7月27日、フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団は、マグサイサイ賞を、カンボジアの世界遺産アンコールワットの修復に尽力してきた上智大の石沢良昭教授等、個人5人と1団体に授与すると発表しました。8月31日にマニラで授賞式が開かれます。
石沢教授は、1961年にアンコールワットを訪れて以降、遺跡の研究を続けてきました。ポル・ポト派による大量虐殺などで遺跡保護の担い手が失われましたが「カンボジアの遺跡保護と修復はカンボジア人の手でなされるべきだ。」との信念から、1980年代末以降、人材育成にも取り組んできました。 財団は「安全・衛生面で危険にさらされながらも、専門知識の確立とアンコールワットの保護に執念を燃やした。卓越した指導力で、カンボジア人に自国遺産の保護の重要性を啓発した。」と評価しました。石沢教授は北海道帯広市出身で、2005~11年に上智大学長、2002年からは上智大学アジア人材養成研究センター所長を務めています。
同賞は「民衆に根差した政治家」として人気があったフィリピンの故マグサイサイ元大統領にちなみ、アジアでの活動を対象に1958年から授与が始まり、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれます。 これまでに、インドの故マザー・テレサや元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏らも受賞しており、昨年は国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊が、日本の団体として初受賞しました。
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石沢教授は、1961年にアンコールワットを訪れて以降、遺跡の研究を続けてきました。ポル・ポト派による大量虐殺などで遺跡保護の担い手が失われましたが「カンボジアの遺跡保護と修復はカンボジア人の手でなされるべきだ。」との信念から、1980年代末以降、人材育成にも取り組んできました。 財団は「安全・衛生面で危険にさらされながらも、専門知識の確立とアンコールワットの保護に執念を燃やした。卓越した指導力で、カンボジア人に自国遺産の保護の重要性を啓発した。」と評価しました。石沢教授は北海道帯広市出身で、2005~11年に上智大学長、2002年からは上智大学アジア人材養成研究センター所長を務めています。
同賞は「民衆に根差した政治家」として人気があったフィリピンの故マグサイサイ元大統領にちなみ、アジアでの活動を対象に1958年から授与が始まり、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれます。 これまでに、インドの故マザー・テレサや元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏らも受賞しており、昨年は国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊が、日本の団体として初受賞しました。
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