My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2009-08-31 19:43:56 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク ピアノ五重奏曲第2番 パネンカ(Pf)、スメタナ四重奏団


この演奏は、FM放送をエアチェックしたもので、DENONのスタジオ録音盤であったと思います。


この曲は、ずいぶん以前にリヒテル、ボロディン・カルテットの演奏が素晴らしいということで、CDを購入したのですが、なんかぼけたような感じがして、私自身は、満足いくものではありませんでした。そんなとき、この演奏がFMで放送されたので、エアチェックしたわけです。


演奏は、極めて明確に、くっきりと各楽器が存在感を持って演奏されています。ヴィオラはシュカンパでしょうか?、ヴィオラの素晴らしい音色を聴かせてくれます。また、2楽章でのパネンカのピアノの透明感あふれる出だしが印象的です。

(たぶん、これ)

Dvorakpq

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高橋綾演奏会&群響演奏会

2009-08-30 23:00:10 | 写真

○ブラームス ワルツ第15番

○ブラームス 2つのラプソディーより第1番

○ブラームス 子守歌

○ブラームス 3つの間奏曲より第1番

○ブラームス 主題と変奏

 高橋 綾(Pf)(府中の森芸術劇場)


「Hommage to Karel Ancerl」の管理人、高橋綾さんの「ブラームスはお好き?」と題した演奏会。この曲の他、ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」もあったのですが、下の演奏会もあったので、前半で失礼させていただきました。


ワルツ15番は、映画「トスカニーニ」で知り好きになりました。映画「トスカニーニ」は、青年トスカニーニが、ロッシ歌劇団のチェリストとして南米旅行中、急遽、代役で「アイーダ」を指揮して大成功を収めたということを映画化したもので、劇中、彼がチェロでこの曲を演奏しています。

最近では、AflacのCM(アヒルラジオで宮﨑あおいさんがパーソナリティを務めるもの)でBGMに使用されています。


印象に残ったのは、後の2曲です。主題と変奏は、弦楽六重奏曲の主題を使用した変奏曲とのことで、ピアノで壮大な表現が堪能できました。


また、彼女のトークで、ブラームスの生涯についてのお話を聞き、今までドヴォルジャークとヤナーチェク以外は、作曲家の生涯についてあまり興味を持っていなかったので、ブラームスという人を知る助けとなりました。


    *******************************


○ムソルグスキー 禿げ山の一夜

○ボロディン だったん人の踊り

○チャイコフスキー イタリア奇想曲

○吉松 隆 サイバーバード協奏曲

○カッチーニ アヴェ・マリア

○ラヴェル ボレロ

○ドーシー ウードルズ・オブ・ヌードルズ

 須川展也(Sax)、小柳美奈子(Pf)、山口多嘉子(Per)、末廣 誠/群馬交響楽団(群馬音楽センター)


こちらは、高崎で開催されているブラスの祭典「ミュージック高崎ジャパン」の一環としてのオーケストラ演奏会です。


吉松隆のサイバーバード協奏曲のサイバーバードとは、火の鳥ならぬ電脳の鳥ということだそうで、ジャズ風の曲でした。私は2楽章が印象的でした。須川さんのサックスは素晴らしかったのはもちろんのことですが、パーカッションがドラムをベースに色々な打楽器を駆使していて、感心しました。


余談ですが、ピアノの小柳さん、女優の南果歩さんに似ていて見とれてしまいました。(小柳さんは須川さんの奥様だそうです・・・)


写真は、府中の森公園です。

20090830

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中央西線のD51

2009-08-29 19:20:49 | 写真

中央西線には、昭和47年12月と48年4月に撮影旅行に出かけました。この当時は、D51の貨物列車が沢山走っていましたが、電化工事も始まっていて、景観的には今一のところもありました。

写真は、昭和48年4月5日、中平(信)~木曽福島間で撮りました。

19730405

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今日聴いた曲

2009-08-28 22:59:59 | フリッチャイ

○コダーイ 「ハーリ・ヤーノシュ」組曲 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年11月3、4日

○ストラビンスキー ムーヴメント ウェーバー(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年10月14日

