久しぶりの大阪はとても暑かった。
心斎橋BIG CATでのライブまでは少し時間があったので、タワーレコードとジュンク堂の梅田店(ヒルトンホテルのところ)に行った。
ジュンク堂に行ったのはある本を買いに行くためだ。しかし、なぜか新刊にもかかわらずその本はそこにはなかった。
仕方が無いなあ~って、別の本屋さんでものぞこうかとエスカレーターを下りながら、吹き抜けの下に見える明るいカフェを見下ろしながら昔を思った。
「こうしてここにいると昔の自分と感覚はちっとも変わってないな~。この空間を何度通り過ぎただろう、かつて・・・」
そう私が大阪でOLしていた時、友達と待ち合わせるのはいつもここだった。とても静かで広々としていて明るい場所。
よく考えたら、その日見に行くライブに出る真田さんたちよりも若かった時だ。あれから何年たったんだろう。いろんなことがあった。でも、ここにくると感覚はそのままだ。
本は結局阪急百貨店近くの小さな書店で見つかった。そこには2冊もあった。とても好きな作家の本であり、その新刊はすぐに好きになった。何気なく書かれている文章の中にすごく深いメッセージを感じるのは私だけかな?
その本についてはまた書くかもしれないけど。
君に読んでほしいと思った、突然にね。
なるべく地上に上がらずして、大阪を渡り歩く。
でも、BIG CATへ行くには少しだけ地上を歩かないとだめだ。
ここにライブ見に来るのはきっと4年ぶりぐらいだと思う。このブログを始めるより前のような気がする。
でも、やっぱり来るとかつての感覚のままだ。
その時は私はバックステージパスをもらって、いろいろ映像を撮らせてもらってた。何せちっぽけなムービーカメラで撮るんだから、このやや大きめのライブハウスで撮影するのは苦労した。
楽屋から見た景色は今でも覚えている。
ってなんか前置きが長いよね。
昨日のイベントはDear Loving主催のイベントで、そこにJet Lily Starも出た。全部で7組。ゆえに長丁場のイベントで、帰る時間が最初から心配な私であったけど、それゆえに開き直りも早かった・・・で結局のところ、主催者さんがうまく仕切ってくださったのか、無事終電に間に合ってめでたしだった。
最初のバンド「SUAL拳」これで「さるパンチ」っていうそう。まだ結成9ヶ月らしいけど、初心者で9ヶ月ではないだろう・・・って思った。おそらく他ですでにバンドやっていた人たちの集まりだろう。曲は聴きやすい感じで、受け入れやすい感じ。ギターの人が12フレットあたりを弾くのが好きな人なんだなあ~っとそれがすごく印象に残った。ライブ告知のときにゼップ大阪とどこだったかでワンマンライブします!と言ったときには、最初びっくりした。
「え?ゼップでワンマン?」
それは違って、ゼップはイベントで、どこだったか(忘れた)でワンマンということだったよう。
ゼップでワンマンなんて9ヶ月のバンドではあり得ないでしょう、ふつう。
次のバンドはHigh-G
このHigh-Gはもう5回目ぐらいかな?かなり見てる。だから、知っている曲もあるから、なんかほっとする。このバンドはいいバンドだと思う。不思議とベース君はステージではいつもずっとニコニコしてるんだよね。物販では真面目な青年って感じなのに、ふわあ~ってかる~いオーラがステージだけ出る人。
3番手はあのHUMPTY
あのですね。ノーコメントにしようかと思ったけど、やはり一生懸命ステージをやる!ということにおいては拍手を送りたいバンドではあったよね。
が、私の中では音楽のステージというより、音楽劇のステージとしか見えないわけで。芝居に音楽がひっついていると思わないと見てられない。正直なところ。メインボーカルさんはイケメンさんではあるだろう、ゆえに女の子のファンが多い。でも、ベルトにまるで夜中に走るトラックのごとく電飾ベルトに文字が流れる衣装っていうのも、なんなの?もうひとりのボーカルさん?あの方は「王様2世」ですか?確かに小・中学生あたりには受けるかもしれないけど、あのままで音楽やっていくんですか?何を結局したいのか、伝えたいのか、まったくわかりません。お笑いやりたいんですか?
それよりお芝居の方へ行かれた方がいいんじゃないのですか?
ここでふと思った。
「なぜにこのイベントにこのようなバンドが・・・」
(のちに判明)
4番手
ここで、どお~っと気持ちが低迷した私を一気に引き上げてくれたバンド登場!
そうJet Lily Star!
で、彼らのことはあとで別枠で書きます。
5番手
photograph
このバンドよかった。なのに解散するらしい。なぜに?
