My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

群響589回定期

2023-06-24 20:58:26 | 演奏会
〇モーツァルト 交響曲第31番「パリ」
〇ラロ チェロ協奏曲
〇カサド 無伴奏チェロ組曲第2楽章(アンコール)
〇ベルリオーズ 幻想交響曲
 上野通明(Vc)、秋山和慶/群馬交響楽団

今日の定期は、なんといっても幻想交響曲が素晴らしかったです。
幻想交響曲というと、変わった弦楽器の配置(第1Vn、Va、Vc、第2Vn)や反復を忠実に実行していた高関さんの指揮(もう15年以上前)が印象に残っていますが、今日の演奏はオーケストラの各パートそれぞれが素晴らしく、これまで聴いた幻想で一番良かったと思いました。
透明感、清涼感にあふれ、終始集中力に満ちた演奏で、とても82歳とは思えない指揮ぶりでした。
第3楽章では、小宮山さんのイングリッシュホルンと、舞台裏のオーボエのやりとりが絶妙でした。

「パリ」はあまり印象に残っていません。
チェロ協奏曲は初めて聴く曲ですが、第3楽章が面白いと感じました。
(高崎芸術劇場)
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ひばり弦楽四重奏団演奏会

2023-06-11 20:23:25 | 演奏会
〇ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第3番
〇ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
〇ウェーベルン 弦楽四重奏のための緩徐楽章
〇ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第16番
〇モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章(アンコール)
 ひばり弦楽四重奏団(漆原啓子、漆原朝子[Vn]、大島亮[Va]、辻本玲[Vc])

久しぶりに漆原朝子さんの演奏会を聴きに行ってきました。
この演奏会を知ったのは3日前。たまたま久しぶりに漆原朝子さんの演奏会をネットで検索したところ発見、群馬県内の演奏会であり、プログラムにドヴォルジャークが含まれていることから即決即断、聴きに行くことにしました。(県内とはいえ、車で2時間かかりましたが)

「アメリカ」以外、初めて聴く曲でしたが、どの曲も楽しめました。
最初のベートーヴェンでは楽章が終わると拍手があったので、2曲目の前の解説の際、啓子さんが「曲は四楽章ある」ことと、「拍手は最後に」といった趣旨の話をされましたが、語尾が小さな声だったので聞こえなかったかもしれません。「アメリカ」の1楽章が終わった後も拍手が起こりました。でもその後はなくなりました。
当然、漆原朝子さんの第2ヴァイオリンの音に耳をすませていましたが、ウェーベルンの曲では多くメロディを受け持ち、とても優しい音色に癒されました。
「アメリカ」も素晴らしい演奏でしたが、それにも増してベートーヴェンの16番の四重奏曲は気力に満ちた充実した演奏と思いました。
漆原朝子さんの演奏を聴くのは、2019年12月以来。至福のひとときでした。

一つだけ気になったこと。
今日の演奏会は「ひばり弦楽四重奏団室内楽コンサート」ですが、弦楽四重奏団自体が室内楽なので、「室内楽」はなくとも良いと思ったのですが。
(邑の森ホール)

おまけ
帰りに木崎駅を撮りました。
この駅は40年以上前に何回か訪れたことがありますが、そのときとイメージは変わっておらず風情があります。

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お花

2023-06-04 18:42:24 | 写真
お庭のラベンダーが咲き始めました。
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今日聴いた曲

2023-06-03 19:15:50 | 他の音楽
〇レスピーギ ローマの松 マゼール/ベルリン・フィル 1958年12月

最近、YouTubeで見つけて気に入ったので、CDを購入しました。
この曲は、レコードアカデミー賞をとったムーティ盤を持っていますが、私はどうも好きになれませんでした。
とても非のうちどころのない演奏ですが、よくまとまり過ぎて面白味に欠けるような気がしていました。
マゼールの演奏は、その不満を吹き飛ばしてくれるような演奏でした。
出だしのキラキラした感じの中、奏されるホルンはアクセント強めでユニークですし、また終曲でのトランペットの音色は鈍く、それがとてもインパクトがあるように感じました。
このときマゼールは28歳。フルトヴェングラー時代の音色がまだ残っているようなベルリン・フィル(2ケ月前にはフリッチャイと「英雄」を録音している。)を前に、躍動感に満ちた若々しい指揮を繰り広げ、とても好感が持てます。

※このCDは、2枚組「パノラマ」シリーズで、とてもお得用です。ローマ三部作(噴水はカラヤン、祭りはマゼール/クリーブランド)と鳥、リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲などが収められています。2005年の発売のようですが、まだ購入できました。

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