My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2009-11-30 19:33:51 | フリッチャイ

○モーツァルト 魔笛 フリッチャイ/RIAS交響楽団他 1955年6月1日~15日


どうも魔笛は苦手です。

あらすじがよく理解できません。というより理解しようとしていないのですが。最初は悪役と思っていたら、途中から立場が逆転しているなど・・・


ものの見方は、立場、考え方により異なるということでしょうか?

私は、次のように思っているのですが、正しいかどうか?

離婚した夫婦が、娘の親権を巡って争いになり、それにどこかの王子が巻き込まれてしまう・・・


さて、演奏ですが、序曲が終わって、タミーノが大蛇に追われる場面で、フリッチャイは極めて早いテンポをとって緊張感を持たせています。まさに大蛇が迫ってくるようです。

また、F=ディースカウの雄弁なパハゲーノ、そして評価が高いシュトライヒの夜の女王など歌手陣はみんな充実していると思います。


今日は1幕を聴きました、2幕は明日。

Zauberflote

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今日聴いた曲

2009-11-29 18:50:36 | 他の音楽

○ロドリーゴ アランフェスの協奏曲 村治佳織(G)、ペレス/ガリシア交響楽団 2007年7月18~20日


村治佳織さんのアランフェスの協奏曲は、1999年の山下/新日本フィルとの録音、2001年6月アランフェス宮殿での映像、2003年6月イタリアでのデ・ブルゴスとのライヴ映像、そしてこの再録音が販売されています。

先日、アランフェス宮殿での映像のDVDを購入しましたが、更に新録音も聴きたくなって、購入してしまいました。衝動買いに近い感じです。

演奏は・・・アランフェス宮殿での演奏に比べ、やはり年月を経てのものはあるなと感じます。

Murazi3

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風の音コンサート

2009-11-28 23:32:49 | 演奏会

○コレルリ 合奏協奏曲第8番「クリスマス」

○バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲

○パッヘルベル カノン

○アルビノーニ アダージョ

○ヴィヴァルディ 四季から秋、冬

○バッハ G線上のアリア

 伊藤文乃、秋葉美果、高 杉(カオ・シャン)、古橋綾子、松本花菜、筒井志帆(Vn)

 池田美代子、井桁正樹(Va)、長瀬菜々子、?(Vc)、山崎 実(Kb)、日垣歩美(Cb)


月夜野群響と親しむ会主催によるコンサート。今回で38回になるとのこと。


私が一番印象に残ったのは、冬の出だし。少しためて演奏していて、冬の切なさを感じさせました。また、秋、冬での独奏ヴァイオリンと独奏チェロとの掛け合いも印象的でした。


会場は、みなかみ町カルチャーセンター。上越線上牧駅から数分ですが、電車で来たのは私一人だったみたいです。

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今日聴いた曲

2009-11-27 17:43:16 | フリッチャイ

○バルトーク ピアノ協奏曲第1番 アンダ(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年10月15~19日

○バルトーク ラプソディ アンダ(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年10月15~19日


ピアノ協奏曲は、3曲あるバルトークのピアノ協奏曲の中で一番、現代音楽的な感じのする曲です。特に第2楽章でのピアノと打楽器のやりとりは、現代風です。


一方で、ラプソディは民族色に溢れた作品です。フリッチャイとアンダは熱く演奏しています。特に後半部分ではテンポの緩急を激しくとっています。少し乾いた音質で、もう少し潤いがあるとよいと感じます。

Bartokpc1

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今日聴いた曲

2009-11-26 19:24:24 | フリッチャイ

○シューマン ピアノ協奏曲 コルトー(Pf)、フリッチャイ/RIAS交響楽団 1951年5月15日(ライヴ)

○シューマン チェロ協奏曲 フルニエ(Vc)、フリッチャイ/スイス・ロマンド管弦楽団 1957年2月6日(ライヴ)


