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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

村上春樹「古くて素敵なクラシック・レコードたち」

2021-08-20 18:17:52 | フリッチャイ
村上春樹さんの新著「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を購入しました。

この本を購入したのは、8月1日の朝日新聞にこの本の刊行に伴い行われた村上春樹さんのインタビュー記事を見たからです。
それには、「たとえば僕は、ベームやワルターのような巨匠より、マルケビッチやフリッチャイみたいな『個』が出る指揮者の方が好きなんですが・・・」とありましたので、ちょっと見てみたくなったのです。
まずは、書店で立ち読みしてから買うかどうかを決めようと思ったのですが、あいにく地元の書店には在庫はなし、新型コロナ感染爆発の今、わざわざ高崎まで行って立ち読みするのも怖いので、アマゾンで購入しました。

紹介されているのは486枚ほどのレコードで、多くは1950年から60年代半ばにかけて録音されたものです。(ほどなのは、複数回登場するレコードもあるからか?でも、数えてみるのは面倒なので、深く追求しません。)
その中でフリッチャイが紹介されているのは6回でした。
これは、フリッチャイ掲示板にすでに紹介しましたが、次の6曲です。半カッコの数字は、本に掲載されている順です。100番まであります。
4)ラフマニノフ 「パガニーニの主題による狂詩曲」
44)モーツァルト クラリネット協奏曲
45)バルトーク ピアノ協奏曲第1番
60)バルトーク 管弦楽のための協奏曲
76)リスト 交響詩「前奏曲」
94)ビゼー 歌劇「真珠採り」から「おお、ナディール」
村上さんが「『個』が出る指揮者」と言われたにしては、オケコン、「前奏曲」を除けば、伴奏ばかりです。もっと個性的な演奏があると思うのですがと思いたくなります。

さて、そこで興味あるのは、どのくらいの演奏者が紹介されているのか。
この本には室内楽や器楽曲も紹介されていますが、指揮者に絞ってみてみました。
指揮者が紹介されているのは、343回でした。(これには、室内楽の管弦楽版なども含まれます。)
そこで一番多かったのは小澤征爾で16回でした。
ただし、少しカラクリがあって、96番までは曲の紹介なのですが、97~100番は演奏者の紹介になっていて、100番が若き日の小澤征爾でここで一気に6回稼いでいます。
以下その順位です。
小澤征爾   16回
オーマンディ 15回
バーンスタイン、ビーチャム  13回
ボールト   10回
マルケヴィッチ、ストコフスキー、セル  9回
ミュンシュ、カラヤン      8回
ミトロプーロス、ベーム、クレンペラー、アンセルメ  7回
ライナー、フリッチャイ     6回
マゼール    5回
といった感じです。
ちなみにワルターは4回、トスカニーニは3回、クーベリック、ジュリーニは2回、フルトヴェングラーは1回でした。
(再確認していないので、間違っていたらすみません。)

ただ、良い評価をしているが多いですが、中にはこき落としているのもあり、回数だけを見ただけではなんとも言えません。
例えば、ベームの「田園」については、評判が高い演奏であることを認識しつつ、「正直言ってどこが良いのかさっぱりわからない。何度聞いてもとくに面白いとは思えないからだ。僕の耳には、ただ型通りにことを進めているとしか聞こえない。」としています。

フリッチャイについて言えば・・・




6曲とも好意的な評価をしていただいております。

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新型コロナウイルスについて その44

2021-08-14 19:51:41 | その他
新型コロナウイルスの感染爆発が続き、いまだ終わりが見通せません。
その43で、ある市のある日の感染者の行動歴を分析して「買い物先での感染」があるかもと言及しましたが、最近の報道ではデパ地下従業員の感染が増えているということもあり、それもあるのかなと思います。食料品などの買い物ばかりは、回数を減らすことはできても、ゼロにするのは難しいので、そぱの場所で感染もありうるとなると、本当に怖くなってきます。
デパ地下より混むのは、通勤・通学列車でしょう。
東京の通勤・通学列車は、一列車1000から2000人は乗っているのではと思います。
現在、東京は一日5000人前後の新規感染者がいますが、東京都の人口が1396万人ですから、毎日、約7000人に一人、新規感染者が出ていることになります。
すると、感染してさらに人に感染させる状態になってから検査して感染判明、隔離するまでの日数を例えば3日とすると(何も根拠ありませんが)、巷には、毎日約15000人が感染していると知らずにいる人がいることになります。すると約930人に一人は感染者ということになります。
もちろん、感染者がいる場所などに偏りがあるのは当然ですが、平均していると仮定すると、通勤・通学列車には、一人から二人感染者が乗っていることになります。
もし隣の乗客が感染者だったら・・・