ボーカルさんは失恋したばかりで、このイベントも欠席したいほどだったらしい。「がんばろうと思えるイベントで、がんばれないバンドがいてもいいでしょ」っていうMCが妙に受けた。というか、このボーカルさんすごくトークがうまい。どこか世界のナベアツを彷彿する容姿も重なって、なんかひきつけられた。
歌唱力もかなりで、聞かせてくれたし、ロックな香りいっぱいだった。解散なんて残念だな~。曲もかなりいいのに・・・
6番手
ザ・キャプテンズ。
最後のグループサウンズと自ら語るように、衣装はマーチングバンドのようなあれ。しかも赤。これが黒だとマイケミみたいにかっこいいんだけど・・・
ロッキンオンジャパンとかにも載っていたバンドだから以前から存在は知っていたし、音楽的にもだいたい想像してたら、そのとおりだった。
この手のバンドの曲を日々聴くことはないだろうけど、ここのボーカルさんはすごいと思った。かなりのオーラが出まくっていた。
顔立ちは端整で、歌舞伎でいうなら女形になれる美形な方である。そして言動すべてに彼の美学があり、そのしゃべり方はどうみても「ちびまる子ちゃん」の花輪くんである。
しかし、うまい。言葉の発し方、動作・・・このバンドもお芝居系である。芝居に音楽がついている・・・そう思わないと私の中では何かが爆発しそうだ。
「何歌いたいのかわからない」
そんなグループサウンズだった。
でも、アメリカツアーに出るんだって。結構受けるかも。だってアニメチックなんだもの・・・いけるよきっと。見た目で。誤解ないようにいうけど、このバンド演奏力も実はあるんだ。見た目に圧倒されるけどね。妙な歌詞と・・・
そして、いよいよトリ。
主催者Dear Loving。
彼らを見るのは2度目なんだけど、まったくどんな音楽だったか覚えてなかった。ゆえに昨日でしっかりわかった。
彼らもどちらかというとザ・キャプテンズやあのHumptyと同系であるということを。ゆえにこのイベントに誘ったんだね。
彼らを名づけるなら
「Theatrical rock」
だと。
きっと、はまる人ははまるロックだ。
ボーカルのマサさんはいい人なんだと思う。時間はやや押したものの、結構うまく仕切ってくれた。ゆえに最後の全バンドのセッションも見れた。会場のどちらかというと後方で見ていても、「化粧してる?」って思ってしまうようなかつてのヴィジュアル系のマサさんの汗が光ってみえた。
音楽がどうとか、堅いことを抜きにしたら、楽しいバラエティに飛んだ「明日もがんばろうと思える」イベントは大成功だったんじゃないのかな。
いっぱい笑ったもの。
ありがとう。
心斎橋BIG CATでのライブまでは少し時間があったので、タワーレコードとジュンク堂の梅田店(ヒルトンホテルのところ)に行った。
ジュンク堂に行ったのはある本を買いに行くためだ。しかし、なぜか新刊にもかかわらずその本はそこにはなかった。
仕方が無いなあ~って、別の本屋さんでものぞこうかとエスカレーターを下りながら、吹き抜けの下に見える明るいカフェを見下ろしながら昔を思った。
「こうしてここにいると昔の自分と感覚はちっとも変わってないな~。この空間を何度通り過ぎただろう、かつて・・・」
そう私が大阪でOLしていた時、友達と待ち合わせるのはいつもここだった。とても静かで広々としていて明るい場所。
よく考えたら、その日見に行くライブに出る真田さんたちよりも若かった時だ。あれから何年たったんだろう。いろんなことがあった。でも、ここにくると感覚はそのままだ。
本は結局阪急百貨店近くの小さな書店で見つかった。そこには2冊もあった。とても好きな作家の本であり、その新刊はすぐに好きになった。何気なく書かれている文章の中にすごく深いメッセージを感じるのは私だけかな?
