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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2023-09-30 08:15:16 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD28
〇ヒンデミット 交響的組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1950年10月
〇ハルトマン 交響曲第4番から第3楽章「アダージョ・アパッショナート」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年12月
〇ハルトマン 交響曲第6番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年9月
〇アイネム 「ダントンの死」から「急速な行進曲」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年9月
〇マルタン 小協奏交響曲 ヘルミス(Hrp)、ヘルツォーク(Pf)、キント(Ce)
           フリッチャイ/RIAS交響楽団 1950年4月

こちらも、フリッチャイと同時代の作曲家の作品を集めたもの。
これらの中では、ヒンデミットとマルタンが私のお好みです。ヒンデミットの曲はドラマチックで、RIAS交響楽団の実力が存分に発揮されていると思います。一方、マルタンの曲は幽玄な気分に浸ることができます。
なお、「ダントンの死」の行進曲は録音されたのは1949年ですが、商品化されたのは50年近く経った1998年であり、同時期に日本国内で発売されているので、日本での発売が最初かもしれません。(CD16に収録されているブラッヒャーのピアノ協奏曲も同様です)
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今日聴いた曲

2023-09-29 08:26:47 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD26、27
〇グルック 「オルフェオとエウリデーチェ」 F=ディースカウ(Br)、シュターダー(S)、シュトライヒ(S)
       フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団、RIAS室内合唱団、ベルリン・モテット合唱団 1956年9月

フリッチャイが首席指揮者を退任したあとのRIAS交響楽団はレベルが下がったとされ、実際、1955年にフリッチャイがベルリンに客演した際に録音したいくつかの演奏は今一つ冴えませんが、この1956年録音の「オルフェオ」は見違えるようで、透明感に満ちた素晴らしい演奏です。
このオーケストラは、1956年に名称をRIAS交響楽団からベルリン放送交響楽団に変えています。また、この年にフリッチャイの死後、首席指揮者に就任するマゼールもこのオーケストラの指揮台に立っており、転機、そして再興の年であったようです。
なお、フリッチャイは翌年の1957年9月、ベルリン芸術週間において演奏会形式で上演しています。
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今日聴いた曲

2023-09-28 08:15:22 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD25
〇プロコフィエフ 交響曲第1番「古典」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1954年1月
〇グリエール 交響曲第3番「イリヤ・ムーロメッツ」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年9月

「古典」交響曲は、コンパクトで均整のとれた素晴らしい演奏と思います。音楽評論家の志鳥平八郎は、「100人の名演奏家」(1950年代後半頃の発刊と思われますがその本自体は見つからず、詳細はわかりません)という本の中で「・・・プロコフィエフの古典交響曲などは、彼を代表する名演奏だ」と評しています。
「イリヤ・ムーロメッツ」は、この伝説の英雄のエピソードを曲にしており、最初のうちは興味深く聴いていましたが、次第に飽きてしまいました。特に終楽章が・・・曲のせいか、フリッチャイのせいか?
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今日聴いた曲

2023-09-27 08:05:32 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD24
〇ファリャ 「スペインの庭の夜」 ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年4月
〇フランセ ピアノ協奏曲 ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1956年9月
〇オネゲル ピアノ協奏曲 ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年6月
〇チェレプニン 10のバガデル  ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年4月
〇ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年4月

ウェーバーと共演した録音を集めた1枚です。ウェーバーとの出会いは、1955年1月のヴィンタートゥールの音楽祭。当時、フリッチャイはヒューストン交響楽団の常任指揮者を辞任しフリーになったばかりでした。この音楽祭を聴きにきていたフリッチャイがウェーバーの演奏に感激して共演を申し出たのが始まりでした。
これらの曲の中では、「スペインの庭の夜」がオーケストラ、ソリストともに引き締まった厳しい造形のもと、スペインの雰囲気が醸し出されていて、充実した演奏と思います。また、パガニーニ狂詩曲はとがった感じは影を潜め、穏やかで味あいのある演奏と思います。
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今日聴いた曲

2023-09-26 08:26:17 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD23
〇エック 「アブラクサス」組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年9月
〇エック フランス組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年9月
〇アイネム カプリッチョ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年3月
〇ヘンツェ バレエ変奏曲から第4、5曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年12月
〇フォルトナー 交響曲から第4楽章 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年12月
〇リーバーマン スイス民謡による組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年6月

ジャケットの文字「MUSICA NOVA」は、DGの現代音楽のシリーズものの標題。
フランス組曲は、1950年1月、フリッチャイとRIAS交響楽団によって初演された曲です。第4曲の行進曲調な曲が軽快で聴きやすいです。スイス民謡による組曲はとても愛らしい小品と思います。

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2023-09-25 08:18:01 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD22
〇ドヴォルジャーク 交響曲第9番「新世界より」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年9月
〇スメタナ 「モルダウ」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1953年1月
〇スメタナ 「ボヘミアの森と草原から」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1953年6、7月

