっすぐで、なんの混じり気もなく、歌うことに一生懸命な表情と姿がいっぱい映っていた。

まっすぐ前を見ていた。もちろん、カメラではなく、会場を。

ブルーに包まれる彼。
セピア色の彼。

とても美しくそこは輝いていた。


とにかく、撮影を一人でされたその方に

「お疲れ様。ありがとう」

と言いたい。


この映像を見ていると

その君の鼓動や「あれ~」「どうしよう」とかいろんな心のつぶやきが聞こえてくるようです。まるで自分のごとく。


これからもいっぱい映像を撮ってくださいね☆

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明日もがんばろうと思えるイベント2

2008年07月23日 | JET LILY STAR
5月だったんだね。前見たライブ。あれからもう2ヶ月も経ったんだ。
でも、つい昨日のことのように思えるよ。

イベントのど真ん中で登場したJet Lily Star

今回皆笑顔だったね。


一番いつもと違うと思ったのはドラムの長尾さんだ。
今までとどこかが違ってた。
ますますファンになった。


操さんはサングラスで登場。見えにくくない?って思っちゃったけど。
でも、すごくかっこいいベース弾いてくれた。
「17」(セブンティーン)・・・ベースのすごく際立つ曲だね。
ポール・シムノン風では今回無かったけど、操スタイルだった。
そうオリジナル。

やぶさんも表情が前に比べてすご~く柔らかくなってた。前はちょっと堅くて、それがギターの音にも出てた気がしてたけど、今回はギターの音もやわらかくなっていて、曲にすごく溶け込んでいた。

真田さんも何かひとつ越えた笑顔だったね。前の京都でのライブでの断崖絶壁に立っているようなきりきり感もそれはそれで好きなんだけど、今回はなんかまだまだ余力はあるぜ~みたいなところが安心感をくれた。

セットリストは

bt fly high
心臓のインベーダー
シンクロナイズドスイミング
17(セブンティーン)
ナナ

5曲だけで、今まで見た彼らのライブでは一番少ない曲数だけど、1曲1曲が深く胸に飛び込んできた。

特に「シンクロナイズドスイミング」

この曲が音源になるまで、どれだけ待っただろう。

いつも苦しい時にそばにいてくれた曲。

音源になり、そして熟成されて、演奏されたその時。

なんだか水中にもぐったみたいに目の前が潤んだよ。

やっとここまできたんだって。


でも、まだまだ先はある。

心が折れそうになるときもあるかもしれない。


でも、こうしてミニアルバムを発表して、始まったんだ。次のステージが。

大事に生きていこうよ。その道を。


「いつか君は全てを叶える 僕にはわかる」

君が歌うその言葉を
そのまま君たちのために私は歌う。ずっとね。
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明日もがんばろうと思えるイベント1

2008年07月23日 | JET LILY STAR
久しぶりの大阪はとても暑かった。

心斎橋BIG CATでのライブまでは少し時間があったので、タワーレコードとジュンク堂の梅田店(ヒルトンホテルのところ)に行った。

ジュンク堂に行ったのはある本を買いに行くためだ。しかし、なぜか新刊にもかかわらずその本はそこにはなかった。

仕方が無いなあ~って、別の本屋さんでものぞこうかとエスカレーターを下りながら、吹き抜けの下に見える明るいカフェを見下ろしながら昔を思った。

「こうしてここにいると昔の自分と感覚はちっとも変わってないな~。この空間を何度通り過ぎただろう、かつて・・・」

そう私が大阪でOLしていた時、友達と待ち合わせるのはいつもここだった。とても静かで広々としていて明るい場所。

よく考えたら、その日見に行くライブに出る真田さんたちよりも若かった時だ。あれから何年たったんだろう。いろんなことがあった。でも、ここにくると感覚はそのままだ。


本は結局阪急百貨店近くの小さな書店で見つかった。そこには2冊もあった。とても好きな作家の本であり、その新刊はすぐに好きになった。何気なく書かれている文章の中にすごく深いメッセージを感じるのは私だけかな?

