My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2012-01-31 23:05:01 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 交響曲第1番「ズロニツェの鐘」 アンゲロフ/スロヴァキア放送交響楽団 2001~2004年


先日は、6番が中々よいので紹介しましたが、今度は1番です。


とても堂々として素晴らしい演奏です。

しかし、各楽章に相当のカットがあり、残念です。


この曲は作曲後、長い間、行方不明になっていて、世に存在が公表されたのは、ドヴォルジャークの死後の1923年、初演は1936年のことです。このときは、やはりカットしたうえでの演奏であったとのことです。

しかしながら、1961年に楽譜が出版され、ケルテスが1966年にロンドン響と完全な形で録音して以降は、カット版による演奏は皆無に近かった(コシュラーが1楽章の展開部に入る前でカットしている)だけに、何故に今頃になってという気がします。

Anguelovdvoraksym

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今日聴いた曲

2012-01-30 23:08:37 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 交響曲第2番 ガンゼンハウザー/スロヴァキア・フィル 1990年5月
○ドヴォルジャーク 伝説曲 ガンゼンハウザー/スロヴァキア放送交響楽団 1991年5月


10年以上前に購入したCDですが、最初ちょっと聴いただけで、物足りなさを感じたため、先日紹介した第1交響曲とともにずっとおクラ入りしていました。


初めて全曲を聴いてみてびっくりしました。

私は、第2交響曲ではいつもカットをどうしているか気にしていますが、この演奏はノーカット版だったのです。


以下は、以前、紹介したとき(2009/09/26)の文章です。

「1865年、ドヴォルジャーク24歳のときの作品で、第1交響曲に続いて作曲されました。1887年には出版を意図(出版社に楽譜を送ったものの出版にはいたりませんでしたが)して修正を行い、翌1888年には初演されました。

この修正の際、主に第1楽章と第4楽章でカットがされたそうです。

今日、第2交響曲は、主に交響曲全集の一環として多くの演奏家が録音していますが、何箇所でカットのある演奏が主流になっています。

それは、第1楽章再現部で第2主題が再現する前の同じパッセージを違う楽器で繰り返す部分、第2楽章の終りの部分、終楽章の主部の第2主題の前の経過部をカットして演奏しているのがほとんどで、これをノーカットで演奏しているのは、私が知っている限りでケルテス、ロヴィツキ、ロジェストビンスキーのみです。

このカットが作曲者が修正を行った際のものか、そうでないのかは、私にはわかりません。ただ、私が最初に聴いた演奏が、このロヴィツキ盤であったため、カットされている版は馴染めないのが実情です。」

ドヴォルジャークの交響曲全曲演奏を目指して演奏活動をしているアマオケ、ナズトラヴィ・フィルの方によれば、ノーカット版は1865年版、カット版は1887年版という見方をされています。


前置きが長くなりましたが、数少ないノーカット版による演奏ということで、貴重ではありますが、第1交響曲同様、金管が大人しくて、もの足りません。ただフルートは透明感があって素朴な響きを奏で、特に1楽章の第2主題のところは魅力的です。


対して、伝説曲は素晴らしい演奏です。こちらは、第1交響曲と第2交響曲に5曲づつ収められています。

クーベリック版がエレガントな演奏なら、こちらは素朴ですが、精緻に満ちた素晴らしい演奏です。

Gunzenhauserdvorak2

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群響東毛定期

2012-01-29 19:20:26 | 演奏会

○マーラー 交響曲第3番

 竹本節子(A)、東京音楽大学(合唱)、群馬大学附属小学校合唱団(児童合唱)

 沼尻竜典/群馬交響楽団


今日も素晴らしかったです。2日間、いいひとときを過ごせました。

(桐生市民文化会館)

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群響478回定期

2012-01-28 23:02:30 | 演奏会

○マーラー 交響曲第3番

 竹本節子(A)、東京音楽大学(合唱)、群馬大学附属小学校合唱団(児童合唱)

 沼尻竜典/群馬交響楽団


熱気溢れた素晴らしい演奏でした。

9年前、高関さんの指揮で聴いてとても感動しましたが、今日はさらに感動の度合いが上がりました。

特に弦楽器は素晴らしかったです。全体を通してとてもとても力強く、また2楽章ではヴァイオリンの繊細な旋律がとてもとても美しかったです。

その安定した弦をベースに金管が咆哮し、木管が美しい旋律を奏でました。

最初から最後までよかったー!