ピアノ協奏曲は、宇野功芳氏が絶賛している演奏。「絶対に忘れられないのがコルトー/フリッチャイの51年ライヴだ。ピアノもミス・タッチだらけだが、昔の巨匠の表現力がいかに濃厚自在であったか、いかに劇的かつロマンティックであったか、いかに作曲者の魂の奥底までをあぶり出すほど深かったかを、いやというほど教えてくれるのである。」

出だしからして、フルトヴェングラーを思わせるおどろおどろしく、またロマンチック濃厚な響きです。この時期のフリッチャイらしくない演奏です。コルトーに触発されたのでしょうか。

この演奏は、私家盤としてLPレコードで出ていたようですが、一般に頒布されたのはメロドラムのCDではないかと思います。その後、数々のレーベルで発売されましたが、私は、ウラニア盤が、クリヤで広がりのある音を実現していて気に入っています。Audite盤は広がり感が乏しいように思えます。


チェロ協奏曲は、フルニエのチェロは素晴らしいですが、曲自体は面白いとは思いません。近々再発されるようです。

Schumannpc Schumannvc

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今日聴いた曲

2009-11-25 18:52:12 | フリッチャイ

○モーツァルト レクイエム フリッチャイ/RIAS交響楽団他 1951年3月5日(放送)


30年ほど前にこの演奏を初めて聴いたときは、ちょっときゃしゃなイメージを持ちましたが、大げさな素振りは一切見せず、真に宗教的な演奏に感銘を覚えたものです。


ウルリヒ・シュライバー氏は、この演奏の室内楽的な内面性を強調しました。「例えばチューバ・ミルムの部分は、次に続く重唱とともに内面化している。だがその一方で、合唱部分の正確さがこのために損なわれることはないラクリモサの部分は、合唱に対するアーティキュレーションの精細さの、まさに優れた表現である。」と評しています。


なお、発売時のLPレコードでは、レクイエムでのグリュンマーの歌唱の一部がこもってしまっていましたが、その後、販売されたフリッチャイ・ポートレートに収録されているCDでは改善されています。

Mozartrequiem_2

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今日聴いた曲

2009-11-24 19:38:44 | フリッチャイ

○バルトーク 青ひげ公の城 テッパー(Ms)、F=ディースカウ(Br)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1958年10月7、8日


非常に暗く、青白く、不気味な曲であり演奏です。

出だしの低弦の暗く静かな歩みのあと、木管、ヴァイオリンによる部分、青ひげ公がユディトを連れて城に到着した場面を表しているのでしょうか、とても気味が悪く感じます。ユディトのテッパーは、不安そうな気分をよく表していると思います。


フリッチャイは、このオペラについてバルトークから直接教えを受けたとのことですが、その辺のことが活かされているのではないかと思います。

Blaubart_2
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新宿界隈

2009-11-23 18:33:18 | 写真

11月18日、研修で東京に出かけた際に撮りました。


新宿の高島屋からJR東日本本社に渡る陸橋上で代々木方面を望みました。この日は天候が悪く、高層ビルが霞みがかって、これが逆にいい雰囲気になりました。

20091118

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群響東毛定期

2009-11-22 19:09:33 | 演奏会

○ドヴォルジャーク  チェロ協奏曲

○ブラームス  交響曲第4番

  グトン(Vc)、トゥルノフスキー/群馬交響楽団


昨日の定期と同じ演目を東毛地区で行う定期演奏会。年2回開催されています。

本日は、桐生市民文化会館で行われました。


昨日よりさらに素晴らしさを感じました。

チェロ協奏曲では、チェロが素晴らしいのはもちろんのこと、随所で活躍するホルンの音色の素晴らしいこと、絶品です。昨日も感じたことですが、第1楽章の終わりのところを優しく締めくくっていて印象的でした。