その本についてはまた書くかもしれないけど。

君に読んでほしいと思った、突然にね。


なるべく地上に上がらずして、大阪を渡り歩く。

でも、BIG CATへ行くには少しだけ地上を歩かないとだめだ。


ここにライブ見に来るのはきっと4年ぶりぐらいだと思う。このブログを始めるより前のような気がする。

でも、やっぱり来るとかつての感覚のままだ。


その時は私はバックステージパスをもらって、いろいろ映像を撮らせてもらってた。何せちっぽけなムービーカメラで撮るんだから、このやや大きめのライブハウスで撮影するのは苦労した。

楽屋から見た景色は今でも覚えている。


ってなんか前置きが長いよね。


昨日のイベントはDear Loving主催のイベントで、そこにJet Lily Starも出た。全部で7組。ゆえに長丁場のイベントで、帰る時間が最初から心配な私であったけど、それゆえに開き直りも早かった・・・で結局のところ、主催者さんがうまく仕切ってくださったのか、無事終電に間に合ってめでたしだった。


最初のバンド「SUAL拳」これで「さるパンチ」っていうそう。まだ結成9ヶ月らしいけど、初心者で9ヶ月ではないだろう・・・って思った。おそらく他ですでにバンドやっていた人たちの集まりだろう。曲は聴きやすい感じで、受け入れやすい感じ。ギターの人が12フレットあたりを弾くのが好きな人なんだなあ~っとそれがすごく印象に残った。ライブ告知のときにゼップ大阪とどこだったかでワンマンライブします!と言ったときには、最初びっくりした。

「え?ゼップでワンマン?」

それは違って、ゼップはイベントで、どこだったか(忘れた)でワンマンということだったよう。

ゼップでワンマンなんて9ヶ月のバンドではあり得ないでしょう、ふつう。


次のバンドはHigh-G

このHigh-Gはもう5回目ぐらいかな?かなり見てる。だから、知っている曲もあるから、なんかほっとする。このバンドはいいバンドだと思う。不思議とベース君はステージではいつもずっとニコニコしてるんだよね。物販では真面目な青年って感じなのに、ふわあ~ってかる~いオーラがステージだけ出る人。


3番手はあのHUMPTY

あのですね。ノーコメントにしようかと思ったけど、やはり一生懸命ステージをやる!ということにおいては拍手を送りたいバンドではあったよね。

が、私の中では音楽のステージというより、音楽劇のステージとしか見えないわけで。芝居に音楽がひっついていると思わないと見てられない。正直なところ。メインボーカルさんはイケメンさんではあるだろう、ゆえに女の子のファンが多い。でも、ベルトにまるで夜中に走るトラックのごとく電飾ベルトに文字が流れる衣装っていうのも、なんなの?もうひとりのボーカルさん?あの方は「王様2世」ですか?確かに小・中学生あたりには受けるかもしれないけど、あのままで音楽やっていくんですか?何を結局したいのか、伝えたいのか、まったくわかりません。お笑いやりたいんですか?

それよりお芝居の方へ行かれた方がいいんじゃないのですか?


ここでふと思った。

「なぜにこのイベントにこのようなバンドが・・・」

(のちに判明)


4番手

ここで、どお~っと気持ちが低迷した私を一気に引き上げてくれたバンド登場!
そうJet Lily Star!

で、彼らのことはあとで別枠で書きます。


5番手

photograph

このバンドよかった。なのに解散するらしい。なぜに?
ボーカルさんは失恋したばかりで、このイベントも欠席したいほどだったらしい。「がんばろうと思えるイベントで、がんばれないバンドがいてもいいでしょ」っていうMCが妙に受けた。というか、このボーカルさんすごくトークがうまい。どこか世界のナベアツを彷彿する容姿も重なって、なんかひきつけられた。

