今日聴いた曲

○ドヴォルジャーク　スラヴ舞曲第３、１５、６番　セレブリエール／ボーンスマス交響楽団　２０１３年６月３、４日
○ドヴォルジャーク　交響曲第２番　セレブリエール／ボーンスマス交響楽団　２０１３年６月３、４日

１９３８年、ウルグアイ生まれのセレブリエールによるドヴォルジャーク・チクルス。これまでに３、６、７、８、９番が発売されています。
ＨＭＶのレビューでは「リズミカルな低音にあまい音色の弦楽器が浮かび上がり、ボヘミアを強く感じさせる重厚な演奏といえ」また「テンポを速めたりすることによって盛り上げることなどはせずに、メロディックな音楽の造型が構築され」ているとのことです。

第２交響曲は、まさに後者が該当すると思います。特に４楽章では、随所で、時にはさりげなく、時に大胆にテンポを落として変化を付けています。第２楽章でも中間部でさりげなくテンポを落としているところがあって、魅力的です。
一方、１楽章の提示部の終わりのところの弦の合奏が揃っていないように思えるなど、ちょっと大雑把な感じを受けるところもあります。

スラヴ舞曲では、第３番の中間部、弦楽器が反復するところで、一瞬、木管が聴こえ、「アレッ」と思う箇所があります。

１楽章提示部は反復、カット指定箇所は指定通りカットしています。
全体的には、今一つという感じですが、第１番が出たら、また購入してしまうのではと思います。

今日のＳＬ碓氷

下り列車は、西松井田～横川間の上下線がセパレートしているところを俯瞰して撮りました。これならバック運転とはわかりません。しかし、電線がじゃまで、また遠すぎて、物足りない感じになってしまいました。

上り列車は、横川を発車したところ。前回と少し位置を変えてみました。

群響５０２回定期

○ストラヴィンスキー　組曲「プルチネルラ」
○ストラヴィンスキー　３楽章の交響曲
○サン・サーンス　ヴァイオリン協奏曲第３番
○ラヴェル　「ダフニスとクロエ」第２組曲
　Ｒ．パスキエ（Ｖｎ）、大友直人／群馬交響楽団

私にとって、馴染みのない曲ぱかりでしたが、とても良かったです。

「プルチネルラ」は、イタリア古典派の素材を用いていることもあり、バロック的な音楽でした。弦のソロがとても素晴らしかったです。対して３楽章の交響曲は、力強くときにやかましいと思えるくらいの騒がしさで、ストラヴィンスキーそのものと思える作品でした。オーケストラは、迫力満点で、特に力強く迫ってくるような弦が印象に残りました。
サン・サーンスの協奏曲は、特に２楽章の憧れに満ちたメロディが素敵でした。
ダフニスも、十分堪能させていただき、時間、内容ともに充実した演奏会でした。

今日は、１曲終るごとにステージの模様替え。裏方さんも大変でした。ご苦労さまでした。
（群馬音楽センター）

音楽の架け橋

○野上彰（作詞）／小林秀雄（作詞）　落葉松
○バラトィンスキー（作詞）／グリンカ（作曲）　私を誘わないで
○レールモントフ（作詞）／ダルゴムイシスキー（作曲）　私は悲しい
○北原白秋（作詞）／山田耕筰（作曲）　この道、からたちの花
○メタスタジオ（作曲）／グリンカ（作曲）　Mio ben ricordati
○北原白秋（作詞）／山田耕筰（作曲）　ペチカ
○アッソモフ（作曲）／ムソルグスキー（作曲）　愛の言葉が何でしょう？
○ムソルグスキー　歌曲集「子供部屋」より　ばあやと
○中田喜直　春がきて、桜が咲いて
○チャイコフスキー　「四季」より　６月　舟歌
○中田喜直　初秋から秋へ
○チャイコフスキー　「四季」より　２月　謝肉祭
○カバレフスー　さくらさくらの主題による変奏曲
○イッポリトフ＝イワノフ　５つの日本の歌
○武満徹　ノスタルジー
○チャイコフスキー／武満徹（編曲）　「四季」より　１０月　秋の歌
○シュワルツ　映画音楽「百夜の調べ」より
○ストラヴィンスキー　日本の３つの抒情歌
○デリュヴィグ（作曲）／アリャービェフ（作曲）　鶯
○権代敦彦　クロノス
○ロシア民謡　ともしび、夜は明るい、カリンカ、モスクワの郊外、黒い瞳

