○J.シュトラウス 美しく青きドナウ フリッチャイ/ベルリン・フィル 1949年9月16日
○J.シュトラウス ウィーン気質 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1951年1月16日
○J.シュトラウス 常動曲 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1949年9月16日
○J.シュトラウス ピチカート・ポルカ フリッチャイ/ベルリン・フィル 1950年7月4日
○J.シュトラウス 「こうもり」序曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月10日
○J.シュトラウス 「ジプシー男爵」序曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年9月10日
○J.シュトラウス 春の声 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月17日
○J.シュトラウス 南国のバラ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月8日
○J.シュトラウス 朝の新聞 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年9月11日
○J.シュトラウス アンネン・ポルカ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月8日
○J.シュトラウス トリッチ・トラッチ・ポルカ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月8日
○J.シュトラウス(父) ラデツキー行進曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年6月7日
○J.シュトラウス 春の声 リップ(S)、フリッチャイ/ベルリン・フィル 1952年3月22日
フリッチャイが初期の録音したJ.シュトラウスの名曲集。
これらの中では、ベルリン・フィルとのウィーン気質が素晴らしい演奏です。ベルリン・フィルの圧倒的なうまさに加え、ウィーンの血がさわぐような活き活きした演奏です。
「こうもり」序曲は、晩年の深い演奏も素晴らしいですが、こちらの演奏は、はつらつと、そしてぴちぴち感があって、別の魅力があります。
アンネン・ポルカは、さすがに晩年の深遠な演奏には到底及ばす、ただ流した感じがしてしまいます。
よくフリッチャイのシュトラウスは、ウィーン風というのは微塵もなく、かといってベルリン風でもなく、フリッチャイ流と言われますが、まさにそのとおりと思います。
なお、ベルリン・フィルとの「春の声」は、CD化されていません。また、ベルリン・フィルとのトリッチ・トラッチ・ポルカとラデツキー行進曲があるというデータもありましたが、真偽のほどはわかりません。おそらく間違ったデータであったのではと思っています。