9月4日(金)晴れ、また暑い 【食べ物と自死】
精神論だけでは、自死にブレーキをかけるのは、かなり難しいのではないかと思います。
私がご葬儀を執り行った自死の方の場合を思いますと、アイスクリームが大好きで、毎日食べていたので、といって、霊前にアイスクリームが置かれていました。
梅干しやたくあんや、味噌の食べ物の好物の人で、自死に至ってしまう人は、少ないのではないかと思います。食の陰陽をいいますと、アイスクリームのような食べ物は陰性といいますし、梅干しや味噌などは陽性といいます。
また清涼飲用水、コカコーラのような飲み物も陰性です。別の言葉でいえば、細胞を緩める性質のある食べ物は陰性ですし、細胞をしめるような食べ物は陽性の傾向にあるという言い方もできましょう。
20代のころに学んだ食養では陰性の食べ物は毒、陽性は体によい、というような印象があり、果物などは一切食べなくなってしまいました。しかし、これは極端であって、陰陽の調和のとれた食事こそ、健康にとって大事であると、だんだんに考え直すことができるようになりました。ものの考え方も、バランス感覚が大事なことはいうまでもないことですが、実に毎日の食べ物が、身にも心にも大事なのだと度々に痛感いたします。
そこで、自死の話に戻りますが、自死に陥らないためには、食べ物のバランスが大事であると言いたいのです。アイスクリームが悪いというのではありません。ものすごく暑い日に楽しむのはよいでしょうし、ペットボトルの飲み物も、暑い時のバランスには助けになる場合もあります。
梅干しや味噌を陽性といいましたが、実は、これは陰陽の調和のとれたバランス食品ですから、毎日食べても全く問題はないどころか、健康維持の一助となります。かつ細胞をほどよく柔軟に保ちます。
だからといって、食べすぎは禁物です。やはり塩分量は、ありますから、梅干しなら一日1個から2個、味噌はおいしいと感じる味噌汁を一日に1,2杯。
さらに大事なことは、梅干しも古来からの作り方をしたもので、この頃はやっているはちみつや焼酎や甘味料の入っている梅干しは、健康維持や、私曰く、自死の防止には役立ちません。味噌も古来の作り方で、一年以上寝かせた自然醸造の味噌でなくては、自死防止の役にはたちません。
梅干しと味噌が自死の防止になるなどと、勝手なことを書きますが、個人のブログですので、どうぞ、読み流してください。大事なお子さんに、お子さんのすきなだけ、アイスクリームやコカコーラやペット飲料や、スナック菓子や、御酒や、薬漬けの食品を食べさせていたら、その先はどうなりますか。
このブログ記事が、自死のご遺族の苦しみを増さないことを願いつつ。一人でも自死で、命を捨ててしまうことのないことを願って、私論を述べさせていただきました。