○アイネム バラード フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年9月30日(ライヴ)


ハーリ・ヤーノシュは、フリッチャイ最後のスタジオ録音。フリッチャイはこの後、11月13~15日にも自由ベルリン放送のために同曲のリハーサルと本番を収録しています。

演奏は、非常に躍動感があり、翌12月には病気の再発のため闘病生活に入り再起することなく死去したとは思えません。自由ベルリン放送でのリハーサル映像を見ても、非常にてきぱきと精力的にリハーサルをこなしていますが、身体は痩せこけていて痛ましいものを感じます。


ストラビンスキーのムーヴメントは、フリッチャイがストラビンスキーに話をして、マルグリット・ウェーバーのために書かれた曲です。曲は、春の祭典などのバレー音楽とは異なり、現代音楽そのものです。


アイネムは、現代の作曲家で、曲想も現代風ですが、オーケストレーションが古典派やロマン派に近く、馴染み易く聴き易い曲です。

Kodaly

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今日聴いた曲

2009-08-27 19:39:13 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 クーベリック/バイエルン放送交響楽団 1975年6月2日(ライブ)

○ドヴォルジャーク スラヴ舞曲第10番 クーベリック/バイエルン放送交響楽団 1975年6月2日(ライヴ)


クーベリック/バイエルン放送交響楽団の大阪フェスティバル・ホールでのライブ録音。このときの来日公演では、当初、日比谷公会堂でマーラーの第9交響曲を演奏する予定でしたが、クーベリックは、「良心的なマーラーをおきかせするには、日比谷公会堂はふさわしくありません。どうか私の立場を正しく理解してほしい。」と言い、東京文化会館での演目と入れ換える事態になり、後年まで語り継がれることとなりました。


さて、ドヴォルジャークの方の演奏ですが、大変充実していて、先日紹介したアンチェル/チェコ・フィルの演奏が几帳面で、どちらかというとちょっと硬質な感じがするのに対して、こちらは、おおらかで伸び伸びとした演奏です。テインパニがよく聴こえ私好みの演奏です。

なお、翌日の日比谷公会堂での同曲の演奏をテレビで見た記憶があります。映像が残っていないものだろうか?

Dvoraksym82

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今日聴いた曲

2009-08-26 20:07:56 | フリッチャイ

○J.シュトラウス 「こうもり」序曲

○J.シュトラウス アンネン・ポルカ

○J.シュトラウス 皇帝円舞曲

○J.シュトラウス トリッチ・トラッチ・ポルカ

○J.シュトラウス(父) ラデツキー行進曲

○J.シュトラウス ワルツ「美しく青きドナウ」

○J.シュトラウス ポルカ「ハンガリー万歳」

○J.シュトラウス ワルツ「ウィーンの森の物語」

 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1961年2月2、8、9日

○マーラー 5つの歌 フォレスター(A)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1958年9月16日


晩年に録音されたJ.シュトラウス。テンポはよく動きますが、それが響きも含めてウィーン風というのとは異なり、まさにフリッチャイ流という感じです。それゆえちょっと?と感じる部分もないわけではありませんが、そこが魅力でもあるわけです。


5つの歌は、フリッチャイ唯一のマーラー。1959年10月には、ベルリン・フィルの定期演奏会でF=デイースカウの独唱で演奏しています。


そんなフリッチャイのマーラー。最初から最後の曲まで全曲にわたり非常にゆったりと、そして穏やかな演奏です。終曲は壮大に終りますが、そこでも騒ぐことなく少し抑えて曲を終えています。

なお、この録音は1958年に行われていてステレオで収録されましたが、前年モノラルで録音したアルト・ラプソディとカップリングでリリースされたため、長い間、モノラルで販売されていました。近年発売されたフリッチャイの「音楽に捧げた生涯」の組み物の中で、ようやくステレオでの販売となりました。ただし、ステレオ感はそれ程感じられませんが。

Jschutrauss Mahler

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今日聴いた曲

2009-08-25 20:31:23 | フリッチャイ

○ヴェルディ レクイエム フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団他 1960年10月23日(ライヴ)


