辛島美登里/恋愛事情~reasons of love~
○Friends
○プロミス・タワー
○くちづけは永遠に終わらない
○Be with you
○愛すること
○Woman
○彼女の雨
○星に願いを
○哀しみのDestiny
○Bouquet
1996年1月に発売されたアルバム。
彼女は最近、50歳を迎えたとのことですが、これまでライヴを3回聴いて、まったく衰えることのないその豊かな声量と透明感のある歌声には感嘆を覚えます。また、ライヴでは要所要所でテンポを落とし、丁寧に歌いこむことをしており、より感銘を受けます。
そういう点では、スタジオ録音よりライヴの方が魅力を感じますが、といってスタジオ録音でも彼女の豊かで透明感溢れる歌声は変わりなく、十分魅力があります。
さて、このアルバムでは最初の曲「Friends」に特に好感を持ちました。本人は彼に恋愛感情を抱いているにもかかわらず、友達関係から進展できない、その切ない、苛立たしい気持ちが、そして焦る気持ちが表出されているように感じます。
○風の音のコンサート
☆日時:平成23年6月18日(土)19時から
☆場所:みなかみ町カルチャーセンター
☆出演:水谷晃、筒井志帆(Vn)、池田美代子、加藤大輔(Va)、レオニード・グルチン、ファニー・ブザルグ(Vc)
☆曲目:
ハイドン 弦楽四重奏曲 作品50第1番
ラヴェル 弦楽四重奏曲
チャイコフスキー 弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」 他
☆チケット:一般前売り1,800円(当日は200円増)
○カルテットの夕べ(再掲)
☆日時:平成23年6月20日(月)19時から
☆場所:高崎シティギャラリー コアホール
☆出演:アシミーレ弦楽四重奏団
水谷晃、筒井志帆(Vn)、池田美代子(Va)、レオニード・グルチン(Vc)
☆曲目:
ハイドン 弦楽四重奏曲 作品50第1番
ショスタコヴィチ 弦楽四重奏曲第1番
ラヴェル 弦楽四重奏曲
☆チケット:一般2,500円 学生1,500円
○モーツァルト 交響曲第25番
○リスト ピアノ協奏曲第1番
○クープラン ティク・トク・ショク(アンコール)
○シューベルト 交響曲第4番「悲劇的」
児玉麻里(Pf)、ユベール・スダーン/群馬交響楽団
今日(というか最近はよく会う)は高校のときの後輩が聴きにきていました。
彼によれば、今日のモーツァルトは、ちょっと疑問符がつくようでした。スダーンのモーツァルトはこうじゃないと。
対して私はというと、明るさ、躍動感はもう一つだったかも知れませんが、安定感ある演奏だったと思います。特に1楽章で弦の合奏で主題が提示された後、オーボエが出てくるところが、静かに寂寥感がただよっていて印象的でした。
リストの曲は、あまり好きではないのです。なんといってもあの出だし、グロテスクというか。かと思えば、ピアノのとても美しい旋律が出てきたりして、まるで「美女と野獣」。3楽章の出だし、トライアングルが出てくるところ、私は「ドン・カルロ」の1幕2場の出だしにイメージが似ていると思うのですが。
児玉さんは、最初は?と思うところもありましたが、どんどん乗ってきて迫力ある堂々たる演奏だったと思います。
シューベルトの曲は、滅多に聴かない(2年前に定期でやっていますが、記憶がほとんどない)曲ですが、感じたことは楽想があれっと思うくらい変わるところがある曲だなぁということです。特に1楽章のコーダ、気分が変わり過ぎと思いました。
(前橋市民文化会館)
写真は、前橋に行く前、チケットを購入するため、群馬音楽センターに寄ったのですが、その帰りに群馬シンフォニーホールの前で撮りました。小さな薔薇がたくさん咲いていました。