「新世界より」は、晩年のベルリン・フィルとの演奏が約44分なのに対して、こちらの演奏は約37分半、もの凄い差があります。この速いテンポと硬い音質はトスカーニのようですが、独特のテンポの変化の付け方などは晩年の演奏と似ていて、もうすでに基本的なスタンスは確立していたのではということが窺えます。
「モルダウ」はそれほど特徴はありませんが、逆に言えば「モルダウ」らしい演奏といえるかもしれません。「ボヘミアの森と草原」はもの凄い演奏です。

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今日聴いた曲

2023-09-24 08:41:17 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD21
〇ドヴォルジャーク 交響曲第9番「新世界より」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1959年10月
〇スメタナ 「モルダウ」 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1960年1、2月
〇リスト 「前奏曲」 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1959年9月

このベルリン・フィルとの「新世界より」は、私が最初に購入したクラシック音楽のLPレコードです。もう51年近く前のことです。きめ細やかでありスケールの大きい演奏で、序奏の出だしから惹きつけられます。一音一音、テンポ、音のバランス、強弱、音色などフリッチャイの思いが籠められているような感じがします。「新世界より」は好きな曲ですので、これ以降も多くのLPレコード、CDを購入しましたが、この演奏のように含蓄のある深い演奏には出会っていません。
「新世界より」が遅めのテンポなのに対し、「モルダウ」は速めのテンポで爽快な演奏です。そして、「前奏曲」はしっとりと歌い上げる弦楽器が魅力です。
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今日聴いた曲

2023-09-23 08:06:19 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD20
〇ドヴォルジャーク ヴァイオリン協奏曲 マルツィ(Vn)、フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年6月
〇ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 モリーニ(Vn)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1958年10月
〇グラズノフ ヴァイオリン協奏曲 モリーニ(Vn)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1958年10月

ドヴォルジャークの協奏曲でのRIAS交響楽団の演奏はまことに充実していて、マルツィの素晴らしい独奏と相まって、この曲のベスト盤の一つと評する人もいるくらいです。
ブルッフとグラズノフの協奏曲も素晴らしいと思います。
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今日聴いた曲

2023-09-21 12:58:06 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD19
〇ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年1月(放送)
〇ドビュッシー 神聖な舞曲と世俗的な舞曲 サバレタ(Hrp)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年1月
〇デュカス 魔法使いの弟子 フリッチャイ/ラムルー管弦楽団 1952年3月
〇ラヴェル 序奏とアレグロ サバレタ(Hrp)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年1月
〇ラヴェル ラ・ヴァルス フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年6月(放送)
〇ラヴェル ボレロ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年4月
「牧神」と「ラ・ヴァルス」は、RIASの放送録音を1978年に没後15年を記念してDGが発売したフリッチャイ・エディションで初めてLP化したものです。
これらの中では「牧神」が一番良いように思います。
ボレロは、速めのテンポで、抑揚がなく一本調子な演奏で面白みがありません。このボレロの録音データですが、全集では1953年4月に加え、1955年4月もありましたが、ちょっと疑問があります。前述のフリッチャイ・エディションのデータは1953年のみです。フリッチャイは、1955年はフリーとして活動しており、ベルリンで演奏会を行ったのは2月、5月、9月、10月であり4月は演奏会の記録がありません。わざわざ録音のためにベルリンに訪れたということなのでしょうか?
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九州の旅 その5

2023-09-20 12:52:42 | 写真
最終日の16日は、レンタカーで栃木温泉から熊本駅まで行き、九州新幹線で小倉、そして鹿児島本線で門司港に行きました。
まずは、門司港レトロ観光列車「潮風号」に乗りました。
この路線は、貨物線跡を利用したもので、普通鉄道として認可を得ています。

終点の関門海峡めかり駅に降りてびっくり。なんとEF30の1号機が展示されているではないですか。

さっさと写真を撮って、そく折り返しの列車に乗車、途中のトンネルを撮りました。

出光美術館駅で降りて、レトロな建物めぐりをしました。
大連友好記念館と旧門司税関です。

旧大阪商船ビルと旧門司三井倶楽部です。

ブルーウィングもじです。

ちょうど跳ね橋が上がりました。

関門橋です。

九州鉄道記念館に寄りました。たくさん車両が展示されていますが、私が貴重だなと思った車両を紹介します。
C591とED721です。やはり1号機は貴重。

キハ07と581系です。特にキハ07は貴重と思います。また581系は「月光」のヘッドマークが貴重です。


帰りにちょうどトロッコ列車が到着しました。

門司港駅です。素晴らしい。

小倉駅に戻り、帰途につきました。

お土産はこちら、「博多通りもん」です。
以前、博多に出張で行ったとき購入し美味しかったので、今回も購入する予定でした。小倉駅でも扱っているようだったので、荷物にならないようにとこちらで購入するつもりでしたが、なんと置いてないとのこと。がっかりしていたところ新幹線の車内販売で扱っていて購入することができました。車内販売院員によれば、小倉駅の売店は最近品数を減らしたといううわさが流れていたとか。

(おわり)

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今日聴いた曲

2023-09-20 12:43:23 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD18
〇フランク 交響的変奏曲 ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年4月
〇ブラームス ハイドンの主題による変奏曲 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月
〇ブラームス 交響曲第2番 フリッチャイ/ウィーン・フイル 1961年8月(ライヴ)

