○ハイドン 弦楽四重奏曲第39番「鳥」
○ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲「いとすぎ」から
「お前へのわたしの愛情は」
「死は多くの人の心を占める」
「お前の甘い眼差しに魅せられて」
「自然はまどろみ夢みるなかに」
○プッチーニ 弦楽四重奏曲「菊」
○シューベルト 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
○イングランド民謡 グリーンスリーヴス(アンコール)
○中田喜直 夏の思い出(アンコール)
秋葉美果、棚田敦子(Vn)、池田美代子(Va)、ファニー・プザルグ(Vc)
毎年、この時期に観音山ファミリーパークで開催されている「夜の公園でクラシックコンサート」。今年で8回目になるとのこと。
今回は、自然をテーマにしているとのことで、動物の鳥、植物の杉、菊、そして死も自然ということでしょうか?
今回のコンサートで楽しみにしていたのはなんといっても「いとすぎ」です。12曲中の4曲だけでしたが、高崎でこの曲が聴けるとは思っていませんでしたので、本当に嬉しかったです。
今日は、最初の3曲と11曲目が演奏されました。
1曲目は、ヴィオラが冒頭テーマを演奏する部分があり、とても素敵でした。また途中に、文末を引き締めるようにヴァイオリンがちょっとしたフレーズを弾くところがあるのですが、CDで聴いていただけでは、第1ヴァイオリンが受け持っているものと思っていたのですが、第2ヴァイオリンが受け持っていてとても新鮮でした。
2曲目は曲名からしてちょっと悲しげですが、曲自体も悲劇的な雰囲気の曲ですが、とてもよかったと思います。3曲目はとても穏やかで、4曲目は例えが適切でないかもしれませんが、少女が花畑で楽しく遊びまわる様子が目に浮かぶようでした。
プッチーニの菊は、ファニーさんの説明を聞いたからかも知れませんが、目頭が熱くなる曲でした。
死と乙女は、2楽章はとても美しく、終楽章はとても熱く、力のこもった演奏だったと思います。
(ハイドンは初めて聴く曲で、あまり印象に残っていません。すみません。)
至福のひとときでした。
コンサート終了後、お疲れのところ写真を撮らせていただきました。また、ブログに載せることも快諾いただきました。ありがとうございました。右の写真はチケットです。小さくてわかりませんが、No.0001のチケットをゲットすることができました。
(観音山ファミリーパーク)