My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2023-10-30 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD67
〇J.シュトラウス 「美しく青きドナウ」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1949年9月
〇J.シュトラウス 「ウィーン気質」序曲 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1951年1月
〇J.シュトラウス 「常動曲」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1949年9月
〇J.シュトラウス、ヨゼフ・シュトラウス 「ピチカート・ポルカ」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1950年7月
〇J.シュトラウス 「こうもり」序曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月
〇J.シュトラウス 「ジプシー男爵」序曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年9月
〇J.シュトラウス 「春の声」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月
〇J.シュトラウス 「南国のバラ」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月
〇J.シュトラウス 「朝刊」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年9月
〇J.シュトラウス 「アンネン・ポルカ」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月
〇J.シュトラウス 「トリッチ・トラッチ・ポルカ」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月
〇J.シュトラウスⅠ 「ラデツキー行進曲」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月

RIAS交響楽団との演奏は、晩年の1961年の録音と比べると溌剌としてすっきりした感じがします。一方、ベルリン・フィルとの演奏は強靭な印象を受けます。
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今日聴いた曲

2023-10-29 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD66
J.シュトラウス 「こうもり」序曲 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウス 「アンネン・ポルカ」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウス 「皇帝円舞曲」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウス 「トリッチ・トラッチ・ポルカ」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウスⅠ 「ラデツキー行進曲」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウス 「美しく青きドナウ」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウス 「ハンガリー万歳」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
J.シュトラウス 「ウィーンの森の物語」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月

練りに練ったと思われるテンポの変化と柔軟で潤いのある響きが特徴で、ウィーン風というより、ドイツ風、いやフリッチャイ流とでも言いたいような演奏と思います。フリッチャイ協会のプーフェンドルフは、「これらの珠玉の音楽を、そのいきいきとした軽妙さを失うことなく、モーツァルトの交響曲を指揮するのと同じように、細部にまで精密で愛しみ深い注意を払って、透明度の高い演奏」(フェレンツ・フリッチャイ 理想の音楽を追い続けて)をしたと評しています。
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群響592回定期

2023-10-28 20:11:11 | 演奏会
〇モーツァルト ピアノ協奏曲第23番
〇ショスタコーヴィチ 交響曲第4番
 仲道郁代(Pf)、井上道義/群馬交響楽団

モーツァルトは明晰で優しい音色で、幸福な気分になりました。
ショスタコーヴィチは、最高でした。
大音量の迫力、気迫、集中力充分、そして完璧なまでの演奏。終楽章の終わりのところの長い静寂では、聴いている私も息を吞むような緊張を覚えました。指揮者、オーケストラともに入魂の演奏だったのではと思います。
その証拠に演奏が終わってからの拍手が凄かったです。多くの人が立って拍手、そして楽員たちが退場を始めても拍手がやまないのです。初めての経験でした。
(高崎芸術劇場)
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今日聴いた曲

2023-10-28 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD65
〇シューベルト 交響曲第7番「未完成」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月
〇シューマン 交響曲第1番「春」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年2月
〇ウェーバー クラリネット協奏曲第1番 ゴイザー(Cl)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月

「未完成」は、ロマンティックな雰囲気を出そうとしているようですが、音は痩せていて不完全燃焼という感じがします。また、「春」もただ生真面目、そして機械的に演奏しているようで、躍動感や熱気はあまり感じられず、私としてはどちらもいただけないと思う演奏です。
クラリネット協奏曲は中々熱のこもった演奏と思います。
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今日聴いた曲

2023-10-27 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD64
〇ロッシーニ スターバト・マーテル シュターダー(S)、ラデフ(A)、ヘフリガー(T)、ボルイ(Bs)
        フリッチャイ/RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団、聖ヘドヴィッヒ大聖堂聖歌隊 1954年9月

フリッチャイがRIAS交響楽団の首席指揮者を退任してヒューストン交響楽団の常任指揮者に就任する直前の録音です。
終始緊張感iに満ちた極めて集中力の高い演奏で、RIAS交響楽団との演奏で最高の部類に属するものと思います。こんな素晴らしい演奏ですが1958年にルツェルン音楽祭で演奏した後、フリッチャイは共演したシュターダーに「この曲をもうレコードに入れてしまったことは何とも残念、今こそわれわれが録音すべきなのに!」(シュターダー「フェレンツ・フリッチャイとともに」西谷晋訳 1982.2 モーツァルティアン第4号)と語ったそうです。あくまでも理想を追い求めるフリッチャイの姿勢が窺えます。
この後フリッチャイは、同じメンバーでベルリン芸術週間で演奏、DGにハイドン、ロッシーニ、コダーイ、ストラヴィンスキーの曲を録音してヒューストンに向かったのです。
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今日聴いた曲