明日は同じ演目を桐生でやります。聴きに行きます。

(群馬音楽センター)

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大宮のD51

2012-01-27 19:31:49 | 写真

今日は大宮にいました。

で、目的地に行く途中、D51が展示されているので、撮りました。

以前、ここには、国産初の電気機関車の10020型(当時の大宮工場製アプト式機関車、後のED40)が展示されてあったと記憶していますが、現在は鉄道博物館に展示されています。

20120127

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今日聴いた曲

2012-01-25 21:48:01 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 交響曲第1番「ズロニツェの鐘」 ガンゼンハウザー/スロヴァキア・フィル 1990年5月


オーケストラが小編成なのか、特に弦楽器は室内楽的です。見通しが良い反面、悪く言うと隙間がある印象を受けます。弦楽器や木管楽器は素朴な響きです。また、全体的に几帳面な演奏です。

見通しが良いからか、ティンパニがくっきり聴こえ、特に1楽章で第1主題が提示された後、徐々に盛り上がってくるところでの迫力は特筆に値します。一方、ホルンやトランペットなどの金管楽器が弱弱しく残念なところです。


この演奏では、第1楽章の再現部の第2主題、そして第2楽章の中間部に入る前、ヴィオラを合奏で奏する演奏が多いのに対して、ソロで演奏していて、とても印象的です。これをやっているのは、他にペシェクだけで、特に2楽章では、ペシェク盤のソロは後半、木管楽器に隠れてしまうのに対して、ガンゼンハウザー盤は、長い間ソロが哀愁を帯びた音色を奏でます。


これが一番とは、とうてい言える演奏ではありませんが、どこか捨てられないものがあります。

Gunzenhauserdvorak1

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東京は雪

2012-01-24 21:29:51 | 写真

昨夜、仕事を終えて帰るときは雨でしたが、その後、雪に変わり、今朝はうっすら積っていました。(実際は、4cm積ったとのこと。)

写真は、今朝のJR東日本本社前。道行く人の足取りは慎重でした。

ちなみに我が家近辺は、雨も雪も降りませんでした。

20120124 201201242

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東北線黒磯~白河間その2

2012-01-23 23:01:25 | 写真

昭和59年7月23日の写真。

豊原駅で撮りました。

198407233

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池田美代子さんが出演される演奏会

2012-01-22 00:15:55 | 演奏会

○カルテットの夕べ Vol.2 

 ☆日時:平成24年4月30日(月)19時から

 ☆場所:高崎シティギャラリー コアホール

 ☆出演:アシミーレ弦楽四重奏団

       水谷晃、筒井志帆(Vn)、池田美代子(Va)、レオニード・グルチン(Vc)

 ☆曲目:

   ラフマニノフ 弦楽四重奏曲第1番

   ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」

   ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」

 ☆チケット:????


ドヴォルジャークが楽しみです。チラシにチケットの代金が書いてありません!お問い合わせは群響さんへ!

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群響前橋定期

2012-01-21 22:49:57 | 演奏会

○モーツァルト 「魔笛」序曲

○モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」

○パガニーニ 24のカプリースより第1番(アンコール)

○ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」

○バルトーク ルーマニア民族舞曲(アンコール)

 成田達輝(Vn)、イプ・ウィンシー/群馬交響楽団


第46回まえばし市民名曲コンサート、通称、前橋定期です。


「英雄」はとても素晴らしい演奏でした。1楽章は早めのテンポで、しかし軽くなることなくしっかりした演奏でした。そして2楽章も早いのかと思えば、こちらは、ゆったりしたテンポで、葬送の音楽を表現していました。

3楽章も早め、そして迎えた4楽章、活き活きとしたテンポで、最後は雄大に終わりました。各楽章でホルンが活躍する場面がありますが、その時々に表情を変えながら、素晴らしい音色を響かせていました。久しぶりにいい「英雄」を聴きました。


私は、「トルコ風」の1楽章で、ヴァイオリン・ソロが最初に出るところが、ゆったりとして、優雅で好きなところですが、今日は、とても丁寧に、愛しみをもって演奏していると感じました。全体的にも、出しゃばることなく、落ち着いた、しかし、しっかりした演奏と思いました。3楽章では、ソリストとオーケストラの弦楽器のトップ奏者のソロのかけあいがよかったです。ウィンシーさんは、オーケストラの配置を対向配置にしていて、特に、この曲でその効果が際立っていました。


魔笛も良かったですが、ヴァイオリンが合奏に入る前に音が出てしまったところがあり、ちょっと残念でした。


最後にルーマニア民族舞曲がアンコールで演奏されましたが、とても熱がこもっていて、とてもよかったです。

(前橋市民文化会館)

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東北線黒磯~白河間

2012-01-20 21:08:21 | 写真

昭和59年7月23日、東北本線豊原~白坂間で撮りました。

この当時は、各線から客車列車が無くなっていって、最後に残っていたのが、東北線の黒磯以北でした。

どちらも列車が小さくて見にくいですが、右の写真の手前の道は、東北本線の旧線跡だそうです。

19840723 198407232

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今日聴いた曲

2012-01-19 22:36:58 | 他の音楽

○辛島美登里 手をつなごう~ひとりぼっちじゃない~


もともとは、斉藤由貴さんに提供した曲ですが、東日本大震災直後の3月16日、「東北関東大震災で被害にあわれたみなさんに、贈ります。」として、辛島さん自身による歌唱が本人によりYouTubeに投稿されています。