　伊藤文乃、宮坂花菜（Ｖｎ）、池田美代子（Ｖａ）、レオニード．グルチン（Ｖｃ）
　中條秀記、白水裕憲（Ｆｌ）、野田祐介、高子由佳（Ｃｌ）
　森重修実（Ｃｏｎｄ）、湯川研一（Ｈｒ）、山本貢大（Ｐｅｒ）
　鷹野恵、平岡貴子、佐藤貴子（Ｓ）
　大塚道子、諸田広美（Ｍｓ）
　ユリア・レヴ、松原聡、萩原春美（Ｐｆ）
　マクシム・クリーコフ（パラライカ）
　瀧川幸恵（司会）

日本とロシアの歴史的交流「音楽の架け橋」という演奏会です。
日本とロシアの音楽の交流は、日本が鎖国から開国してから。司会者の話で、多くのことを知りました。
例えば、山田耕筰は、ロシアで指揮者をしていたこと。全く知らないことでした。

曲は盛りだくさん。歌曲あり、ソロあり、連弾あり、アンサンブルあり。たっぷり３時間の演奏会でした。

印象に残っている曲としては、「道化師」で有名なカバレフスーのさくらさくらの主題による変奏曲。カバレフスキーが来日した折、さくらの曲に感堂して作曲したとのこと。軽快な曲をイメージしていたら、まったく逆。妙に重い曲でした。
チャイコフスキーの秋の歌は、弦楽四重奏にクラリネットを加えた編成。とても暗い感じで、秋というより、ロシアの厳しい冬を思い起こしました。
それに続く、白夜の調べも良かったです。
日本の和歌、短歌に曲をつけたイワノフとストラビンスキーの曲も興味深かったです。イワノフは、東洋的、日本的な雰囲気を醸し出そうとしながら、徹底していない感じを受けましたが、それはそれで良い曲と思いました。ストラヴィンスキーは、ストラヴィンスキーそのものでした。

来年も同じ日に演奏会を開催したいとのこと。楽しみです。

川原湯温泉駅の思い出

八ッ場ダムの工事に伴い水没区間になる吾妻線川原湯温泉駅、９月２４日で営業を終了し、１０月１日からは、線路の切り替えを行い、高台に移転して営業を再開します。
現在の駅が営業を終了する前に訪れたいと思いつつも、叶わなかったため、以前撮った写真で、思い出に浸ることとします。

写真は、平成１９年１１月２４日に撮りました。
この日は、新宿から「あがつま草津」号に乗って、川原湯温泉駅に来ました。


川原湯温泉のメインストリートです。ワンちゃん、猫ちゃんも居ました。

今日のＳＬ碓氷

磯部～松井田間で撮りました。
彼岸花が線路に沿って咲いていたので、完全逆行でしたが撮ってみました。煙が少なく残念でした。

引っ越してきました

ＯＣＮ「ブログ人」から引っ越してきました。
ハンガリーの指揮者、フリッチャイのこよなく愛好しています。またディープではありませんが、鉄道ファン（撮りテツ）でもあります。

のんびり、気の向くままに投稿していきたいと思います。

高崎～横川間その１００

平成１５年１１月２日、磯部～松井田間、折り返し松井田～磯部間で撮りました。

以上で、高崎～横川間のシリーズは終了です。

高崎～横川間その９９

平成１５年７月２７日、磯部～松井田間で撮りました。

高崎～横川間その９８

平成１２年４月３０日、安中～磯部間で撮りました。

高崎～横川間その９７

平成１１年８月２１日、磯部駅で撮りました。

高崎～横川間その９６

平成１１年４月２４日、磯部～松井田間で撮りました。

池田美代子さんが出演される演奏会

○日本とロシアの音楽の歴史的交流「音楽の架け橋」

　☆日時：平成２６年９月２３日（火）１５時から

　☆場所：高崎市文化会館

　☆出演：群響メンバー他多数

　☆曲目：山田耕作、中田喜直、武満徹、チャイコフスキー、ストラビンスキー

　　　　　　カバレフスキー　他

　☆料金：一般３，０００円、学生（高校生以下）２，０００円

高崎～横川間その９５

平成１１年４月１８日、磯部～松井田間で撮りました。

高崎～横川間その９４

平成２年８月１２日、松井田～磯部間で撮りました。