○ベートーヴェン フィデリオ
セッション録音1種とライヴ録音2種の3種があります。
(1) エンゲン(Br)、フィッシャー= ディースカウ(Br)、ヘフリガー(T)、リザネック(S)、フリック(Bs)、ゼーフリート(S)、レンツ(T)
バイエルン州立歌劇場管弦楽団・合唱団 1957年5月30日~6月12日、7月11日、9月24日(セッション録音、DG)(S)
ア DG盤(ヘリオドール)
イ DG盤(初CD化)
ウ DG盤(フリッチャイ・エディョン日本盤)
エ DG盤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/62/2f8af816cc71193c00470712368cf0f7.jpg)
(2) ウェルス(S)、オットー(S)、パンチェフ(Bs)、メッテルニヒ(Br)、アンダース(T)、フリック(Bs)、ワイザー(T)
スイス・ロマンド管弦楽団、ジュネーヴ大劇場合唱団 1951年11月6日(ライヴ録音)(M)
ア Gebhardt盤
イ Relief盤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7b/89ad93ea8482137c2710d85f825b114d.jpg)
(3) ドウ(S)、アンダース(T)、ペトリ(Bs)、グエルフィ(Br)、リッコ(Br)、ロベレ(S)
サンカルロ劇場管弦楽団・合唱団 1951年4月11日(ライヴ録音、Gebhardt)(M)(2幕のみ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ce/28015e71a83f78a06e2111ea51d10e52.jpg)
演奏時間
(1) 序曲 6’26 1幕 61’52 2幕 45’40
(2) ア 序曲 6’33 1幕 56’08 2幕 42’10
イ 序曲 6’38 1幕 64’07 2幕 57’15(レオノーレ序曲第3番を含む、除くと42’55)
(3) 2幕 60’17(レオノーレ序曲第3番を含む、除くと44’35)
演奏について
フィデリオは、フリッチャイが1949年にベルリン市立歌劇場の音楽総監督に就任する際のお披露目公演の演目であり、このときフリッチャイは、オーケストラの編成を小規模にして、室内楽的な響きを実現するとともに、緊張感のあるアンサンブルを構築しました。8年後の(1)のセッション録音でもそれを踏襲しているようで、集中力の高い引き締まった演奏を繰り広げています。(2)、(3)はベルリンから何名かの歌手を連れてナポリとジュネーブで上演したときのライヴ録音です。(2)は(1)と同様に小編成のオーケストラと思われ、特に1幕の5番の三重唱での弦楽器の出だしがとても切れ味が鋭いです。また2幕に入ってから熱気が入ってきます。なおセリフが入っていません。(3)の編成ははよくわかりません。とても熱気のある演奏で、スリリングです。
(1)の音質等について
DG初のステレオ録音ですが、初CD化された際のイ、日本盤のウは、チャンネルが左右逆になっているようです。その後発売されたエでは正しくなっています。
(2)、(3)の音質等について
(2)はア、イともクリアな音質ですが、特にイで時々大きな音のところなどで歪む箇所があります。一方、アは、曲の出だしが僅かに欠けている箇所があります。(3)の音質は(2)と比べると劣ります。
セッション録音1種とライヴ録音2種の3種があります。
(1) エンゲン(Br)、フィッシャー= ディースカウ(Br)、ヘフリガー(T)、リザネック(S)、フリック(Bs)、ゼーフリート(S)、レンツ(T)
バイエルン州立歌劇場管弦楽団・合唱団 1957年5月30日~6月12日、7月11日、9月24日(セッション録音、DG)(S)
ア DG盤(ヘリオドール)
イ DG盤(初CD化)
ウ DG盤(フリッチャイ・エディョン日本盤)
エ DG盤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a4/0e67b719f7372691c719f1bbc1500439.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c5/d4791af254f41e36d0efd339eb3577d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/6f/ae12f461b36a48b02440a23659d35f0c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/62/2f8af816cc71193c00470712368cf0f7.jpg)
(2) ウェルス(S)、オットー(S)、パンチェフ(Bs)、メッテルニヒ(Br)、アンダース(T)、フリック(Bs)、ワイザー(T)
スイス・ロマンド管弦楽団、ジュネーヴ大劇場合唱団 1951年11月6日(ライヴ録音)(M)
ア Gebhardt盤
イ Relief盤
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/7e/3d83a5691bc5ad943e4cadf2642af0f9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7b/89ad93ea8482137c2710d85f825b114d.jpg)
(3) ドウ(S)、アンダース(T)、ペトリ(Bs)、グエルフィ(Br)、リッコ(Br)、ロベレ(S)
サンカルロ劇場管弦楽団・合唱団 1951年4月11日(ライヴ録音、Gebhardt)(M)(2幕のみ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ce/28015e71a83f78a06e2111ea51d10e52.jpg)
演奏時間
(1) 序曲 6’26 1幕 61’52 2幕 45’40
(2) ア 序曲 6’33 1幕 56’08 2幕 42’10
イ 序曲 6’38 1幕 64’07 2幕 57’15(レオノーレ序曲第3番を含む、除くと42’55)
(3) 2幕 60’17(レオノーレ序曲第3番を含む、除くと44’35)
演奏について
フィデリオは、フリッチャイが1949年にベルリン市立歌劇場の音楽総監督に就任する際のお披露目公演の演目であり、このときフリッチャイは、オーケストラの編成を小規模にして、室内楽的な響きを実現するとともに、緊張感のあるアンサンブルを構築しました。8年後の(1)のセッション録音でもそれを踏襲しているようで、集中力の高い引き締まった演奏を繰り広げています。(2)、(3)はベルリンから何名かの歌手を連れてナポリとジュネーブで上演したときのライヴ録音です。(2)は(1)と同様に小編成のオーケストラと思われ、特に1幕の5番の三重唱での弦楽器の出だしがとても切れ味が鋭いです。また2幕に入ってから熱気が入ってきます。なおセリフが入っていません。(3)の編成ははよくわかりません。とても熱気のある演奏で、スリリングです。
(1)の音質等について
DG初のステレオ録音ですが、初CD化された際のイ、日本盤のウは、チャンネルが左右逆になっているようです。その後発売されたエでは正しくなっています。
(2)、(3)の音質等について
(2)はア、イともクリアな音質ですが、特にイで時々大きな音のところなどで歪む箇所があります。一方、アは、曲の出だしが僅かに欠けている箇所があります。(3)の音質は(2)と比べると劣ります。