歌唱力もかなりで、聞かせてくれたし、ロックな香りいっぱいだった。解散なんて残念だな~。曲もかなりいいのに・・・

6番手

ザ・キャプテンズ。

最後のグループサウンズと自ら語るように、衣装はマーチングバンドのようなあれ。しかも赤。これが黒だとマイケミみたいにかっこいいんだけど・・・

ロッキンオンジャパンとかにも載っていたバンドだから以前から存在は知っていたし、音楽的にもだいたい想像してたら、そのとおりだった。

この手のバンドの曲を日々聴くことはないだろうけど、ここのボーカルさんはすごいと思った。かなりのオーラが出まくっていた。

顔立ちは端整で、歌舞伎でいうなら女形になれる美形な方である。そして言動すべてに彼の美学があり、そのしゃべり方はどうみても「ちびまる子ちゃん」の花輪くんである。

しかし、うまい。言葉の発し方、動作・・・このバンドもお芝居系である。芝居に音楽がついている・・・そう思わないと私の中では何かが爆発しそうだ。

「何歌いたいのかわからない」

そんなグループサウンズだった。

でも、アメリカツアーに出るんだって。結構受けるかも。だってアニメチックなんだもの・・・いけるよきっと。見た目で。誤解ないようにいうけど、このバンド演奏力も実はあるんだ。見た目に圧倒されるけどね。妙な歌詞と・・・


そして、いよいよトリ。

主催者Dear Loving。

彼らを見るのは2度目なんだけど、まったくどんな音楽だったか覚えてなかった。ゆえに昨日でしっかりわかった。


彼らもどちらかというとザ・キャプテンズやあのHumptyと同系であるということを。ゆえにこのイベントに誘ったんだね。

彼らを名づけるなら

「Theatrical rock」

だと。

きっと、はまる人ははまるロックだ。

ボーカルのマサさんはいい人なんだと思う。時間はやや押したものの、結構うまく仕切ってくれた。ゆえに最後の全バンドのセッションも見れた。会場のどちらかというと後方で見ていても、「化粧してる?」って思ってしまうようなかつてのヴィジュアル系のマサさんの汗が光ってみえた。


音楽がどうとか、堅いことを抜きにしたら、楽しいバラエティに飛んだ「明日もがんばろうと思える」イベントは大成功だったんじゃないのかな。


いっぱい笑ったもの。

ありがとう。







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シンクロナイズドスイミング

2008年07月12日 | JET LILY STAR
やっとCDとしてこの世に出た曲

「シンクロナイズドスイミング」

まだ、ライブ会場でしか手に入らないようだけれど、きっともうすぐどこででも手に入るようになると信じてる。

昨日のライブには行けなかったけれど、なんかその熱を感じる・・・いろんな場所から。

人の思いや願いの連鎖は

きっと本人達も気が付かないまま

遠く遠く空気を揺らして伝わっていくんだと思う。


ふっと包み込む熱風は


きっと東京のひとつのライブハウス
東京・渋谷・O-Crestから

吹いてきたのだろう。



同じライブは絶対にこの世にはないから
そのライブを見れなかったことは
月に降り立った宇宙飛行士になれないのと
同じなんだよね。


でも、私には私の一生もののライブがあるはず。

そんな風にライブに行くたび毎回思ってる。


私がその場に立てたライブは
月に降りつく宇宙飛行士の気持ちと
実は変わんないんだ。


生涯誰にも一度はそんな気持ちになれるときがあると思う。



だからこそ、あらゆる音楽あるいは舞台をやる人たちに願う。



あなたたちのステージから放つものがいつまでも心のこもった
本物であり続けますように。中途半端な気持ちではなく
全力を投じてくれますように。


Jet Lily Starの関西でのライブが22日にあるけれど、きっと昨日のようにたくさん曲はやってもらえないだろうけど、そのひとつひとつの曲を大事に包んで持ち帰るつもり。


いつも仕事が苦しいくせに必死で見えないところで足をばたつかせながら、見えるところでは笑顔でいないといけなかった日々に私をささえてくれた曲

「シンクロナイズドスイミング」

一生もんの音楽。

忘れることなんて絶対にない永遠の曲。




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天井裏のフェト

2008年05月17日 | JET LILY STAR
まず最初に

きっとこの日記は長くなる。

ということでお許しを。


「天井裏のフェト」

これは村上春樹の「ノルウエーの森」の最初にある

・・・・・多くの祭り(フェト)のために・・・・・

というところから取られたと聞きました。


フェトというのはfeteという英語がありますが、もともとはフランス語から来ています。祭りや祝祭日という意味で、カトリックの国では祝名節として使われることがあります。

