My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2021-01-29 19:11:45 | フリッチャイ
○ブラームス ヴァイオリン協奏曲 第2楽章リハーサルの一部 メニューイン(Vn)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年4月25日

ベルリンのイエス・キリスト教会でのリハーサルを収めた1分半程度の映像です。
メニューイン80歳を記念して制作されたドキュメンタリー「ヴァイオリンの世紀」に収録されています。
私が所有しているのは古いレーザーディスクですが、DVDも発売されていたようです。
メニューインとフリッチャイ、そしてベルリン放送交響楽団は、このあとドイツ国内、フランス、イギリスなどへ演奏旅行に出かけます。
このヴァイオリン協奏曲も演目の一つでした。

この映像の中でメニューインはフリッチャイのことを「長生きすれば、カラヤンにも匹敵した人だ。偉大な指揮者だが、彼は伸び伸びしていた。見ていて美しくとても劇的だった。彼が指揮をするとどの曲も密度の濃いものとなった。」と述べています。
このリハーサルでのフリッチャイは、とても明るくリラックスした表情をしていて、この頃は体調が良かったように感じます。
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お花

2021-01-29 17:34:48 | 写真
お庭のろうばいの花が咲きました。
例年ですと細野の「ろうばいの郷」に見に行くのですが、今年は「不要不急の外出自粛」で控えました。
ろうばいの郷は、見ごろのようですが、うちのはまだ咲き始めです。


お庭の周りを見てみたら、ほかにも花が咲いていました。
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新型コロナウイルスについて その28

2021-01-25 21:12:20 | その他
緊急事態宣言が発出されて間もなく三週間。
ここ数日は、新規感染者の数に少し減少傾向が出てきたかなとも思われますが、まだまだ安心はできません。
最近は、自宅で容態が急変して亡くなるケースが増えてきていて、とても怖いです。
また、高校などでクラスターが発生するケースが増えてきています。

そんな中、昨年末に発生した地下鉄運転士のクラスターでは、乗務員が使用する水道の蛇口からの接触感染が疑われるとの記事が数週間前に出ていました。
今日、ネットが見られた記事では、ドアノブから接触感染でクラスターが発生したと歌がれるというのもありました。
会食などでマスクを外す場面がリスクが高いということは、よく言われていますが、それだけではなく、まだまだ注意しなくてはならない点が多くありそうです。
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今日聴いた曲

2021-01-24 18:49:07 | 他の音楽
○ベートーヴェン 「ロマンス」第2番 クーレンカンプ(Vn)、クレツキ/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1932年
○メンデルスザーン ヴァイオリン協奏曲 クーレンカンプ(Vn)、イッセルシュテット/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1935年
○レーガー 無伴奏ヴァイオリンソナタ クーレンカンプ(Vn) 1936年
○ブラームス ヴァイオリン協奏曲 クーレンカンプ(Vn)、イッセルシュテット/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1936年

先日見た「ザビーネと100人の男たち」抜すいの中で使用されているメニューイン/フリッチャイの「ロマンス」がどの程度抜すいされているのかを確認するために本当に久しぶりに引っ張り出したCDです。
クーレンカンプのヴァイオリンは、いずれの演奏も混じりけがなくとても真っすぐで気品のある演奏と感じます。
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今日聴いた曲

2021-01-21 20:49:19 | フリッチャイ
○ベートーヴェン 「ロマンス」第2番から
○メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲第3楽章から
 メニューイン(Vn)、フリッチャイ/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1960年9月頃

1960年12月にドイツで封切られた映画「ザビーネと100人の男たち」の中で演奏されている曲。
長い間、探し求めていましたが、最近、その一部分、メニューインが出演する場面20分程度がYouTubeに投稿されました。
https://www.youtube.com/watch?v=9oPTCH3oA2o
管理人のフリッチャイのウェブサイトを閲覧されている方から情報をいただきました。(大大大感謝です!)

この「ザビーネと100人の男たち」は、1937年にアメリカで封切られた映画「オーケストラの少女」(原題:100人の男と一人の少女)のリメイクで、この20分を見るだけでも、それがよくわかります。
「オーケストラの少女」でストコフスキーが演じていた役に相当する役を演じているのがメニューインです。
メニューインがリハーサルをしている会場に忍び込むザビーネ、守衛に見つかり客席の間を隠れながら逃げ回るが、帽子から飛び出いる羽根が見えてしまうところ、メニューインの邸宅に失業している指揮者の父親と99人のオーケストラが押しかけて「ロマンス」を演奏する場面、1階フロアから2階への階段にオーケストラが並ぶところなど、「オーケストラの少女」を真似ているのがよくわかります。
最後の演奏会が終わった後、ザビーネがステージで紹介されるところも同じですが、「オーケストラの少女」では、少女パッツィが「椿姫」(「ハレルヤ」から訂正、「ハレルヤ」は最後ではなかったです。)を歌いますが、ザビーネでは歌う場面はなく、ここは異なります。

