空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

姿勢でかわる相手の姿勢

2015年07月24日 08時10分31秒 | 思考試行

こちらが、丁寧に相手をたてながら、対応していると、それにつけあがってくるような人がいる。そこで、考えを変えて、相手が無理筋を押してきたときに、ちょっと骨のあるところを見せる。そうすると、相手は、これは油断ならないと態度を変更してくる。こちらも強くでれば、相手はようやく当方を認めるというのである。

これは、結局は、生きているものの悲しい本能とでもいうべきものだろうか。抵抗しないおとなしいものは、どんどん軽んじられることとなる。英語の得意でない日本人俳優が、アメリカで仕事をするばあい、あまり主張しないでいると、どんどん馬鹿にしてくるというのである。

日本の場合は、相手のことを考え、気配りをすることは、美徳されまたある程度、当然の行為と思っているが、欧米の場合は、そんな気配りは、あまりないらしい。

それぞれ国の歴史があり、伝統文化があるわけで、それでいいのだが、狭い地球である。戦争なんかしないで、平和裏に助け合って暮らしていければどんなにいいだろうか。

悲惨な状況がどんどんと改善され、物事があるべき姿へと進んでいく。そんな方向が取れなければ、人類は早晩滅びることとなる。環境問題が深刻になれば、イスラムもキリストもないし、領土も権益も関係ない。

人類が滅びる方向を歩むのか、それとも、長く生存できるのか、今、分水嶺にいる気分である。誰かの子分となって、武器をもって戦争しようなんてとんでもない考えで、とうとう国会を動かし始めた。制度がもたらす権力で、民意の多数を得ているという顔をして、国を改変しようとしている。

権力を規制する憲法を侵しても、違反していないと強弁する。実際の支持は、17%しかないのに、でかい顔をしてとんでもない議席数を掠め取っている。この議席をもとに無理筋を押してきている。この強くでてくる思いはどこからくるか、権力を持つ者が、外国から馬鹿にされコケにされ、頭にきて武力を使うぞと言いたいのかもしれない。

しかし、その姿勢は国民のことは、大人しく、強く出れば引っ込む相手とみているのか、国民サイドもまた、舐められていては、いつの間にか戦場にいると、なりかねないのである。こちらも強くでなければならない。

 


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