ブラームスでは、しっとりしたヴァイオリンが一際美しい音色を奏でました。時々、ヴィオラが存在感を主張するあたり、いいなと思ってしまいます。

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群響459回定期

2009-11-21 22:02:53 | 演奏会

○ドヴォルジャーク  チェロ協奏曲

○バッハ  サラバンド第3番

○ブラームス  交響曲第4番

  グトン(Vc)、トゥルノフスキー/群馬交響楽団


今年度の演奏会で一番期待していたもの。期待通り素晴らしかったです。

両曲とも早めのテンポで演奏されました。


チェロ協奏曲を聴いていて、フルニエ/セルの演奏を思わせました。早めのテンポもそうですが、チェロの音もなんとなくフルニエの演奏に似ているように感じました。解説をみてなるほどと納得しました。チェロのグトンはフルニエの最後の弟子、トゥルノフスキーさんもセルに師事したことがあるということでした。


私は、ブラームスの4番は、遅めのテンポでしっとり演奏する方が好きなのですが・・・というものの、オーケストラの完璧なアンサンブルのもと早めのテンポで一気に進んで行く演奏するセルの1969年のライヴが結局一番好きな演奏になっています。そして、今日の演奏も、そのような傾向の演奏でした。

(群馬音楽センター)

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今日聴いた曲

2009-11-20 20:02:32 | フリッチャイ

○ハイドン  交響曲第44番「悲しみ」  フリッチャイ/ケルン放送交響楽団  1953年10月5日(ライヴ)

○ハンドン  交響曲第98番  フリッチャイ/ケルン放送交響楽団  1952年6月23日(ライヴ)


ライヴとは思えないほどクリアな音です。基本的にRIAS交響楽団とのスタジオ録音と同じスタンスで演奏されています。逆に言えば、ボストン交響楽団との時計みたいなスリリングさはありません。

Haydn4498

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今日聴いた曲

2009-11-19 19:43:28 | 他の音楽

○ロドリーゴ  アランフェスの協奏曲  村治佳織(G)、エンシナル/マドリッド州立交響楽団  2001年6月

○アルハンブラの想い出  村治佳織(G)  2006年7月19日

○ロドリーゴ  アランフェスの協奏曲第2楽章  村治佳織(G)、ペレス/ガリシア交響楽団  2007年7月20、21日


先日の群馬交響楽団の演奏会での村治佳織さんのギターに感激して、2枚のDVDを購入してしまいました。


1枚は、CONTRASTESというDVD。アランフェス宮殿内で演奏したアランフェスの協奏曲が収められています。この宮殿内での撮影許可をとるのが大変だったようで、ロドリーゴの娘さんの尽力によって、ようやく実現することができたとのことです。

このような素晴らしい場所での演奏ができたということは、本当にかけがえのないことと思います。


もう1枚は、TresというDVD。これは、アルハンブラの想い出が目的で購入しました。

群響の演奏会で、アンコールで弾いたのを聴いて、その指使いに心を奪われました。

一緒に収められているアランフェスの協奏曲の第2楽章は、全曲演奏録音と同時に映像として収録されたものと思われます。聴き込んでいないので、確かなことは言えませんが、6年の年月を経て作品に対する深みが増したのではと感じます。

Murazi1 Murazi2

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今日聴いた曲

2009-11-18 22:16:19 | フリッチャイ

○モーツァルト  イドメネオ  フリッチャイ/ウィーン・フィル他  1961年7月26日(ライヴ)


ザルツブルク音楽祭でのライヴ。

この年、フリッチャイは9年ぶりにザルツブルク音楽祭に招かれ、この演奏が大変好評であったことから、追加のオーケストラ・コンサートも指揮しています。


フリッチャイによれば、このオペラは、モーツァルトののちの作品に見られない「真似のできない尊厳と高貴さ、記念碑的な力と、野生的で熱い情熱を備えて」いるとのことです。

物語は、有名なトロイア戦争に出征したクレタの王、イドメネオが海神に命を助けられる代わりに、最初に合った男をいけにえに出す、そして、それが息子のイダマンテであったというものです。