「ロマンス」は、映画の冒頭と、メニューイン宅で演奏する場面の2回あり、両方足して7分45秒あります。
メンデルスゾーンは、最後の演奏会の場面で、途中から終わりまで3分14秒あります。
演奏については、特筆するようなところはありませんが、フリッチャイの「ロマンス」の演奏は、これのほかにはありませんので、貴重な記録です。メンデルスゾーンは、最後のあたりのクラリネットがとても柔らかい音です。

1/22追記:
ロマンスについて、持っているクーレンカクプ盤と比べてみたところ、メニューイン/フリッチャイの演奏は、開始から1分25秒くらいのところから始まり、映画の冒頭と途中の演奏を足すと、以降、最後まで演奏されていることがわかりました。クーレンカンプ盤のほうが演奏絵時間が速いため、メニューイン/フリッチャイの演奏時間とクーレンカンプの演奏時間との比率で計算すると、全体の時間は、9分25秒と推定されます。
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赤岩駅

2021-01-21 07:32:08 | 写真
JR東日本は、昨日、奥羽本線の赤岩駅を3月12日で廃止すると発表しました。
赤岩駅は、高校生だった1975年3月29日に1回だけ訪れたことがあります。
この日は、大沢、峠と写真を撮り、最後に赤岩で撮りました。
赤岩駅は、ミニ新幹線として在来線の線路を狭軌から標準軌に改軌した際、それまでのスイッチバックを解消、本線上に駅を移転しました。
近年は、1本も列車が停まらない駅になっていました。

(写真は、2011年4月2日に当ブログに投稿したものを再掲)
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新型コロナウイルスについて その27

2021-01-13 19:12:16 | その他
緊急事態宣言は、7府県の追加が決定されました。
先日の4都県の宣言時に、このブログの「新型コロナウイルスについて その25」で、外出自粛について、20時以降なのか終日なのかについて触れましたが、この3連休時の外出が多いことを受けて、西村大臣が昼間の外出も自粛するようにと徹底しました。
やはり、「20時以降の不要不急の外出自粛」ではなくて「終日外出自粛、特に20時以降は徹底」ということだったわけですが、宣言発出時には「20時以降の不要不急の外出自粛」だけがクローズアップされ、「終日」部分については、ほとんど報道されませんでした。
最初の宣言発出時の首相の会見でも「20時以降」だけ触れて「終日」は一切触れていなかったように記憶していますし、テレビ、報道でも同様だったと絵もいます。

あらためて、正しく伝えることも重要さを認識させられます。
もし、これが宣言発出時に正しく伝わっていれば、外出自粛ももっと徹底できたと思います。このときの外出によってどれだけの人が新たに感染し、それに伴ってどれだけの人が亡くなるかと思うと、また感染に伴う検査、診察、療養、入院にかかる費用、収束・終息が延びることによる費用を思うと、とても残念でなりません。

群馬県も県独自の「社会経済活動再開に向けたガイドライン(改訂版)」に基づく警戒度を12月19日から最高ランクの「4」に引き上げています。この基準ですでに「生活に必要な場合を除き、不要不急の外出を自粛」になっていることを再々度触れておきます。
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今日聴いた曲

2021-01-08 18:42:56 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第9番「新世界より」 バーンスタイン/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 1986年9月

2楽章が恐ろしく遅く、18分22秒。あのチェリビタッケもミュンヘン・フィルとの演奏で16分台なので、超ド級です。でも久しぶりに聴いてみたら、違和感はなくすんなり聴くことができ、とても良いと思いました。
1、4楽章は、少し遅いかなくらいのテンポ、3楽章は、超速いです。(ニューヨーク・フィル盤はもっと速いですが。)
1楽章の序奏の出だしは、遅いテンポでとても深遠な音楽を聴かせます。弦楽器で動機を奏した後のホルンは1音目を長く吹いていて、フリッチャイのベルリン・フィル盤と同じ解釈をしています。そして木管楽器でもう1回動機を奏した後のティンパニの強打、1回目、2回目は、速すぎて1音目、2音目がよく聴きとれません。だまになって1音「ドンッ」という感じです。もちろん1、2回目はクレッシェンドがついているので、最初の2音は小さくてよいのですが、ちょっとやりすぎのような気がします。
終楽章では、最後の音の長さに驚かされます。
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新型コロナウイルスについて その26