「あなたは、なぜヴェルディのレクイエムを聴きに行くのか?」フリッチャイはこのように問いかけました。

「それは音楽を楽しむためか、雄大な音楽があなたを興奮させるからか?これが全てであれば、あなたは本質を誤っている。」と。

フリッチャイによれば、「私は、涙を流すため、指揮をし、そして聴きに行く。」と言っています。


以上は、フリッチャイはヴェルディのレクイエムについて述べた文章の一部です。

レクイエムは、まさに死者のためのミサ曲であり、そこには、当然、残されたものの悲しみががあります。その本質をフリッチャイは突いているわけです。


そんなフリッチャイのレクイエムのライヴ盤、1978年、ドイツ・グラモフォンのフリッチャイ・エディションのシリーズで発売されました。日本では1994年1月に発売され、当時のレコード芸術で「特選」をとりました。


演奏は、晩年特有のテンポの遅い、陰影の濃いスケールの大きい演奏で、フリッチャイがこの曲の最初の数小節に「ほとんど光が届かぬ地下納骨堂に下りてゆく人」を想起したように、なんともしがたい重く暗い雰囲気で始まります。当時のレコード芸術の評者は、CDを聴き始めたものの、いったん中断し、スコアを持ってきてあらためて聴き始めたといった趣旨のことを書いていたと記憶していますが、まさにこれまでにない響きであるということと思います。


キリエの独唱では、3番目に歌うシュターダーの部分でぐっとテンポを落として、そのあとのドミンゲスではまたテンポを元に戻すということをやっていて、極めて印象的です。また、テノールのカレッリの声はドラマチックで張りがあり、存在感あふれる歌唱です。特にインジェミスコでの独唱は聴きものです。


最後のリベラメでも、テンポの動きは激しく、イン・テンポ、アップ・テンポ、リタルダンドと次々と変化しています。まるで坂道を登るのに助走をつけて走り出し、息が上がりながらもやっと頂上にたどりつくかのようです。


マリア・シュターダーは、「(最高の音楽が実現できたとき)彼は目に浮かぶ一粒の涙をぬぐうのを恥じなかった。」と回想しています。彼の言葉、そして共演者の回想で、フリッチャイの曲に対する姿勢を垣間見ることができます。


Verdirequiem

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今日聴いた曲

2009-08-24 19:44:49 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 交響曲第6番 ロヴィツキ/ロンドン交響楽団 1965年1月

○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 アンチェル/チェコ・フィル 1960年2月11日(ライヴ)


○松本隆作詞/飯島真理作曲 「セシールの雨傘」 飯島真理 1985年

○飯島真理作詞作曲 「フォトグラフ」 飯島真理 1985年


ロヴィツキによる第6交響曲は、私がドヴォルジャークを本格的に聴こうという気持ちになった曲・演奏です。最初に聴いたのは、昭和49年頃で、この頃、ロヴィツキは交響曲全集の録音最中で、この後、1、2、4番もこの指揮者による演奏の録音のFM放送で知りました。

この曲でのロヴィツキの解釈は、田舎くささというより、都会的、機能的な立場にたっていて、洗練され研ぎ澄まされた演奏で、この曲の非常に聴きやすいメロディを奏でます。この後、何種類もの演奏を聴きましたが、この演奏に勝るものはには出会えていません。特に第1楽章のコーダの前で、ティンパニが轟く場面は、他の指揮者では聴けない部分です。


アンチェル/チェコ・フィルによる第8交響曲は、まさにこのコンビの特徴が前面に出た演奏です。まず一番目を見張るのはティンパニです。この時期のティンパニは、まさに太鼓の音でずっしり重量感のある響きが特徴です。第1楽章の終りの部分、第2楽章の第2部のヴァイオリンソロのあと、金管のファンファーレの前の部分での叩きっぷりは、存在感たっぷりです。また、ホルンも情緒あふれる音色を奏でます。哀愁を帯びた、時にはすすり泣くかのような音色です。