交響曲第2番は、ザルツブルク音楽祭での「イドメネオ」が好評だったことから、追加公演を要請され演奏したもの。ウィーン・フィルの独特の音色と熱気に満ちた名演と思います。なお、この録音は1994年に初めてCD化され、生誕80年を記念して発売された「フリッチャイ・ポートレート」に収録されました。
他の2曲は丁寧に演奏している感じですが、これといった特徴はないように思います。
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九州の旅 その4

2023-09-19 13:09:13 | 写真
4日目の14日は、延岡からレンタカーで移動しました。
まず行ったのは高千穂線と高森線を結ぶ予定だった未成線。
ここは、トンネルの駅で、8620が展示されています。写真には写っていませんが前後にトンネルがあります。

そして高千穂峡。今回の旅で一番行きたかった場所です。良かったです。

次いで向かったのは、通潤橋。6月に国の文化審議会から文部科学大臣に国宝指定の答申が行われ、この秋には国宝に正式に指定される見込みです。
13時の放水開始を撮りました。

高千穂神社に参拝しました。

次は、廃線になって久しい熊延(ようえん)鉄道の八角トンネルを見に行きました。
駐車場から廃線跡をしばらく歩いていきます。

八角トンネル、とても不思議な光景です。

この近くには、二俣橋があります。
この橋は、釈迦院川(しゃかいんがわ)と津留川(つるがわ)が合流する箇所で、それぞれの川を渡る二つの石橋です。川の位置関係が直角になっています。またその奥にはもう一つ、大きな石橋があります。

立野駅に到着しました。

50年前に訪れたことがあり、そのときの駅舎の位置は反対側でした。このときは、栃木(とちのき)温泉の宿の中を通って白川に出て、第一白川橋梁を渡るC12を撮りました。

この日は、その栃木温泉(以前の位置から移転しています)に泊まりました。
(9月26日追記)
ネットで調べてみたら、白川に出るために通った宿は、栃木温泉でなく、戸下温泉「碧翠楼」さんだったようです。移転したという話を聞いていたので、てっきり栃木温泉と思っていました。
(つづく)


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今日聴いた曲

2023-09-19 13:08:54 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD17
〇ブラームス ピアノ協奏曲第2番 アンダ(Pf)、フリッチャイ/ベルリン・フィル 1960年5月
〇ブラームス 二重協奏曲 シュナイダーハン(Vn)、シュタルケル(Vc)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年6月
ピアノ協奏曲はとても濃厚でロマンティック、そしてスケールの大きい演奏です。一方、二重協奏曲は力みのない紳士的な演奏です。
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九州の旅 その3

2023-09-18 14:24:02 | 写真
3日目は、南宮崎を巡りました。
当初は、定期観光バスを考えていたのですが、コロナ禍がきっかけなのか運行を停止したまま再開してなかったので、そのコースをレンタカーでたどることにしました。
最初に訪れたのは青島。青島神社に参拝しました。
 

次いで、道の駅フェニックスに立ち寄りました。
ここから見える海岸沿いをかつて宮崎軽便鉄道(廃止時は宮崎交通)という私鉄が走っていました。下まで降りられる道があるので、行き始めましたが、人がほとんど通っていないと見え、雑草やら石やらあって歩行困難なため引き返しました。

次は、鵜戸神宮に参拝しました。大型バスの駐車場に車を停めたため、神社まで結構あり疲れました。
 

うさぎさんの像。この神社のご祭神だそうです。

最後に飫肥(おび)に行きました。
もう疲れ果ててしまったのと暑さで寄ったのは、大手門とその隣にある武家屋敷です。大手門に行くとき、めずらしく武家屋敷から呼び込みがあったので、大手門を見たあと寄りました。


宮崎に戻り児童交通遊園に行きました。
ここには宮崎交通で走っていたSLが保存されています。

この日は延岡に移動、宿泊しました。
(つづく)
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今日聴いた曲

2023-09-18 14:23:16 | フリッチャイ
フリッチャイ/DG録音全集CD16
〇ブラッヒャー パガニーニの主題による狂詩曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1950年10月
〇ブラッヒャー ピアノ協奏曲第1番から第3楽章 ヘルツォーク(Pf)、フリッチャイ/RIAS交響楽団 1949年9月
〇リーバーマン 管弦楽のためのフリオーソ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1954年5月
〇アイネム バラード フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年9月
〇アイネム ピアノ協奏曲 ヘルツォーク(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月
フリッチャイが同時代の作曲家の曲を指揮したもので、とてもシンプルでわかりやすい演奏です。パガニーニではさらに豪快さも加わり私のお気に入りの演奏の一つです。
アイネムのピアノ協奏曲は晩年の演奏で、熱いものがあります。共演したヘルツォークは「すでに重い病気の兆候が現れていた指揮者フリッチャイの示したとてつもない集中力と、作品に対する精神的な献身の姿によって、けっして忘れられないものになっています」(現代音楽への道 -同時代の作曲家の受容におけるフリッチャイの功績 ルッツ・フォン・プーフェンドルフ著/長木誠司訳(CD POCG3342 解説))と回想しています。
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