2021-01-08 18:13:45 | その他
群馬県の新規感染者数もケタが一つ上がりました。
昨日、80人を超えたので、100人超えは間もないと思っていました。

群馬県は、県独自の「社会経済活動再開に向けたガイドライン(改訂版)」に基づく警戒度を12月19日から最高ランクの「4」に引き上げています。この基準ですでに「生活に必要な場合を除き、不要不急の外出を自粛」になっています。
また感染者の多い市、町で接待や酒類を提供する飲食店、カラオケ店に対する時短要請も来週から20時までになります。
しかし、最近の感染者数の増加幅は、どこの都道府県でも大きくなっています。そもそも感染拡大は指数関数的に増大するわけですが、対策の時期を逸してしまうと、手に負えなくなってしまうのではと思います。昨日、「緊急事態宣言」が発せられた1都3県は、時すでに遅しではないかと思っています。
他県等も様子見でなく、一刻も早く「緊急事態宣言」を発した方がよいのではと思います。そして、その取り組み内容もより厳しい内容が必要ではないかと思います。そうでないとまた1ケ月後に厳しい対策をしなくてはならず、そうするとこの1ケ月間は、なんだったのかということになりかねません。医療も飲食などの事業もさらに苦しくなっても感染状況は何も変わらない・・・そんな1ケ月後の未来が見えるようで心配でなりません。

話は変わりますが、よく「感染対策しているから会食しても良い」というような答弁をよく耳にしますが、そもそも「不要不急の外出自粛」と言っているのに「感染対策しているから良い」というのは納得いきません。また、やっている対策は、わかっている対策だけで、それで十分という保証はありません。
私も、SLを撮影してこのブログによく投稿していますが、群馬県が警戒度「4}になってからは、撮影に出ていません。私が撮影に行く場所は最近は自宅近くの誰も来ないような場所をねらって行っているので「撮影している場所は人がいないから大丈夫」と言い訳できますが、大丈夫からでなく、「不要不急」な外出は止めようということなのです。その辺取り違えないでほしいと思います。


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今日聴いた曲

2021-01-07 18:53:05 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第9番「新世界より」 チェリビタッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団 1978年10月(ライヴ)

この演奏を初めて聴いたのは、1979年頃、FM放送でです。
とても気概に満ちた演奏で、後のミュンヘン・フィルとの映像の超スローテンポの演奏とは大違いです。
第2楽章はゆったりしたテンポですが、その他の楽章は普通です。
1楽章では、提示部でホルン、木管楽器が第1主題を奏した後、弦楽器が強奏する際、弱めに演奏していてユニークさを感じます。コーダではチェリビタッケのうなり声も加わって、熱く終わります。
2楽章は、中間部のオーボエの出だしがとても心がこもっていて、印象的です。第3部の終わりのところでクラリネットの音が途切れるようなところがあり、他が素晴らしいだけに、ちょっと残念なところです。
終楽章では、コーダのところで「ヤー!、ヤー!」と叫んで、圧巻の終了を迎えます。当時、とても衝撃的でした。
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新型コロナウイルスについて その25

2021-01-07 13:44:21 | その他
東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に「緊急事態宣言」が発せられることが、政府の諮問委員会で了承されました。これから対策本部で決定する運びのようです。
しかし、西浦先生ほか多くの先生方が指摘しているように、これだけでは良くて現状の継続ではないかと思います。すると永久に宣言は解除されません。
さらには、他県等でも「緊急事態宣言」状態になってきており、遠がらず、日本全体が「緊急事態宣言」になるのではないかと思います。

よく言われていますが、国民一人ひとりがその気にならなければならないということです。
不要不急の外出自粛は、夜だけではありません。夜8時以降は、「特に」ということだけで、自粛は終日です。
外出自粛なのだから、本来なら時短なんていらないはずです。(そうすれば援助金も不要になり、国債に伴う後の税金も少なくなるしょう。)
しかし、そんな中、時短破りのところに行って飲んでいるのでは、いつになっても終わりません。でも効果が出ず、ずっと続けば、みんな事業を継続できず無くなっていくのかもしれません。医療も崩壊、飲食業も崩壊。それを食い止めるのは、一人ひとりの行動にかかっていると思うのですが・・・

地元、群馬県は、県独自の「社会経済活動再開に向けたガイドライン(改訂版)」に基づく警戒度が「4」で、「生活に必要な場合を除き、不要不急の外出を自粛してください。(12/19~1/8)」となっています。
私の住んでいる市では、市の広報カー(?)が、「マスク着用、不要不急の外出自粛・・・」をアナウンスして回っています。昼間なら外に出ても人と出会うことは少ないところですが、それでもアナウンスしてくれています。それは、重要なことと位置付けての取り組みでしょうし、またネットやテレビなどで知らない人もいるからかも知れないということかも知れません。
その気にさせるには、やはり、させる人が姿勢と行動を見せないとならないと思います。
ちょうどテレビで片山さんが、山本五十六の「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。」を引用されましたが、まさにそのとおりと思います。

