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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2024-07-03 16:11:27 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 弦楽セレナーデ シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団 1963年12月
○ドヴォルジャーク 管楽セレナーデ シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団 1963年12月

現在、フリッチャイの同曲異演、同演異盤のシリーズを投稿していますが、ふと弦楽セレナーデの出だしのメロディが頭に浮かび、聴きたいと思ってYouTubeを検索したところ目当てのものが見つかりました。
この演奏は、LP時代に購入し、長い間愛聴していたものです。
当時学生だった私はレギュラー盤など買える余裕はなく、廉価盤でそれも二つのセレナーデが収録されているということで購入したものです。しかし、ドイツの指揮者、オーケストラでドヴォルジャークのマイナーな曲が合うのだろうかという心配もありましたが、素晴らしい演奏でした。
久しぶりに聴いてみてもその印象は変わりませんでした。
弦楽セレナーデは、広大な草原の中にいるような穏やかでスケールの大きい演奏と思います。一方、管楽セレナーデは、田舎の喧騒を思わせる賑やかな演奏と思います。こちらは特にホルンの響きが印象的です。
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フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その24

2024-07-03 13:09:56 | フリッチャイ
○ベートーヴェン 交響曲第8番
セッション録音と放送録音各1種の2種があります。
(1) ベルリン・フィル 1953年4月8、9日(セッション録音、DG)(M)
(ジャケットはデッカから発売されていたときのもの)

(2) RIAS交響楽団 1954年1月11、12日(RIAS放送録音、audite)(M)


演奏時間
 (1) Ⅰ  8’49 Ⅱ 3’48 Ⅲ 4’26 Ⅳ 7’43
 (2) Ⅰ 10’04 Ⅱ 4’00 Ⅲ 4’44 Ⅳ 7’49

演奏について
(1)は、極めて速い演奏で、特に1楽章と4楽章は、まるで何かに向かって一直線に突進しているかのような勢いです。田代秀穂は、1954年に発刊した『世界の指揮者』(音楽之友社)で、この(1)の演奏について「トスカニーニの解釈をもってワインガルトナーの表現を創造したとも言うべき」と評しています。(2)は、(1)と比べると中庸なテンポで、ティンパニが目立ちます。第2楽章は、(2)のほうが明晰かつエレガントな感じがします。
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