飯島真理は、写真集での彼女のかわいさに惹かれ興味を持つようになりました。曲を聴こうと思ったのは、当時、CMで流れていた曲がともてかわいらしく澄んだ声で、もっと聴いてみたいと思ったのがきっかけです。そのCMで流れていた曲が「フォトグラフ」でした。A面の「セシールの雨傘」とともに私の好きな曲です。

このシングル盤、同時期に発売されたアルバム「midori」の頃が飯島真理の最盛期ではないかと思っています。


Dvoraksym6 Dvoraksym8 Cecile

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今日聴いた曲

2009-08-23 18:00:34 | 他の音楽

○ ヴィヴァルディ 「四季」

○ ピアソラ(デシャトニコフ編曲) 「ブエノスアイレスの四季」

 クレメル(Vn)/クレメラータ・バルティカ 1999年2月18日(ライブ)


以前、NHK教育テレビで放映したものを録画したもの。オーチャードホールでの演奏。長い間、放っておいたのですが、10月の池田美代子さんのリサイタルでの演目に入っているので、予習の意味で聴きました。


ヴィヴァルディは、聴き慣れた四季とは全く印象が異なり、賛否が分かれるのではと思います。


ピアソラは、ピアソラらしい雰囲気が漂う曲で、ところどころにヴィヴァルディの四季のフレーズがちりばめられています。(原曲にあるのか、編曲で追加したのかは判りませんが)

池田さんがどういう演奏をするか楽しみです。


写真は、同じメンバーによるCDのジャケットです。

Eightseasons


~池田美代子 ヴィオラリサイタル~


☆日時:平成21年10月5日(月)19時~

☆場所:高崎シティギャラリー コアホール

☆出演:池田美代子(Va)、ユリア・レヴ(Pf)、ゲスト 高 杉(カオ・シャン)(Vn)

☆曲目:

 ファリャ 7つのスペイン民謡より

 ブラームス 2つの歌

 ピアソラ ブエノスアイレスの四季  ほか

☆入場料:1,000円

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機関車5重連

2009-08-22 19:27:39 | 写真

昭和48年1月28日、熊ノ平~横川間で撮りました。

この日は、朝からこの区間で写真を撮っていて、横川駅までの帰路、偶然、やってきた単機がEF63×2+EF62+EF63×2の5重連でした。あわてて撮ったものですから、少し傾いてしまいました。(これはトリミングしてあるので、気になりませんが・・・)

あとで調べてみたら、臨時の単機でした。

19730128

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ロックハート城→軽井沢

2009-08-21 20:53:17 | 写真

今日は、妻と夏休みで帰省している娘、それと娘の友達で、ロックハート城と軽井沢に行ってきました。


松井田の住民にとって、高山村のロックハート城と軽井沢とは全く逆の方向であり、普通なら1日の行程で行こうなんて思わないのですが、妻はロックハート城、娘は軽井沢に行きたいというので、結局こんな行程になってしまいました。


行程は以下のとおりです。

自宅→細野→地蔵峠→倉渕→中之条→ロックハート城→中之条→長野原(昼食)→鎌原観音堂→鬼押出し園→旧軽井沢銀座→軽井沢アウトレット(花畑牧場、夕食)→帰宅

200908211 200908212

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今日聴いた曲

2009-08-20 19:32:07 | フリッチャイ

○ハイドン 交響曲第48番「マリア・テレジア」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1951年8月30日、9月1日(放送)

○ハイドン 交響曲第100番「軍隊」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1954年5月4日(放送)

○ハイドン 交響曲第101番「時計」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1951年9月18、19日


「マリア・テレジア」と「軍隊」は放送録音で、1977年、ドイツ・グラモフォンのフリッチャイ・エディショで初めてリリースされました。

マリア・テレジアは、曲に対するひたむきさ、愛着が感じられる演奏です。一方、軍隊は、ちょっとおっとりした感じがします。軍隊ラッパものんびりした感じでもう少し勇ましさがあるとよいと思います。