「名前を祝う」

っていうことでは昨日の「フェト」はぴったりだったのではないでしょうか。


そう、昨日は「JET LILY STAR」がその名を初めて大阪で掲げた日なんですから。

偶然にも対バンしたDIANA DIANAもGreedychairが新しい名前を大阪でお披露目した日でもあり、その「フェト」は彼らにぴったりのイベント名だったわけです。


まさに

ウエルカム・トゥ・ザ・「天井裏のフェト」

場所は大阪福島セカンドライン。

ここは同じUnder the Rでも、Under the roof というより Under the railroadで、案外心地よい電車のガタンゴトンが合いの手のように入ってくる場所であります。

よく考えたら、この「天井裏のフェト」というイベント名ってすごくいいですよね。天井は英語ではRoof・・・これって頂点という意味があるんです。天井裏はUnder the roofというので、解釈を変えると、頂点のもと・・・すなわち「これから頂点を目指すための祝日あるいは祭り」という意味あいになるわけで。


そんなことをあれやこれやと思い巡らしながら、仕事をぎりぎりまでして向かったので、結局開演時間には間に合わず、オープニングアクトの「DIANA DIANA」の途中から参加しました。


☆DIANA DIANA

このバンドの前の名前のGreedychairは目にしたことが何度かありますが、聴くのは初めてです。最初に会場に入って聴いた曲から「いいバンドだな~」って感じました。メロディラインがはっきりしているのに、ロックなビートで、ある意味やりたいことがはっきりしているというか。私のお連れもこの日の対バンではダントツによかったと言ってました。

CD買えなかったので残念でしたが。

まあ、比較して申し訳ないですが、NICO系のバンドかなと。どこか同じ香りが・・・

今後に注目です。


ただ、どうしてDIANA DIANAなんでしょう?

ダイアナ妃やダイアナ・ロスを連想してしまいますが。


☆redballon

このバンドは民放の毎日だったか?でプッシュバンドに以前なっていて、テレビではよく目にしたことがありました。

聴きやすい。

そういうメロディだったと思います。

ただ、歌詞は早口で歌われるので、よく聞き取れません。そういうスタイルもあるので、それがいいとか悪いとかはまったくありませんよ。

残念なのはあれだけテレビで流れていたのに、まったくどんな曲だったのか覚えてないということです。

ゆえに昨日その曲をやってくれたのかどうかわからないということです。

ごめんなさい。

今後に期待します。


☆plane

このバンドにめぐり合えたこと。
本当に音楽のつながりを改めて感じます。

実は今朝から2004年11月12日(金)の「スペースシャワー列伝」を録画してたDVDを引っ張り出して観てました。

そう、4年前のplaneが出ていた列伝です。

昨日うれしかったのはその列伝でやってくれた

「嘘つきな君へ」

をラストにやってくれたことです。


歌詞を変えたとか、言ってましたが、昔のは若干恋愛色が強かった気がしますが、今はもっと広い意味へと変わっていったのかなって、まあすべての歌詞を覚えているわけではありませんが、そう感じました。

できれば「R」も聴きたかったな。

菊池さんは(漢字あってます?)ぜんぜん雰囲気変わってなくて、そういうのっていいですね。

JRの「大人の階段」話やジャリズム、世界のなべあつの話・・・などきっと話してたら、おもしろい人なんだろうな~って。

ステージのそでから真田さんの「おもろ~」はずっと鳴り響いておりましたが(笑)

