○ヴェルディ 「シチリア島の夕べの祈り」序曲
○チャイコフスキー 弦楽セレナーデ
○チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲
○山田耕作 赤とんぼ(アンコール)
○レスピーギ 「ローマの松」
ルイジ・ピオヴァノ(Vc)、ガエターノ・デスピノーサ/群馬交響楽団
「ローマの松」、とても感動しました。
キラキラ、色彩溢れる出だし、歴史観あふれる「カタコンブの松」。
「ジャニコロの松」では、ヴァイオリンのソロに合わせ、ヴィオラもソロで演奏していて、なんか得した気分。CDを聴いていた時は気付きませんでした。
なんといっても「アッピア街道の松」は圧倒的でした。バンダとオケの金管が共演、競演、饗宴。終わりの頃にはティンパニの力がこもってきて、さらに盛り上がりました。こまかいところにも目が配られていて、本当に素晴らしい演奏でした。やはりライヴはいい!!!!
「シチリア・・・」もよかったです。とても気合いが入っていて、後半の曲が大丈夫かなと思うほどでした。弦楽セレナーデでもそうでしたが、曲の終わりでテンポをあげているのが特徴的でした。
「ロココ・・・」は、初めて聴く曲でしたが、哀愁を帯びた終わり頃の変奏が印象的でした。
指揮者のデスピノーサさんは、とても陽気でした。イタリア人ってみんなそうなのかな。
今日は、指揮者が登場して、楽団員が起立するとき、第1ヴァイオリンとヴィオラが客席に向かって立ったので、ちょっと驚きました。
こういう起立をするのは、在京のオケでもあるようですし、私が聴きに行っているアマオケ、ナズドラヴィ・フィルもそうですが、群響さんはずっと昔ながらの慣習(そのまま起立する=指揮台に向かって立つ)を通していたので、意外でした。・・・こちらのほうもちょっと気恥ずかしい気分でした。これからも続けるのかしら。
(群馬音楽センター)
感情」の表し方あどは、やっぱり「イタリア人」と思ってしまいますね。また客演してほしいと思います。
来月も楽しみです。ノイホルトさんのブルックナー9番。
昨日の演奏会の余韻がさめやらず、検索してたどり着きました。
前回あの演奏会は最後部で聞いて音響がいまひとつに思えたので、2列目のかぶりつきで鑑賞し、大満足でした。
指揮者ソリストの演奏中のアイコンタクトも含め、堪能しました。
赤とんぼの演奏も良かった。とても素敵な編曲でしたね。
何とかあの楽譜を手に入れたいものです。
今後の定期のプログラムも興味深く、田舎暮らしの楽しみができました。
過去のブログもゆっくり読ませていただきますね。
音楽センターのオススメの席はどの当たりなんでしょう?
後ろはかなり音が拡散して吸い取られているような感じでしたが。
P.S.
写真を拝見するとどうも同じところで学生時代を過ごしたように思います。
入れ違いくらいかも。ちなみに私も信越線沿線住民です。
とてもいい演奏会でしたネ。
来月はブルックナーの9番。前回、下野さんのときは、終わり間際に携帯が鳴って素晴らしい演奏が台無しになってしまったので、今回は堪能したいです。
>yoyo-mamaさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
同じ時間・空間を共有したかも知れないということで、とても懐かしい気持ちです。
私の席も前のかぶりつきです。音響というより別の理由なのですが、音響面から言えば、迫力十分です。ただ、管がちょっと遠く感じる難点はあります。