メッセージはさらに続き「少しでも早く心の痛みがやわらぎますよう、平穏な生活が戻りますよう、心からお祈りいたします。」と結んでいます。


その後、コンサートのアンコールで歌い、またコンサート後にはチャリティCDとしてこのCDを発売しています。


ということで、もともとあった曲ではありますが、この震災で傷ついた心を癒し、また復興に向け頑張っていこうという気持ちにさせてくれる曲ではないかと思います。

Karashimate Karashimate2

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今日聴いた曲

2012-01-18 22:28:06 | 他の音楽

○トヴォルジャーク 「いたずら百姓」序曲 ガンゼンハンザー/スロヴァキア・フィル 1987年6月12~22日

○ドヴォルジャーク ラプソディ 作品14

○ドヴォルジャーク 劇的序曲(「アルフレッド」序曲)

○ドヴォルジャーク 「ヴァンダ」序曲

 ペシェク/スロヴァキア・フィル 1986年3月


これも、マルコポーロ・レーベルのCDで、ドヴォルジャークの若い頃のオペラ序曲とラプソディです。


「いたずら百姓」は、ゆったりした序奏と活気ある主部からなり、とても楽しい曲です。

ラプソディは、英雄的な主題に始まりますが、注目すべきは、途中に第1交響曲の3楽章の動機が現れることです。第1交響曲は、長く行方がわからなくなっていて、ドヴォルジャークの死後、20年近くたって発見されていますが、この作品を含め、いくつかの彼の作品に、第1交響曲の素材が使用されていることから、ドヴォルジャークの作品に間違いないということがわかります。

劇的序曲は、もともとはドヴォルジャークの最初のオペラ「アルフレッド」のための序曲ですが、このオペラ自体を、ドヴォルジャーク自身が隠していて、上演されたのは、死後30年以上たってからとのことです。単独の序曲として出版されています。もろワグナーです。

「ヴァンダ」は、今ひとつピンと来ないです。


昨日、紹介したCDを含め、ルサルカ以外は滅多に演奏される機会が少ないか、ほとんどない作品ばかりなので、とても貴重なものと思います。

Dvorakoper2

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今日聴いた曲

2012-01-17 22:53:00 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 「王と炭焼き」序曲

○ドヴォルジャーク 「ジャコバン党員」第1幕、第2幕前奏曲、第3幕バレー音楽

○ドヴォルジャーク 「悪魔とカーチャ」序曲、第2幕前奏曲、地獄の踊り、第3幕前奏曲

○ドヴォルジャーク 「ルサルカ」序曲、ポロネーズ

○ドヴォルジャーク 「ディミトリ」序曲

○ドヴォルジャーク 「アルミダ」序曲

 スタンコフスキー/コシツェ国立フィル 1989年2月22、28日


マルコ・ポールというレーベルから発売されていたドヴォルジャークのオペラ管弦楽曲集。


ドヴォルジャークは、オペラでの成功を夢見て、生涯11曲のオペラを作曲しました。特に、ニューヨークのナショナル音楽院の院長の職を終え、チェコに帰国した後は、これまで作品のなかった交響詩を5曲作曲し、続いてオペラの作曲(3曲)に没頭します。しかし、彼の想いと異なり、後世、チェコ以外で演奏会に登るのは最晩年の「ルサルカ」くらいという状況です。


「王と炭焼き」は、ドヴォルジャークが同じ台本に二つの音楽を書いたというめずらしいもので、こちらに収録されているのは、第2稿と思われます。出だしが、カリンニコフの第1交響曲のテーマにどこか似通った感じがします。

「ジャコバン党員」は、2幕の前奏曲が劇中でのセレナーデの練習という場面のメロディで、とてもおっとりしたセレナーデです。

「悪魔とカーチャ」は、序曲が美しい弦楽合奏で始まり、その後、色々曲想が変わっていき、中々、面白いです。地獄の踊りも聴いていてわくわくします。

でも一番良いのは「ルサルカ」のポロネーズです。この曲はもっとポピュラーになって良いのでは思います。

「アルミダ」はドヴォルジャーク最後の曲です。


演奏は、小粒ですが、室内楽風にまとまっています。

Dvorakoper

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今日聴いた曲

2012-01-16 20:18:31 | 他の音楽

○ブルックナー 交響曲第9番 ジュリーニ/シュトゥットガルト放送交響楽団 1996年9月19日(放送)


シュトゥットガルト放送が、有名な指揮者を招いてリハーサルと本番をテレビ放送するシリーズ。古くはフリッチャイが1960年にモルダウを収録しています。


オーケストラはさすがにシカゴ響のように洗練されてはいませんし、ウィーン・フィルのようにとてつもない深遠性はありませんが、これはこれで素晴らしい演奏です。金管郡は、シカゴみたいな余裕はありませんが、力が入っています。ティンパニも、ずしりと響き印象的です。

ジュリーニの声がときたま聴こえることがありますが、歌っているというより、ぶつぶつ呟いているという感じです。お世辞にも上手いとはいえません。


こちらは映像(LD)なので、ジュリーニの悠々と、そして淡々とした指揮ぶりが見られるのも貴重です。翌日の演奏会もCD化されています。

Giulinibrucknersym93

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