時計は、RIAS交響楽団らしい大変優秀な演奏です。しかし、ボストン交響楽団とのライヴの荒っぽくも熱のこもった演奏を聴くとちょっと物足りない感じがしてしまいます。

Haydnsym100101

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今日聴いた曲

2009-08-19 18:43:08 | フリッチャイ

○ハイドン 交響曲第44番「悲しみ」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年6月20日

○ハイドン 交響曲第95番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年9月8、9日

○ハイドン 交響曲第98番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1954年9月14、16日


フリッチャイは、よくハイドンを採り上げていたようです。たいていの場合、コンサートの1曲目にハイドンの交響曲を演奏することが多かったようです。


44番は、透明な響きが魅力的です。特に3楽章の美しさはしっとりした気分になります。

95番は、透明でいて重厚感も併せ持つ、よくまとまった演奏です。98番も同様で、RIAS交響楽団の独特の響きが印象的です。

Haydnsym4495

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2009-08-18 19:53:26 | 他の音楽

○マーラー 交響曲第2番「復活」 高関健/群馬交響楽団他 2006年3月11日(ライヴ)


高関/群響のマーラーについては、2003年に演奏した3番が素晴らしかったことから、以後、楽しみの演奏会になりました。


「復活」は、カプラン校訂による版の日本初演ということで話題になった演奏です。私は、前日の音楽センターでの定期演奏会に行くつもりでしたが、チケットの手配が遅れ、満席になってしまったため、すみだトリフォニーホールでのこの演奏会に行きました。


演奏はもちろん満足いくもので、特に弦楽器の絶妙な音色は、日本のオケとは思えないほど素晴らしいと思いました。終楽章での鐘の音量が大きすぎるということもありますが、これが却って個性を感じさせ、私はむしろ肯定的に思っています。

私が好きなのは、終楽章の後半、声楽が出てくる前、ホルンが遠くから聞こえ、トランペットが音をちりばめる、まるで寄せる波に太陽光が注いで、キラキラ光っているような感じがします。


なお、定期演奏会はFM放送があるのでエアチェックしようと思っていたのですが、忘れてしまい、大変残念に思っていたのですが、その年の12月、CD化され大変喜びました。CDを購入した日が群響クリスマスパーティの日であったため、パーティの席上、池田さんはもちろんのこと、高関監督にもCDにサインをいただきました。

160

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今日聴いた曲

2009-08-17 20:00:07 | フリッチャイ

○ベートーヴェン 「エグモント」序曲 フリッチャイ/ベルリン・フィル 1958年9月29日

○ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」 フリッチャイ/ベルリン・フィル他 1957年12月28日~1958年1月2日、4月28、29日

○ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」第4楽章1部 フリッチャイ/ストックホルム・フィル他 1957年2月27日(ライヴ)


「エグモント」序曲は、ベルリン・フィルの懐の深いスケールの大きい演奏です。特に遅めのテンポの序奏から主部に入る前のリタルダンドは印象的です。


フリッチャイは、RIAS交響楽団の首席指揮者であった1949年から1954年まで毎年末年始に第9を採り上げています。 RIAS交響楽団の首席指揮者を辞任した後も、時々採り上げていて、1957年12月30、31日には、ベルリン・フィルを指揮しました。そして、前後して録音されたのがこの演奏です。


この録音にはいつくかのトピックがあります。

まず第1にフィッシャー=ディースカウが唯一参加している第9であるということです。フリッチャイと親交が深かったゆえ、実現したことではないかと思います。

次に、ドイツ・グラモフォンで最初にリリースされたステレオ録音であること。

そして何より素晴らしい演奏であることです。堂々とした風格ただよう演奏で、特に第3楽章は、大河のようにゆったり流れる演奏です。後半の金管のファンファーレは、力の限り質感たっぷり吹いていて、他の演奏の力のなさがなさけなく思えます。第4楽章は、少し録音が悪いと見え、前3楽章より小さくなってしまったように感じます。とはいえディースカウの存在感はたっぷりです。4楽章は独唱、合唱団も必要なことから演奏会と同時に1957年年末から1958年年始にかけて録音し、1~3楽章は1958年4月に録音したのではないかと推測します。


ストックホルム・フイルとの第9は、このオーケストラの75周年を記念して発売された8枚組CDに収録されており、第9の第4楽章を10人の指揮者が演奏したものを細切れにつないだものの一部分です。

Beethoven9_2

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