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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

群響595回定期

2024-02-24 20:50:27 | 演奏会
○バッハ 管弦楽組曲第3番第2曲(G線上のアリア)(小澤征爾氏へ献奏)
○モーツァルト セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
○バルトーク 2台のピアノと打楽器のための協奏曲
○ドヴォルジャーク 交響曲第3番
 金子三勇士、小林海都(Pf)、三橋敦、山本貢大(打楽器)、大井剛史/群馬交響楽団

先月の定期は体調不良で聴きに行けず、今日も万全な体調ではありませんでしたが、ドヴォルジャークの3番だけはどうしても聴きたかったので、なんとか出かけました。
とても良い演奏だったと思います。特に第2楽章の美しさには聴き惚れました。中間部に入ってから少したったところ、伝説曲の第6曲にも使われたフレーズのところで、弦楽器が静かに演奏したのにハッとさせられました。この部分は強めに演奏するのかと思っていたので、意表をつかれました。第3楽章はとても元気で、はしゃぎ過ぎたワグナーが思い浮かびました。第1楽章は、展開部の少し前でちょっときごちないと思うところがあったのと、展開部からコーダにかけて金管が活躍するところはもう少し力強く聴こえればよかったと思いました。また、楽章の終わりに近いところで数小節聴き慣れない音が聴こえました。あまり気にしないでスルーしていた箇所なのか?

バルトークの曲は初めて聴く曲でしたが、フリッチャイの指揮によるバルトークの曲に聴き慣れていたので、すんなり聴くことができました。
打楽器奏者はとても忙しそうでした。あるところでは、ティンパニのバチを持ったままシンバルを鳴らしすぐにテインパニを叩くという場面があり、シンバルを片付ける間がなくて、もう一人の奏者に渡して片付けてもらうということもしていました。

モーツァルトも良かったです。
(高崎芸術劇場)

(以下、2月27日追記)
第1楽章の終わりに近いところで聴き慣れないと感じた部分ですが、どうもジムロック版を使用したのではと思います。
演奏会が終わってから、この曲の演奏をいくつか聴きましたが、アマオケのナズドラヴィ・フィルが演奏したものがジムロック版を使用していて、演奏会で聴いたのと同じ感じでした。なお、ジムロック版は昨年亡くなったマーツァルがチェコ・フィルと録音しています。持っていないCDなので欲しくなりました。
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