planeはもちろん「飛行機」のこと。
JET LILY STARのJETも大きな意味の中でジェット機を指すことがあります。

もし・・・

この2つのバンドがツーマンでツアーにまわる時があったら

「アテンション・プリーズ・ツアー」

とか

「世界を巡る旅へようこそ」

とか

「マッハでゴー」

とか

果てしなく、バカな私はタイトルを考えてしまうのです。

すいません。


脱線しすぎました。

とにかく、私は4年前に知っていたバンドのplaneとこうして昨日やっとめぐりあえたわけです。

菊池さんが真田さんとは4年前ぐらいからと言っていたので、このころから実はJET LILY STARとも私は繋がっていたんでしょうね。


☆JET LILY STAR

「ランドリー」からスタートしたこの日のライブ。

アレンジがよりロック色を強めて、すごくかっこよかったです。自然に体が乗ってくるというのか。

セットリストはまた彼らのHPで発表されると思いますが、初めて聴けた曲もあって、すごくうれしかったです。

新曲や以前1度だけ聞いたことがある曲でまだ音源になっていない曲は歌詞をはっきり把握しているわけではないのですが、結構社会的な歌詞と日常的な歌詞がうまくブレンドされていて、そこがいいな~って思うし、真田さんならではだな~って思いました。

日々流れるニュースを彼自身が感じ思ったことを歌にしていってるんだな~って。

今までの日本のバンドにはあまりなかったから


こういう歌を唄うバンドをどれだけ待っていたか


そんなバンドが今ここにいます。

ではセットリストとは関係なく思いつくまま書きます。

「星のリンダ」・・・これが彼らとの出会いの曲。この曲、勝手に私の誕生日月の曲と決めてますが(笑)

この曲中にメンバー紹介をされて、操さんやヤブさんが前方に出てこられて、ソロを少し演奏されたのですが、操さんの演奏にドキ!

「これはマンドゥ・ディアオの『sheepdog』のインストではありませんか!」

マンドゥの私はファーストアルバムが大好きなんです。ゆえにそれを操さんのベースで聞けるなんて・・・ってもし違ったらごめんなさい。


さて「彼女のショコラ」・・・これって本当に聴くたびに深みを増してきますよね。

これを聞きながら思いました。

「細美さんに聴かせてあげたい」

それはなぜか。

細美さんは人生っていうのはチョコレートの箱みたいにどんなのが出てくるかわかんないって言ってたんですが、だったら真田さんが言うようにいっそそのチョコ溶かしてしまったらいいのに・・・って。そうすれば難しいことも簡単なことも混ぜこぜになって「なるようになるさ」って思えるんじゃないかなって。

あっ、話それましたね。すいません。

「タイムマシン」はやっぱり好きですね。あれがくると「やった~」って思います。体の波長に合うんでしょうね。

最近思うんですが、私にはあまり懐かしむという感覚がないということ。もちろん、家族との思い出とか友達との思い出とかは大事ですよ。私がいう懐かしむは「昔の音楽」や「昔のドラマ」とかについて。

ゆえにサマソニに昔のバンドの「セックス・ピストルズ」が来ると聞いても別にどうでもいいし、いろんな昔のバンドが復活しても、懐かしいから聞きに行きたいってあんまり思わないんです。その時の歌はその時にきらめいて、今ではないから。もちろんCDでは聞きますが、今の彼らではそのときの曲を聴きたくないというか。

たとえば、ストラングラーズのようにずっと現役とかサザンの桑田さんのように今も新曲があるとか、そういうアーティストはいいんですよ。昔の歌をやってくれても新鮮なんです。だけれど、ブランクがあってなんかイベントで再結成っていうのはあんまり好きではありません。

ってまたまた脱線。

要するに「タイムマシン」で真田さんがいうように「今」を生きることが大事なんです。未来に後悔を箱積みにして並べないでいいように

「destroy」はアフリカンなビートがすごく好き。80年代のアメリカのバンド「TOTO」の「アフリカ」という曲もアフリカンなドラムが入っているんですけれど、音楽の起源は太古の調べというか、人間が自然界で生きていく上で雨乞いや天の恵みへのお祝いの祭り(そうフェトですよ)で物を叩いて音を出したところから始まったんじゃないかって言われてますよね。そういう香りと現代の悲しい現状がこの歌から光と影となって放たれています。