このままいけば、在宅療養者の重症化、死亡、そして行き倒れなど頻発してくるのではと心配しています。

尾身先生が、7月前半より人流5割減を提言されましたが、もっともっと減らさないとならないのではと思っています。
今のデルタ株は、在来株より感染力が断然強く、その対策が確立しているとは思えない(3蜜の程度とかソーシャルディスタンスの距離、デルタ株に対するマスクの有効性など)ので、ここは、昨年4月の緊急事態宣言のような、またはそれ以上の外出自粛が必要なのではないかと思っています。
その「不要不急の外出自粛」ですが、これはわれわれが実行するものです。ワクチンという対策もありますが、デルタ株を完全に防げるものではないようですので、「不要不急の外出自粛」が実効性を伴わなければ、いつまで同じ状況や、今以上の悪い状況になっていくのではと思います。
それは政府が信頼できないとか関係なく、日本の将来を決めるのは、今やわれわれの行動にかかってきているのではないかと思います。

怖くて心配な日々が続きます。
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吊り橋跡

2021-08-12 19:18:57 | 写真
今日、用事があって出かけたついでに撮りました。
富岡市と甘楽町の境の鏑川にかかる塩畑堂橋に隣接して吊り橋の跡があります。
前から気になっていたのですが、今日、ようやく写真を撮りました。
ネットで調べたら、昭和5年に開通したとありました。昭和38年に現在の橋ができた廃止になったようです。
対岸には、塩薬師堂があります。小野小町が京都から故郷の出羽の国に帰る途中、この辺りで病気になって平癒を願って千日修行をしたという言い伝えがあるそうです。
この辺りは、以前、小野村でした。
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新型コロナウイルスについて その43

2021-08-04 09:02:59 | その他
どんな状況で感染しているのがずっと気になっていましたが、群馬県のウェブサイトでは以前公表していた感染者の行動歴は公表されなくなり、わからずじまいだったのですが、ある市のウェブサイトでは公表しているので、昨日の新規感染者の想定される感染要因を表にしてみました。

(計上の値は見直ししていませんので、若干間違っているかもしれませんが、ご容赦下さい)

1日だけの集計なので、これで判断するのは早計かも知れませんが、それでも傾向はわかるように思えます。
まず一番多いのは同居家族からの感染で、これはそもそも感染を防ぐのはかなり困難なのではないでしょうか。
それとやはり、家族や友人との会食が目立ちます。リスクが高いとわかっていながら、なぜという気持ちになります。
そして、一番気になるのは、買い物くらいしか外出していないという事例が2件あるということ。
もちろん、買い物先で感染したとは断言できませんが、デルタ株の感染力の強さを考えると、これでも感染する恐れがあるのかなと心配になります。
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新型コロナウイルスについて その42

2021-08-03 21:27:58 | その他
群馬県の「社会経済活動再開に向けたガイドライン(改訂版)」による警戒度、昨日「3」に上がったばかりですが、明日から「4}に上がります。
それだけ、最近の感染増加ははやいということです。
「4」になると、「日用品の買い物、通勤・通学・通院等を除き不要不急の外出自粛」が求められます。特に20時以降の外出は極力控えることが求められています。
また、知事からは、県外への旅行、移動は、中止、延期など慎重な判断をするよう緊急メッセージとして発しています。
時短要請や会食などその他詳細は、群馬県のウェブサイトをご覧下さい。

ワクチンの接種は、高齢者はかなり終了しましたが、それ以外の人は、まだまだです。
色々、対策をやってはいますが、これらの対策は最初期のもの、今のデルタ株では効果がない、または少ないのではないかと思っています。
そんな今、感染者を減らすには、人の流れを減らすしかないのではと思っています。
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トマト

2021-08-02 18:24:12 | 写真
トマトがたくさん採れるようになりました。
その中に双子かしら、くっついているトマトがありました。
しばらくは毎食、トマトが食べられます。
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2021-08-02 18:21:14 | 写真
家庭菜園にやってきたウグイス。
今日は、とても見やすい場所にとまってくれました。
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