演奏は、晩年のスケールの大きな演奏に加え、ウィーン・フィルの鋭い響き、素晴らしい声楽陣と、申し分ないと言えましょう。特にグリュンマーのエレットラは真に迫っていて、彼女の張りのある声が印象的です。


Idomeneo

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今日聴いた曲

2009-11-17 18:53:53 | フリッチャイ
○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」序曲
○J.シュトラウス 南国のバラ
○J.シュトラウス アンネン・ポルカ
○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」から Als flotter Geist
○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」から Wer uns getraut
○J.シュトラウス ウィーンの森の物語
○J.シュトラウス 「こうもり」序曲
○J.シュトラウス 「ベニチアの夜」から Komm in die Gondel
○J.シュトラウス ピチカート・ポルカ
○J.シュトラウス ウィーン気質
○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」から So elend und treu
○J.シュトラウス トリッチ・トラッチ・ポルカ
○J.シュトラウス 酒、女、歌
 ムジアル(S)、アンダース(T)、フリッチャイ/RIAS交響楽団他 1951年2月6日(ライヴ)

ティタニア・パラストでのライヴ録音。オーケストラだけにとどまらず、歌手や最後は合唱団(RIAS室内合唱団)も入れての演奏会です。
ライヴだけに迫力あれば、ハラハラの場面もあります。「こうもり」序曲では、出だしからしばらく早いテンポで進んでいて、弦楽器が追いつくのがやっとという感じがします。でも逆に緊迫感があってスタジオ録音では味あえないものがあります。
トリッチ・トラッチ・ポルカでは、中間部の休止部でおそらく原曲にはないのであろうティンパニを一打入れていて聴衆の笑いを誘っています。
アンダースはふくよかで余裕のある声量で歌っていて、素晴らしい歌唱です。
Jstrauss2

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今日聴いた曲

2009-11-16 18:48:52 | フリッチャイ

○J.シュトラウス 美しく青きドナウ フリッチャイ/ベルリン・フィル 1949年9月16日

○J.シュトラウス ウィーン気質 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1951年1月16日

○J.シュトラウス 常動曲 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1949年9月16日

○J.シュトラウス ピチカート・ポルカ フリッチャイ/ベルリン・フィル 1950年7月4日

○J.シュトラウス 「こうもり」序曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月10日

○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」序曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年9月10日

○J.シュトラウス 春の声 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月17日

○J.シュトラウス 南国のバラ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月8日

○J.シュトラウス 朝の新聞 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年9月11日

○J.シュトラウス アンネン・ポルカ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月8日

○J.シュトラウス トリッチ・トラッチ・ポルカ フリッチャイ/RIAS交響楽団  1952年6月8日

○J.シュトラウス(父) ラデツキー行進曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団  1952年6月7日

○J.シュトラウス 春の声 リップ(S)、フリッチャイ/ベルリン・フィル  1952年3月22日


フリッチャイが初期の録音したJ.シュトラウスの名曲集。


これらの中では、ベルリン・フィルとのウィーン気質が素晴らしい演奏です。ベルリン・フィルの圧倒的なうまさに加え、ウィーンの血がさわぐような活き活きした演奏です。

「こうもり」序曲は、晩年の深い演奏も素晴らしいですが、こちらの演奏は、はつらつと、そしてぴちぴち感があって、別の魅力があります。

アンネン・ポルカは、さすがに晩年の深遠な演奏には到底及ばす、ただ流した感じがしてしまいます。


よくフリッチャイのシュトラウスは、ウィーン風というのは微塵もなく、かといってベルリン風でもなく、フリッチャイ流と言われますが、まさにそのとおりと思います。


なお、ベルリン・フィルとの「春の声」は、CD化されていません。また、ベルリン・フィルとのトリッチ・トラッチ・ポルカとラデツキー行進曲があるというデータもありましたが、真偽のほどはわかりません。おそらく間違ったデータであったのではと思っています。

Jstrauss

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