「beautiful noise」やっと聞けました。

美しい雑音・・・ってどんなのかな。


スヤスヤ眠る赤ちゃんの寝息
あるいはロックミュージックによくある不協和音

雑音って影みたいな存在で、実は素敵な音を浮き上がらせてくれるんですよね。

すべてきれいなもので飾ろうとするのは大間違い。

きれいなものとそうでないものが共存することで、どちらも存在感を強調し、素敵なバランスを作り上げることができるんですよね。


「バランス」


本当に大事です。

そして、そして

「parade」

聞きたかった曲。都会の交差点の映像が目の前に浮かんできました。

歌詞はまだしっかり把握できてませんが、1度聴いた印象で感じたことは、人はみんな結局知らないうちにこの世界のパレードに参加させられているってこと。歩きたくなくても歩かなくちゃいけないんだってこと。でも、そのパレードの中で君にも出会えるんだってこと。


だから、私もJET LILY STARに出会えたんですよね。

アンコール曲

「空に風、声は羽根」

この歌のように、その歌が風にのって、どこまでもずっと届いていきますように



こうしてフェトは終わりました。


そしてJET LILY STARの「NEW DAY」が始まりました☆












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JET LILY STAR

2008年05月10日 | JET LILY STAR
昨日、JET LILY STARというバンドが誕生しました。これでようやく、幼虫からさなぎを経て、飛び立つ準備の出来た蝶のように感じるのは私だけでしょうか?

JET KELLY → TOKYO DROP → JET LILY STAR

こうして、彼らの新しいチャプターがまた始まるわけです。


不思議なことですが、無意識のうちに私はこれの前の日記にSTAR☆を書いてました。なぜあのように、わざわざ書いたのか自分でもわかりませんが、光るものがバンド名に入るような気がしてました。


あと、JETですが、これがまた復活してくれてすごくうれしいです。つい最近、実はELLEGARDENの細美くんは当初バンド名をUB-JETSにしようとしていたそうなんですが、この中にもJETがあるし、私がこの日記を最初に書いた日のタイトルがやっぱり「JET☆」そして、JET KELLYもJETが入っているし、みんなJETで繋がっている~って家で騒いでいたところだったのです。

そうそう、UBは生方さんの名前からとったらしいのですが、よく見れば私の名前にも共通なものが・・・どっきりでした。

さらにさらに、驚きは私がこの日記を始めた頃はまだJET KELLYとは出会ってなかっと思うのですが、その最初の日記のタイトルが未来のこの新生バンドとの出会いを予測してたのか、というほどのタイトルですよね。

「JET☆」すなわち「JET STAR」もちろん、この間にLILYという言葉が入らないといけないわけですが、2/3の確率で一致していたわけです。


あと、今回新しい名前がつくということで、弟子達と「どんなのになるかな~」って話してたとき、やっぱりアジアン・カンフー・ジェネレーションとかマイ・ケミカル・ロマンスとか3つ以上に音節を区切れるバンド名がかっこいいよね~って話してたら

ジェット・リリー・スター

って3つに区切れるバンド名でした。


それにしても、どういう意図でこの名前になったんでしょう。

そもそも、ジェット・ケリーはカンフースターのジェット・リーと女優のケリー・チャンからつけられたって聞いてますが、


今回は

やっぱり、ジェット・リーのりーを残しつつ、ケリー・チャンの余韻も残して、

ジェット・リーはスターであるっていう意味ではないですよね。


いろいろときっと深い意味があるんだと思います。

リリーといえば思い浮かぶのは


まず、クイーンの名曲「LILY OF THE VALLEY」
で、次はピーターパンに出てくるタイガー・リリー
そして、ドラゴンアッシュの「LILY OF DA VALLEY」

そして、そしてミッシェル・ガン・エレファントの曲に

「リリィ」ってありますよね。大好きな曲のひとつです。

私の子どもの頃飼っていた、ウサギの名前も「リリー」でした。


まあ、とにかくここまでは私のたわごとで


本当に

本当に


今度こそは


その光を日本中、あるいは世界中の人の心に届けてくださいね☆
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