19時20分追記:「不要不急の外出自粛」について、朝のテレビでは、上に記したように「特に夜8時以降」という説明をしていたと思うのですが、夜のテレビではその辺の言及はまったくなく、「20時以降の不要不急の外出自粛」となっています。どちらが正しいのでしょう。もし、後者なら群馬県より緩い対策となってしまいますが・・・
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今日聴いた曲

2021-01-06 18:06:35 | 他の音楽
○ブラームス 交響曲第4番 チェリビタッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 1986年(ライヴ)

とてもしっとりした演奏です。決して力んだりしません。
1楽章では、提示部の終わりのところで音を弱めにしていてハッとさせられます。
2楽章は、第2主題がとてもゆったりしたテンポで、とても染み入ります。
終楽章は、第2主題相当のフルートがとても遅いテンポで印象的です。
EMIがシリーズでチェリビタッケのライヴを発売したとき、この曲も含まれており、欲しいと思いましたが、結局購入しませんでした。
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新型コロナウイルスについて その24

2021-01-05 19:50:47 | その他
久しぶりに西浦教授がテレビに出ているのを見ました。
19時のNHKニュースです。

先生は、今回、実効再生産数を1.1でシミュレートされたようです。
それによると、今回、政府が目指している飲食重点の対策では、増えるか横ばいになるようです。
緊急事態宣言を発しても、これではいつになっても解除できません。
厳しい対策をしても2月下旬にやっと100人未満。それでも1ケ月では無理です。
(録画とかメモ等とっておかなかったので、おおざっぱ。少し違っているかもしれません。)
やはり、西浦先生のように目で訴えるものが必要と思います。

というとこで、ようやく一都三県で緊急事態宣言が発せられるようですが、前から触れていますが、時すでに遅しではないかと思います。
それは西浦先生のシミュレート(飲食重点の対策では増えるか横ばい)が示すとおりです。
時短要請無視とか、そういうところに行って飲んでいるようでは、いつになっても収束は見えないと思います。

結局、西浦先生のシミュレートが予測しているように今回も効果が出ないで、もっと厳しい対策をやるようになるのではないかと危惧しています。
もし11月の「勝負の3週間」で本当の勝負(外出禁止、休業等)をしていれば、今頃は平安な日々だったかも・・・

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今日聴いた曲

2021-01-05 19:03:34 | 他の音楽
○ベートーヴェン 交響曲第5番 フルトヴェングラー/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1947年5月27日(ライヴ)

いわずと知れたフルトヴェングラーの、そしてベートーウェンの代表的な、記念碑的な名演です。
昨日紹介したのは、初日25日の演奏でしたが、こちらは3日目。場所も初日はティタニア・パラストでしたが、こちらは当時、ソ連管轄となっていた放送局のホールでの演奏だそうです。(このホールは、1年後の11月6日、フリッチャイがベルリン・デビューを飾った場所です。)
25日の演奏と大きな違いはないように思えますが、出だしの凄みは、昨日触れたように25日の演奏のほうがあるように思えます。
全体に力のこもった骨太の演奏で、他の演奏とは次元が違うように思えます。
LP時代に聴いたときは、3楽章のホルンの出だしが、突飛なくらい大きな音だった記憶が残っているのですが、CDではそれほど感じません。記憶違いだったのだろうか。
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今日聴いた曲

2021-01-04 18:56:04 | 他の音楽
○ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
○ベートーヴェン 交響曲第5番
 フルトヴェングラー/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1947年5月25日(ライヴ)

第2次世界大戦後、フルトヴェングラーがベルリン・フィルの指揮台に復帰した演奏会の初日の演奏です。
音質はSPみたいなブチブチ音もなくとても良いです。
「田園」は他のフルトヴェングラーの演奏と比べると演奏時間が幾分短いです。
1楽章は穏やかに推移しますが、2楽章は途中から少し速くなってきます。終楽章も同様、始まりはゆったりしたテンポですが、途中から速くなってきます。
第5番は、1楽章の出だしがもの凄いです。5月27日の演奏も凄いですが、こちらのほうは、1音目が絞り出すような、重く引きずるような感じがして、初日の緊張感が伝わってくるようです。終楽章は、とても熱のこもった演奏で、コーダは速いテンポでぐいぐい引っ張っていき、最後、テンポを落として大団円を迎えています。
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