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横浜駅から京浜急行電鉄の線路に沿って10分程歩いたところにある、昭和25年創業の『生蕎麦・角平』さん。
この『生蕎麦・角平』さんは、通勤途上にある地元横浜のお蕎麦屋さんで、かつ日曜日営業&通し営業ということもあって訪れ易いお蕎麦屋さんではありますが、「だし巻たまご」など一部の料理が「15時から」となっているため、平日の夜に訪れようと思い、訪れるタイミングを見計らっていたお蕎麦屋さんです。
そして、家族それぞれが各自で夕食を取ることになった仕事収め日、会社帰りに暖簾をくぐってみました。
仕事納めの日は退社時間がいつもより早いことからお店を訪れたのは夕方16時過ぎで、さすがの人気店もこの時間なら混雑していないだろうと思った通り店内は空いていて、「(どちらでも)どうぞ!。」とのことでしたので、遠慮なく厨房を正面に見る4人掛けのテーブル席を使わせていただきます。
今日は仕事納めの納会を終えてからお店を訪れているため、「ビールはもういいや。」という状態でしたが、少々飲み過ぎたかな?という思いもあったことから、気持ちが向かないものの無難に生ビールをいただくこととし、併せてサッパリしていそうな「わさび味噌」と15時以降にいただくことのできる「だし巻たまご」をいただきます。
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ビールを飲みながら明るい店内を見渡してみると、老舗らしい凛とした空気と、元気の良いお店のおばちゃん達のキビキビとした明るさに活気が感じられ、なかなか心地良い雰囲気の蕎麦屋さんです。
そんな、心地良さを感じていると、まずキュウリと茗荷が添えられた「わさび味噌」が運ばれてきます。
料理は、その名前から山葵と味噌を混ぜ合わせた物ではないかと想像しますが、目の前に置かれた料理はいかにも「もろきゅう」(もろ味噌ではありませんが。)です。
早速、キュウリや茗荷に「わさび味噌」を乗せていただいてみると、甘さと辛さが絶妙に混ざり合った、甘過ぎず辛過ぎずの微妙な味わいで、キュウリと茗荷のひんやりシャキッとした食感がなかなか好印象の、ビールとの相性がとても良い一品でした。やはり「もろきゅう」ということでしょうか?。
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次に運ばれて来た「だし巻たまご」ですが、熱々のうちにいただいてみると、甘さの抑えられたアッサリした玉子焼ではありますが、出汁の味わいがしっかり感じられるフワフワな玉子焼でした。
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今日訪れた『生蕎麦・角平』さんはカツ丼がおすすめ料理の一つになっていることから、訪れた際はぜひ「カツ煮」をいただきたいと思っていましたが、既に満腹に近い状態で、かなりボリュームがあるらしい「カツ煮」をいただくことの出来る腹具合では無いことから「カツ煮」はあきらめ、締めの蕎麦をいただくことにします。
いただいた蕎麦は、多くのお客さんが注文すると言われている人気メニューの「つけ天そば」(大きい蕎麦猪口に真っ直ぐの海老天が1本入っている蕎麦)ではなく、ごくごく普通の「もりそば」です。
追加の料理をいただいていたら完食は無理と思われるほど量の多い「もりそば」は、出汁の味わいが強く感じられるやや甘い蕎麦汁でしたが、食べやすい蕎麦でした。
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さて、ここ『生蕎麦・角平』さんでいただいた蕎麦前と蕎麦が2013年の「蕎麦前納め」となりますが、今年もあちこちのお蕎麦屋さんで美味しい蕎麦前と蕎麦をいただきながら憩いの一時を楽しませていただきました。
また来年、美味しい蕎麦前と蕎麦に出会えることを楽しみにしています。
ごちそうさまでした。
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