昨日から、1泊2日で、蔵王方面を旅してきました。
昨日は、びゅうバス「食べばす・みやぎ蔵王御釜」号に乗りました。
大宮駅では、東北新幹線開業30周年の記念列車が停車していました。
白石蔵王で下車、バスに乗りました。
最初は、白石城。昨年の東日本大震災で壁や瓦が損傷、修復工事中でした。
ここでは、足軽まんじゅうと白石城に入れないかわりに白石温麺をいただきました。写真は止めようかと思っていたら、足場を組んでいるところなんで、今後ないだろうから、貴重ですよとガイドさんに言われ撮りました。
その後、七ケ宿に行き、昼食でお蕎麦をいただきました。そば屋の前には、安藤家本陣があります。少し行ったところには、滑津大滝があります。
次は、酪農センター・チーズ工房。こちらではチーズドリンクを飲みました。あっさりした味でした。こってり感を想像していたので、肩すかしにあった感じです。それより美味しかったのは、試食にあった色々なチーズスプレッド。たんさく試食してしまいました。美味しかったのは、いちご味とオレンジ味。
そしてこの日最大の目玉。
蔵王御釜です。ガイドさんによれば、見える日は少ないそうです。
昨日もこのようでした。残念。
・・・
少しねばっていたら、太陽のかすかな光・・・そして風が。
見えました!!!!
見えていたのは、ほんの1分くらい。また見えなくなりました。
御釜のレストハウスでは、玉こんにゃくをいただきました。
○ラフマニノフ 弦楽四重奏曲第1番(未完)
○ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
○モーツァルト クラリネット五重奏曲
○チャイコフスキー(武満徹編曲) 四季から「秋の歌」(アンコール)
アシミーレ弦楽四重奏団
水谷晃、筒井志帆(Vn)、池田美代子(Va)、レオニード・グルチン(Vc)
野田祐介(Cl)
月夜野群響と親しむ会主催による風の音コンサート、毎年2回開催されていて、今回で43回になります。
アメリカは、福井、高崎、福山、徳島、高松、松山で演奏し、今回が最後とのことでした。私は幸運にも3回聴くことができました。
モーツァルのクラリネット五重奏曲は、とても優雅で穏やかで、当時の王宮や貴族のサロンで演奏しているのを聴いているような錯覚を覚えました。終楽章の何回目かの変奏でヴィオラがメロディを受け持っているところが印象的でした。
アンコールの「秋の歌」、とても憂いに満ちていて、心に沁みいるようでした。
今日は、ヴィオラとチェロの場所が前回と入れかわっていて、グルチンさんが第1ヴァイオリンから3番目、池田さんが4番目の位置でした。
(みなかみ町カルチャーセンター)
写真は、上牧~水上間で撮った下り普通列車と上牧駅です。カルチャーセンターは、上牧駅から歩いて7分です。
○ブラームス 交響曲第3番
○R.シュトラウス ホルン協奏曲第1番
○アルペンファンタジー(アンコール)
○シェーンベルク 弦楽とハープのための夜想曲
○R.シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
バボラーク(Hr)、ブルニエ/群馬交響楽団
ブラームスは、1楽章の出だし、弱めに優しく始めてとても印象的でした。しかし、その後も少し抑制気味に感じました。しかし、2、3楽章はとても素晴らしかったです。美しい音色、ときどき思いにふけるかのようにテンポを落として次に移っていくところなど、絶品でした。終楽章も堂々としていました。
ホルン協奏曲は、初めて聴きましたが、バボラークのホルンの音色にもうメロメロです。一方、オーケストラはどこか無機質、機械的に感じ面白みに欠ける曲と感じました。
そして、ホルンの素晴らしい演奏は、ティルでも聴くことができました。バボラックが第1奏者として参加してくれたのです。彼によれば、小さなアンコールとしてアルペンファンタジー、そしてもう1曲はティルということでした。
そのティル、とても早いテンポでした。私はフリッチャイの超快速テンポの演奏しか持っていないので、普通の演奏を聴くと遅めに感じるのですが、今日は、普通、いや少し早いくらいに感じました。
その早いテンポの中、ホルンの素晴らしさに加え、打楽器の堂々たる音に興奮させられました。
プレトークで渡辺氏が、終わったと思ったらまだ終わっていないので、拍手に時期に注意して下さいと言っていたにもかかわらず、曲が終わる前に拍手が出てしまいました。これには周りから失笑がこぼれてしまいました。
シェーンベルクの夜想曲はとても可愛らしい曲でした。
(群馬音楽センター)