○外山雄三 管弦楽のためのラプソディ
○Ary Barroso ブラジルの水彩画
○水野修孝 「ビートリズムの変容」より「鼓動」
○ガーシュイン 「ガイーヌ」より「剣の舞」
○シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ
○松下功 和太鼓協奏曲「飛天遊」
○八丈島太鼓囃子/林英哲 太鼓打つ子ら(アンコール)
林英哲(太鼓)、植松透(パーカッション)、岩村力/群馬交響楽団
和太鼓の林英哲さんとパーカッショニストの植松透を招いての演奏会。テーマは「轟」。
今日の印象をキーワードに表すと、「男」、「忍耐」、「力の限り」、「熱」、「昇華」という感じでしょうか?
鼓動と飛天遊ではまさにこの感じでした。耐えに耐え、力の限り振り絞って打ち込む、限界まで打ち込む、それでもまだまだ打ち込む。その熱気が伝わってくる演奏でした。
鼓動では、和太鼓とティンパニの音の違いがよくわかりました。こうして聴くとティンパニはどこか金属的、機械的に感じてしまいました。
ブラジルの水彩画では、観客もリズムを手拍子、足拍子などて参加、足拍子は膝に鞄を乗せてあるのでやりにくかったです。おかげで調子がくるってしまい・・・(などと言い訳)
剣の舞は相変わらず騒々しい曲と思いました。でも素晴らしい演奏でした。
アンダンテ・・・は過去にアンコールで何回か聴いた曲ですが、新世界の4楽章のパクリといつも思ってしまいます。
最後のアンコール曲は素晴らしかったです。林さんが太鼓を打ちながらお歌いになり、とてもしんみりさせられました。
外山さんの曲は以前にも聴いた曲ですが、有名な日本の曲を繋ぎ合わせた曲という感じです。
(ベイシア文化ホール)
今日は、宿を早めにチェックアウトし、まず共同浴場「滝乃湯」に行きました。
滝乃湯は、硫黄泉で、独特の臭いと濁り湯が特徴でした。
昨日から、計7つの湯に入りました。すべすべ、ツルツル!!
風呂に入ったあと、温泉街を散策。鳴子名物試食体験のクーポンで、高橋豆腐店の豆乳プリンとカーベホリエの山の実チーズタルトを食べました。豆乳プリンは以前訪れたときも食べました。フィリピン人の奥さん「アン」さんの考案だそうで、今日もお店にいて(当然か)、お顔を見て前回きたときのことを思い出しました。ブルーベリーソースが付いていますが、そのまま食べた方が豆乳の味をあじあえます。
その後は、鳴子から塩釜へ移動。写真は鳴子温泉駅。風景が綺麗です。
塩釜に行ったのは、海鮮丼が美味しい「伸光」さんに行きたかったから。
このお店は、今日で5回目。15種類以上という大変多くの具が載っていながら1,500円というリーズナブルな値段。
震災後、どうしているかなと思ってネットで検索してみたら、再開しているとのことで、また来ました。
話を聞いたら、直接の津波は来なかったものの、回りこんできた津波で浸水したとのことで、冷蔵庫がダメになって新しくしたとか、外壁を塗り替えたという話をして下さいました。残念なことに、震災前はお客さんの行列ができていたのに、今は少なくなってしまったとのこと。
明後日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」再開編で紹介されるとのことです。玄関脇には、鶴瓶さんから贈られた花が。
最後は、東塩釜駅に進入する快速列車。205系車両を使用しています。
7月から始まった群馬デスティネーションキャンペーン。多くお客さまが群馬を訪れて下さいましたが、同時に仙台・宮城でも「伊達な旅」というキャンペーンをやっていますので、昨日から1泊で訪れてみました。
行ったのは鳴子温泉。
大宮からは、「はやぶさ」に乗りました。
写真は、大宮駅の到着風景。みんなカメラ、携帯でパチリ、パチリ。私の前の紳士も・・・。この手はその紳士の手。
普通車に乗りましたが、シートピッチが広く快適でした。