2023-10-26 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD63
〇ロッシーニ(レスピーギ編) 「風変わりな店」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年2月
〇R=コルサコフ 「シェエラザード」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1956年9月

「風変わりな店」は、同じ月に録音されたシューマンの「春」が機械的で無機質な感じがするのに対し、活き活きとして躍動感に満ちた演奏と思います。 「シェエラザード」は、壮麗とか絢爛豪華という印象は薄く、さらりとした澄んだ音色で清涼な音楽を造っているように思います。
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今日聴いた曲

2023-10-25 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD58、59
〇モーツァルト 「イドメネオ」 クメント(T)、ヘフリガー(T)、ローレンガー(S)、グリュンマー(S)、カペッキ(Br)ほか
         フリッチャイ/ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団 1961年7月(ザルツプルク音楽祭ライヴ)

1961年のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音で、最初1981年にイタリアのメロドラムが商品化(LP)、そして1995年にDGがCD化しています。
DGの4曲のモーツァルトのオペラのスタジオ録音とは別格の感じがします。スケールが大きく、劇的で深遠な演奏で、巨匠然とした風格が漂っているように感じます。
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今日聴いた曲

2023-10-24 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD60~62
〇モーツァルト 「フィガロの結婚」 カペッキ(Br)、ゼーフリート(S)、F=ディースカウ(Br)、シュターダー(S)、テッパー(A)ほか
         フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年9月

華やかさとか、極端に大げさな表現とかはあまりなく、穏やかで落ち着いた演奏ですが、そこには曲に対する深い愛情があるように感じます。随所に聴かれる、時に寄り添うように、時に主役として奏される木管楽器の音色が好きです。

これでフリッチャイがDGにスタジオ録音した4つのオペラを続けて聴きましたが、やはり「後宮」が一番素晴らしい演奏と思います。次は完全に私の好みですが、この「フィガロ」、そして「ドン・ジョバンニ」、「魔笛」といった感じです。

(番号順(作曲家名、曲の分類、曲名毎にアルファベット順のようです)ですと「イドメネオ」が先ですが、モーツァルトのオペラはこれまでたまたま録音順でもありましたので、順番を変えて「フィガロ」を先に聴きました。)
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今日見たビデオ

2023-10-23 18:40:12 | 映画/テレビ
〇「大いなる驀進」 1960年東映作品

国鉄創立88周年(と謳っています。国鉄といえば通常日本国有鉄道を指しますが、それが誕生したのは1949年。日本の鉄道開業(1872年)とするのが正確でしょう。)を記念して製作された映画です。東映シアターオンラインが期間限定(10月31日まで)でYouTubeに特別配信しています。
この映画は、寝台特急「さくら」に乗務する列車給仕(そういう職種があったのを初めて知りました)とその婚約者を軸に、列車内で発生する様々な事件とそれに対処する職員たちなどを描いています。
列車給仕の婚約者役の佐久間良子さんと、給仕に密かに思いを寄せている列車食堂のウェイトレス役の中原ひとみさんがお美しい。
当時の日本国有鉄道の全面協力のもと作られたため、EF58、C62、C59などの車両、博多駅や長崎駅など当時の貴重な映像を見ることができます。

見ていて驚いたのは、列車発車のシーン。停車駅では、車掌や給仕たちがホームに降りて車内で発生した様々な事件に駅員などともに対処するのですが、どの場面でも列車が動き出してからホームから列車に飛び乗るのです。今では考えられないことです。
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今日聴いた曲

2023-10-23 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD55~57
〇モーツァルト 「ドン・ジョバンニ」 F=ディースカウ(Br)、クレッペル(Bs)、ユリナッチ(S)、ヘフリガー(T)、シュターダー(S)ほか
         フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団、RIAS室内合唱団 1958年9、10月

