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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2023-11-10 08:15:00 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD76
〇チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1953年7月
〇チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 メニューイン(Vn)、フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年9月(放送)

「悲愴」は凄い演奏と思います。全体的に集中力の高い激しい演奏で、ぎゅっと凝縮された感じがします。速いテンポのところはとてつもなく速く、批評家のハンス・ハインツ・シュトゥッケンシュミットは1948年12月に同じ曲でベルリン・フィルにデビューしたときの第3楽章について「オーケストラはまるでボーデン湖を越えて突っ走って行くような勢いであった。」(「真の審美眼をもつ聴衆のためのチャイコフスキー」ルッツ・フォン・プーフェンドルフ著/岡本稔訳(CD POCG3326 解説))と評していますが、この録音もこの評と同じ感じなのだと思います。晩年の1959年の遅いテンポの録音もありますが、私は疾風怒濤のようなこの演奏のほうが好きです。
ヴァイオリン協奏曲は、RIASの放送録音で1984年にイタリアのラウディスというレーベルが最初に商品化(LP)化し、日本国内盤としても発売されました。その後、いくつかのレーベルが商品化し、DGは1994年に「フリッチャイ・ポートレート」で商品化(CD)していてます。演奏は特筆するようなことはありません。
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