仙台で降りて昼食後、古川まで新幹線で行き、陸羽東線に乗り継ぎ、鳴子温泉には14時くらいに着いて、のんびり「内湯めぐり」をする予定でしたが、台風19号の影響で陸羽東線が運転を見合わせていたので、仙台からバスに変更しました。
バスの時間が15時発で時間が余ったので、「瑞鳳殿」に行ってきました。瑞鳳殿は、伊達正宗の墓所で、戦災で焼失していたものを昭和54年に再建、平成13年に改修されたものです。
鳴子温泉に着いたのは、16時半過ぎ。
宿にチェックインし、予定よりかなり遅くなったので、近くの2つの宿の内湯めぐりをしました。
宿泊した宿は、「旅館すがわら」さん。内湯が、男女入れ替えの風呂・露天風呂と、貸切風呂が4つ。堪能させていただきました。
食事は、とても美味しく、また量も多く、全部食べられませんでした。また夕食後、お部屋に夜食用のチビおにぎりとシソ巻きがあり、その心づかいに感心させられました。
とても古い宿で、増築、改築を重ねたようで、館内が迷路のようでした。でもそれが、却って楽しかったりしました。
伊勢崎の華蔵寺公園で、昨日と今日開催されている「ぐんまのグルメ大集合!!」(同時開催 いせさきもんじゃまつりと県外B級グルメフェスタ)に行ってきました。
最大の目的は、富士宮焼きそば。9時40分に現地に到着しましたが、すでに長蛇の列。購入するのに1時間かかりました。
これまで石巻で石巻焼きそば、なぜか秋田の食堂で横手焼きそば、新青森駅で黒石つゆ焼きそば、そし東毛で開催される群響のコンサートに行く際に太田焼きそばと、有名どころの焼きそばを食してきましたが、富士宮は今日が初めてでした。
お味はというと、いわしのけずり粉が入っているのでしょうか、独特の味がしました。それと細ネギが入っているのもめずらしいと思いました。
これまでの焼きそばの感想
石巻:ソースは別でお好みでかける。でも、麺にからまなくてちょっと不満。
横手:肉のそぼろが入っていて苦労した。(肉が嫌いなので)
黒石:焼きそばのソースとつゆ、塩分摂り過ぎではと思いました。
太田:太田は店によって、麺、ソースが全部違いますが、私が入ったお店は美味しかった。
この会場で一番人気はなんといっても厚木の「シロコロ・ホルモン」でした。連れが並びましたが、購入するまで1時間半かかりました。
その他、行田フライ、行田ゼリーフライ、伊勢崎もんじゃ等食しました。
会場には大きなぐんまちゃんが鎮座していました。
○ペルト ベンジャミン・ブリテン追悼の「カントォース」
○ベートーヴェン 交響曲第8番
○ベートーヴェン ミサ曲ハ長調
日比野幸(S)、加納悦子(A)、吉田浩之(T)、ウク・ヨーレル(Br)
トヌ・カリユステ/群馬交響楽団・同合唱団
解説の渡辺和彦さんによれば、ベートーヴェンのミサ曲ハ長調は、作曲当初から不評で、現在、演奏されることはほとんどない曲というめずらしい曲だそうです。
作曲時期は、第4交響曲や第4ピアノ協奏曲の頃ということで、それなりにベートーヴェンらしさを期待していましたが、まったく裏切られました。
ハイドン、時にはヴィヴァルディのように聴こえ、ベトーヴェンらしさのかけらもないようでした。でも、どうしてどうしてとても良い曲でした。透明で美しく、聴いていて自然に引き込まれました。
第8交響曲は、第3楽章のトリオが素晴らしかったです。ほれぼれするホルンの音色、それに呼応するクラリネット、そして伴奏のチェロ独奏、スケルツォよりテンポを落として、それはそれは絶品でした。
時にちょっと?と思わせる部分もありましたが、推進力あり、またテンポも絶妙な動きで、良い演奏でした。
ペルトの曲は、暗い感じの曲が弦楽合奏で奏でらる中、時々鳴らされる鐘が、さらに暗い感じを増長していました。特に弦の演奏が終わった後、最後に鳴らされた鐘だけが、響いていて、消え入っていくのが印象的でした。
指揮のカリユステさんはとても大きく見え、かなり以前、テレビで見たサヴァリッシュのリングに出演していた巨人を思い起こしてしまいました。
(群馬音楽センター)