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浅沼稲次郎さんのことから安倍元首相の銃撃について

2022-07-09 09:12:35 | Weblog

7月9日(土)晴れ【浅沼稲次郎さんのことから安倍元首相の銃撃について】

安倍晋三さんが銃撃されてお亡くなりになられたことは、本当に残念であり、お気の毒な事でした。心より哀悼の意を表します。

十日は選挙の投票日です。いつも話をする二人の友人たちと、投票には絶対に行きましょう、と昨日話していました。しかし、どの党か、誰にか、三人ともまだ決めていませんでした。浅沼稲次郎さんのような政治家がいたら、迷いなくそのような人に投票したいと、私が言いましたら、二人とも若いので、ご存じありませんでした。

山口二矢という青年の刃にかかってお亡くなりになってしまった方です。講演会の壇上に刃物を持った山口二矢が駆けあがってきて、壇上で刺されてしまったのです。スマホで確認したところ、1960年10月12日、日比谷公会堂で開催された自民・社会・民社の3党首の演説会でのことだったようです。17歳の右翼の青年、山口二矢(やまぐちおとや)に腹部を刺されてお亡くなりになったのです。61歳ということですから、随分若かったのですね。

その話をしていた時が、まさに安倍晋三元首相が銃弾に打たれたお時間だったようです。
その瞬間の映像を見た印象として、警護の人たちに危機感が足りなかったのではないかと思いました。

まことに残念なことでした。

*日本人の危機感の欠如は、いつ中国やロシアが襲ってくるかわからない、と思っている私にとっては、心配の種です。さらに言えば、地球人類の滅亡の啓示が私の出家のきっかけでもありますので、そういうことがありうるだろうとさえ思っている私にとっては、日本のみならず、世界の人々の暢気さを心配しています。プーチン、ロシアがシリア内戦に軍事介入したことに、国連はもっと反対姿勢を示し、常任理事国から追放しなければならなかったはずです。この度のウクライナに対するロシアの侵略戦争は、予測可能なことであったのではないでしょうか。

*山上容疑者の家族が、多額の寄付で家族がバラバラにされたと怒っている宗教団体は、旧統一教会だそうですね。そこに安倍元首相が、祝電を打ったり、などのことをしているせいで、この宗教団体が「忖度」されて保護されていると理解したようです。

それにしても、警護が甘すぎました。不思議とさえ思います。

*昨日は、ボランティアの人々と、草取りをしました。平和です。今は。日本は。

*安倍元首相と旧統一教会との関係は、御祖父さんの岸前首相時代からの縁があるということを聞きました。旧統一教会を日本に入れたのは、岸さんだそうですが。安倍元首相もビデオメッセージを送ったりしているそうです。旧統一教会は反共だそうで、いろいろと知らないことが、この問題の裏にはあるようです。一筋縄ではいかないようです。山上容疑者がいろいろと調べて、安倍さんにターゲットを絞ったのは、単に祝電などだけのことではないようです。それでも、安倍元首相を銃撃することは許されざることです。

*後から知りましたが、安倍元首相は、ビデオメッセージで、現在のこの宗教団体を率いている人物を讃えているようなことを言っていますね。多額の政治献金をもらっていたのでしょうか。危ないことです。この容疑者はそのことをよく知っていたのです。
一億円以上も母親がこの宗教団体に寄付をしてしまい、食べるものもない程、家族が悲惨な状態になってしまったのだそうです。
多額の寄付をしても、あの世で先祖が救われることとは全く別です。関係ありません。本人もこの世でどう生きたか、が、大切なことです。