フランスのディスク大賞をとった録音です。
跳ね回るような軽快な印象を受けます。もう少し重厚な感じあると良いとも思いますが、これで良いのかもしれません。実際、久しぶりに聴いてみて、大満足でした。
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今日聴いた曲

2023-10-22 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD53、54
〇モーツァルト 「魔笛」 シュターダー(S)、シュトライヒ(S)、ヘフリガー(T)、F=ディースカウ(Br)、グラインドル(Bs)ほか
         フリッチャイ/RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団、ベルリン・モテット合唱団 1955年6月

首席指揮者を退任してからのRIAS交響楽団はレベルが落ちたと言われ、事実1955年のRIAS交響楽団との録音は今ひとつと思うようなものがありますが、この「魔笛」は「後宮」には及ばないもの相当盛り返しているように思います。それだけこの曲に意気込みを以て臨んだのではと窺えます。
シュトライヒの夜の女王、F=ディースカウのパパゲーノ等聴きどころも多くあります。
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今日聴いた曲

2023-10-21 08:15:01 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD51、52
〇モーツァルト 「後宮からの誘拐」 シュターダー(S)、シュトライヒ(S)、ヘフリガー(T)、ヴァンティン(T)、グラインドル(Bs)
         フリッチャイ/RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団 1954年5月
〇モーツァルト 「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」 シュターダー(S)、フリッチャイ/RIAS交響楽団 1954年1月
〇モーツァルト 「フィガロの結婚」から「恋人よ、早くここに」 シュターダー(S)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年1月
〇モーツァルト 「ドン・ジョバンニ」から「ぶってよ、マゼット」 シュターダー(S)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年1月
〇モーツァルト 「ドン・ジョバンニ」から「あなたがそんな敬虔な人なら」 シュターダー(S)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年1月

フリッチャイは、DGにモーツァルトの4つのオペラをスタジオ録音していますが、その中で一番素晴らしい演奏と思います。均整のとれたきびきびした演奏と思います。
「踊り、喜べ」は、晩年の演奏同様素晴らしい演奏です。
アリア3曲は、フリッチャイの全曲版では別の歌手が歌っており、それとは別の魅力があると思います。
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今日聴いた曲

2023-10-20 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD50
〇モーツァルト レクイエム グリュンマー(S)、ピッツィンガー(A)、クレプス(T)、ホッター(Bs)
         フリッチャイ/RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団、聖ヘドヴィッヒ大聖堂聖歌隊 1951年3月(放送)

1977年にDGがフリッチャイ・エディションを発売した際、商品化(LP)された放送録音です。
初めて聴いたときの印象は、オーケストラがちょっと華奢というか、今一つ洗練されていないなと感じたましが、そこにはまさにひたむきな宗教心に満ち溢れた演奏と思ったものでした。今でもその印象は変わりません。
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今日聴いた曲

2023-10-19 08:15:01 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD49
〇モーツァルト 大ミサ シュターダー(S)、テッパー(S)、ヘフリガー(T)、サルディ(Bs)
         フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団、聖ヘドヴィッヒ大聖堂聖歌隊 1959年9、10月
〇モーツァルト ラウダテ・ドミナム シュターダー(S)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団、RIAS室内合唱団 1960年6月
〇モーツァルト 「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」 シュターダー(S)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年6月

3曲とも素晴らしい演奏と思います。特に大ミサは、終始集中力に満ちた研ぎ澄まされた演奏で、その中で祈りの気持ちがひしひしと伝わってくるように思います。

(16日に草稿を投稿してしまいましたので、改めて投稿しました)

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今日聴いた曲

2023-10-18 08:15:01 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD48
〇モーツァルト ピアノ協奏曲第19番 ハスキル(Pf)、フリッチャイ/ベルリン・フィル 1955年9月
〇モーツァルト ピアノ協奏曲第27番 ハスキル(Pf)、フリッチャイ/バイエルン州立管弦楽団 1597年5月

2曲とも名盤の誉れ高い演奏です。ピアノの音色はこの上なく絶品ですが、オーケストラはもう少しと思う点がないわけではありません。ベルリン・フィルは老練で強靭過ぎて、モーツァルトには似合わないような気がします。一方、バイエルン州立管弦楽団はもう少し洗練された感じがあると良いと思います。もちろん贅沢過ぎる望みですが。
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