その本についてはまた書くかもしれないけど。
君に読んでほしいと思った、突然にね。
なるべく地上に上がらずして、大阪を渡り歩く。
でも、BIG CATへ行くには少しだけ地上を歩かないとだめだ。
ここにライブ見に来るのはきっと4年ぶりぐらいだと思う。このブログを始めるより前のような気がする。
でも、やっぱり来るとかつての感覚のままだ。
その時は私はバックステージパスをもらって、いろいろ映像を撮らせてもらってた。何せちっぽけなムービーカメラで撮るんだから、このやや大きめのライブハウスで撮影するのは苦労した。
楽屋から見た景色は今でも覚えている。
ってなんか前置きが長いよね。
昨日のイベントはDear Loving主催のイベントで、そこにJet Lily Starも出た。全部で7組。ゆえに長丁場のイベントで、帰る時間が最初から心配な私であったけど、それゆえに開き直りも早かった・・・で結局のところ、主催者さんがうまく仕切ってくださったのか、無事終電に間に合ってめでたしだった。
最初のバンド「SUAL拳」これで「さるパンチ」っていうそう。まだ結成9ヶ月らしいけど、初心者で9ヶ月ではないだろう・・・って思った。おそらく他ですでにバンドやっていた人たちの集まりだろう。曲は聴きやすい感じで、受け入れやすい感じ。ギターの人が12フレットあたりを弾くのが好きな人なんだなあ~っとそれがすごく印象に残った。ライブ告知のときにゼップ大阪とどこだったかでワンマンライブします!と言ったときには、最初びっくりした。
「え?ゼップでワンマン?」
それは違って、ゼップはイベントで、どこだったか(忘れた)でワンマンということだったよう。
ゼップでワンマンなんて9ヶ月のバンドではあり得ないでしょう、ふつう。
次のバンドはHigh-G
このHigh-Gはもう5回目ぐらいかな?かなり見てる。だから、知っている曲もあるから、なんかほっとする。このバンドはいいバンドだと思う。不思議とベース君はステージではいつもずっとニコニコしてるんだよね。物販では真面目な青年って感じなのに、ふわあ~ってかる~いオーラがステージだけ出る人。
3番手はあのHUMPTY
あのですね。ノーコメントにしようかと思ったけど、やはり一生懸命ステージをやる!ということにおいては拍手を送りたいバンドではあったよね。
が、私の中では音楽のステージというより、音楽劇のステージとしか見えないわけで。芝居に音楽がひっついていると思わないと見てられない。正直なところ。メインボーカルさんはイケメンさんではあるだろう、ゆえに女の子のファンが多い。でも、ベルトにまるで夜中に走るトラックのごとく電飾ベルトに文字が流れる衣装っていうのも、なんなの?もうひとりのボーカルさん?あの方は「王様2世」ですか?確かに小・中学生あたりには受けるかもしれないけど、あのままで音楽やっていくんですか?何を結局したいのか、伝えたいのか、まったくわかりません。お笑いやりたいんですか?
それよりお芝居の方へ行かれた方がいいんじゃないのですか?
ここでふと思った。
「なぜにこのイベントにこのようなバンドが・・・」
(のちに判明)
4番手
ここで、どお~っと気持ちが低迷した私を一気に引き上げてくれたバンド登場!
そうJet Lily Star!
で、彼らのことはあとで別枠で書きます。
5番手
photograph
このバンドよかった。なのに解散するらしい。なぜに?
ボーカルさんは失恋したばかりで、このイベントも欠席したいほどだったらしい。「がんばろうと思えるイベントで、がんばれないバンドがいてもいいでしょ」っていうMCが妙に受けた。というか、このボーカルさんすごくトークがうまい。どこか世界のナベアツを彷彿する容姿も重なって、なんかひきつけられた。
歌唱力もかなりで、聞かせてくれたし、ロックな香りいっぱいだった。解散なんて残念だな~。曲もかなりいいのに・・・
6番手
ザ・キャプテンズ。
最後のグループサウンズと自ら語るように、衣装はマーチングバンドのようなあれ。しかも赤。これが黒だとマイケミみたいにかっこいいんだけど・・・
ロッキンオンジャパンとかにも載っていたバンドだから以前から存在は知っていたし、音楽的にもだいたい想像してたら、そのとおりだった。
この手のバンドの曲を日々聴くことはないだろうけど、ここのボーカルさんはすごいと思った。かなりのオーラが出まくっていた。
顔立ちは端整で、歌舞伎でいうなら女形になれる美形な方である。そして言動すべてに彼の美学があり、そのしゃべり方はどうみても「ちびまる子ちゃん」の花輪くんである。
しかし、うまい。言葉の発し方、動作・・・このバンドもお芝居系である。芝居に音楽がついている・・・そう思わないと私の中では何かが爆発しそうだ。
「何歌いたいのかわからない」
そんなグループサウンズだった。
でも、アメリカツアーに出るんだって。結構受けるかも。だってアニメチックなんだもの・・・いけるよきっと。見た目で。誤解ないようにいうけど、このバンド演奏力も実はあるんだ。見た目に圧倒されるけどね。妙な歌詞と・・・
そして、いよいよトリ。
主催者Dear Loving。
彼らを見るのは2度目なんだけど、まったくどんな音楽だったか覚えてなかった。ゆえに昨日でしっかりわかった。
彼らもどちらかというとザ・キャプテンズやあのHumptyと同系であるということを。ゆえにこのイベントに誘ったんだね。
彼らを名づけるなら
「Theatrical rock」
だと。
きっと、はまる人ははまるロックだ。
ボーカルのマサさんはいい人なんだと思う。時間はやや押したものの、結構うまく仕切ってくれた。ゆえに最後の全バンドのセッションも見れた。会場のどちらかというと後方で見ていても、「化粧してる?」って思ってしまうようなかつてのヴィジュアル系のマサさんの汗が光ってみえた。
音楽がどうとか、堅いことを抜きにしたら、楽しいバラエティに飛んだ「明日もがんばろうと思える」イベントは大成功だったんじゃないのかな。
いっぱい笑ったもの。
ありがとう。
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